猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

次郎

2010-01-27 | 日記
昨晩、NHKの特集を観た。2008年1月放送の再放送
内容は、銀座の鮨屋「すきやばし 次郎」の職人御年82歳の小野 次郎さんにスポットをあてたもの


いいことを言う。「不器用だからここまで努力してきた」、「仕事とは、与えられた職場で興味が湧くまで一生懸命やること。最初からだれも天職なんてわからない」、
「仕事とはきれいごと。きれいでなくては、お客さまを満足させられない」


人柄は温厚で、お客様目線で仕事をしているアイデアマンである。
オヒツの置き場所、お釜の特注の重いフタ、寿司ネタをいれるザルも特注品など多数。
調べてみるとコース20ネタで2万円なり。高いと思うか安いと思うか本人次第・・・


友人のフレンチの重鎮ジョエル・ロブションが店に食べに来た。
すぐれた職人に洋の東西はない。言葉は通じなくても、目と味で相手(ライバル)がいい仕事をしていることを評価していた


「三ツ星なんて関係ない。さらにおいしいものを追及するだけです」という彼の言葉には重みがあった