1月28日の土曜日の午後3時
楽しみにしていた渋谷オーチャードホールに出かけた
ピアニスト小山 実稚恵さんのリサイタルを聴きにいくために
毎年2回開催されている12年24回リサイタルのちょうど12回目
テーマは「音の洪水」であった
今回も前奏曲と練習曲であったが、驚きの連続
シューマン、ラフマニノフ、ショパン、ラフマニノフの順に6曲ずつ演奏された
聴きたかったのは最後のラフマニノフの練習曲集「音の絵」より6曲だった
スタインウェイと3年寝かした岐阜のひのきの新しい舞台床
絶好調の小山さんの演奏
すばらしいラフマニノフだった
いつもの通りアンコールは3曲
リストのため息
浅田 真央が滑るときの音楽だったラフマニノフの「鐘」
荘厳な鐘の音だけでなくやさしさ弱さなどピアニシモの魅力が光った
そして最後は大好きなヴォカリーズ
ピアノ生演奏は初めてだったがすばらしい演奏だった
こんなにもラフマニノフを自分の曲にしている人はいないと思って調べてみたら
小山さんは大学院の修士論文のテーマがラフマニノフだったんですね
ますます、小山さんとラフマニノフが好きになった土曜日でした