猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

待たれる喜び

2012-01-07 | 日記
            

  毎日新聞を読んでいると、読者のコラムに感激することがある
  朝日新聞朝刊のコラムに「ひととき」というものがある
  400字程度だが、読者の気持ちが伝わってきてとてもうれしい

                

  1月5日のタイトルは「待たれる喜び」
  埼玉県の民生委員をやっている66歳の女性Aさんの話
  民生委員になって2年目
  ひとり暮らしの高齢者の安否確認訪問を行っている

  あるお宅では、テレビがついていて、戸も開いているが声をかけても出てこない
  しばらくしてやっと出て来た女性は、今日Aさんが来るのであまりひどい姿では恥ずかしいので
  ズボンを履き替えていたという

  次のお宅では、窓は開いているのにチャイムをならしても返事がない
  夕方またのぞきに行くと、台所の電気がついていて、数回目のチャイムでやっと出て来た
  「耳が遠くて気がつかなかった。今日はAさんが来る日なのに変だなあと思っていた」とのこと

  そうか私を待っていてくれたんだと思いAさんはとてもうれしくなったという

                

  毎日仕事で疲れて帰ってきても、おいしい料理を作って待っていてくれる私
  「待たれる」ことのうれしさを感じるこのごろである