ニュース雑記帳

日々のニュースからテーマを拾い雑考してます

責めるためではなく、原因究明の為に動いてください!

2008-02-29 17:09:06 | Weblog
イージス艦の事故・・・被害者のお二人、まだ見つかっていないんですよね・・・

でも、ご家族から、捜査打ち切りの申し出があったとか・・・。みなさんには、他にすべき事があるだろうからと・・・。このニュースを聞いたとき、それは漁協に対しての申し出だと思っていたんですよね、勝手に。でも、自衛隊に対しても、そう申し出られたんですね・・・なんか、スゴイなって涙が出ました。

事故が起こって数日の頃にも、ご家族の方か漁協の方か、とにかく関係者の方が「この事故を政争に利用しないで欲しい」と仰いましたよね。石破防衛大臣が辞任するしないなんてことは、後にしてくれって。

さらには「あたご」の艦長がお詫びに訪れた時にも、家族のどなたかは「艦長が一番辛いかもしれない」って、逆に艦長を気遣っておられましたよね。

なかなか言えないことです・・・ほんと、すごいと思います。その言葉を聞いたときは、マジで号泣しそうになりました。

だからその分、野党やマスコミの対応が、品性卑しく感じられてしまいます。彼らは何がしたいのかな。石破さんを辞めさせたい、それが最終目標なのかな。それで、自民党に打撃を与えたい、そういうことなのかな。正直、わたしなんかは、石破さんなんて、どうでもいいって思うんだけど・・・それが何より重要なのかな。

とはいえ、冷静に考えれば、野党としては仕方ないかもしれませんね、そういうスタンスになっても。政府の責任や、大臣の責任を問わないわけにはいきませんからね。でも、「さあ今だ!チャンスだ!!」みたいな雰囲気を、むんむん醸しだすのは、かえってマイナスだと知って欲しいですね。もっと、上手く立ち回って欲しいです。イメージ戦略は大切ですから。

だから・・・問題にしたいのは、やっぱり、マスコミですね。

わたしは、いつもマスコミには厳しすぎる意見を言っていると思うのですが・・・それは、未だに、マスコミに対して期待したい気持ちが消してしまえないからです。一人一人の力は、とても小さい。でも、それが集まれば、すごく大きな力になる。それをリードする能力を持っているのがマスコミだと思うから・・・マスコミには、それを意識した、誇りある行動を取って欲しいと思ってしまうのです。でも・・・

政治家を育てるには、飴より鞭なのだろうとは思います。褒めて伸ばすより、叩いて大きくさせるのが良いのだろうと思います。だから、批判をするなと言うわけではないのですが・・・目的は何なの?と聞きたくなるような報道の仕方が、あまりにも多いです。

今度の事故の場合だと、原因究明と再発防止が目的のはずなんですが、何が悪かったかを突き止めたいわけじゃなく、誰かを責めるためのネタ探しに躍起になっている気がします。その誰かが、より弱い者ではなく、より大きなものであることが、救いではありますが、とにかく「責める」が目的なのは、どう考えても建設的ではありません。感情論ではなく、もっと淡々と客観的に、原因に迫っていく冷静な姿勢が欲しいと思うのは、わたしがマスコミに期待し過ぎているんでしょか。そんなことはないと信じたいです・・・信じたいです。

メディア同士のライバル意識で扱いが露骨に変わる?

2008-02-08 17:45:54 | Weblog
昨日は、倖田來未さんの謝罪インタビューが、フジテレビだけで、しかも夕方の一番組だけで流されましたが・・・その後の、各テレビ局の取上げ方が、面白いというか、悲しいというか・・・なんだかなぁ~って感じでしたよね(^^;。

正直、分かりやす過ぎて、笑っちゃいませんでしたか。だって、フジテレビ系は、一気に倖田來未さんに好意的になり、たとえばテレビ朝日系は、露骨に批判的でしたもの。それって、たぶん、うちで独占させてくれて有難う&他局に独占させやがっての報復ってことなんでしょうね。

週刊誌のスクープ合戦の裏側って話でも、似たようなことを耳にしますし・・・
そうそう、亀田一家の取り扱いにも、似たようなことがありましたね。

まっ、情報番組なんて言っても、ショーですし、営業ですから、そうなるのは当然なのかもしれないですが・・・まだ、どこかに公平性を期待してしまう甘いワタシは、ちょっとガッカリしてしまってのであります。

特に、テレビ朝日の「スーパーモーニング」を担当している珠ちゃん(赤江珠緒さん)は、個人的に贔屓していたので・・・今回の対応は、ちょっと悲しかったです。赤江さん、ご自分でも気になってしまったんでしょうね。番組内で、倖田さんの一社独占インタビューを批判する意見が上がっていたので、少し前に沢尻エリカさんの涙のインタビューを独占放送したことが。それで、それを弁解するようなコメントをしちゃったんでしょうね。けどそれが、珠ちゃんファンとしては、残念でありました。

しかも、その時の「スーパーモーニング」全体の論調としても、倖田來未さんのやったことは、沢尻エリカさんのやったこととは、比べ物にならないほど重大な問題だってことになってるんですよ。でも、そうなのかなぁ~。わたしの印象では、逆ですけどね。倖田さんの場合、たしかに人の心のデリケートな部分に踏み込む失言だったのに対して、沢尻さんは映画関係者に迷惑をかけ、映画ファンに不愉快な思いをさせただけっちゃあだけなんですが・・・倖田さんが無知と軽率でもって失言してしまったのに対して、沢尻さんの場合は自分の気持ちに素直に従ったらああなったわけで・・・よっぽど、沢尻さんの方が、困ったもんだと思うんですけど・・・テレビ朝日的には、そうじゃないみたいです。

もちろん、倖田さんのことに限らず、沢尻さんのことに限らず、個々人によって印象や判断は違ってくるように、メディアだって、それぞれの立ち位置を取るのは、むしろ当然だと思うんですが・・・それが、勢力争い的なことから決まってくるのだとしたら・・・なんともはやって思いませんか。

今回のことはタレントさんのことだから、エンターティメントの分野だし、タレントさん側にもメディア操作術みたいなものが要求されても仕方ないかとは思うんですが・・・これが、政治的な事柄や、社会的事件などになると・・・他社との綱引きで報道の内容が変わってくるようなことは、喜ばしいことじゃないですよね。

憤慨するほどのことではないんですが、なんだかなぁ~、なんだかなぁ~って思わずにいられない出来ごとでありました。

毒入り餃子事件で疑ってしまった、コープさんの大手企業への甘さ

2008-02-06 20:40:21 | Weblog
こういう、誰にでも読んでいただける場所での発言には気を配りたいとは思っているのですよ。前回は、倖田來未さんの発言を取上げて、その話をしたことだし・・・曖昧な自分の印象だけで、批判的な発言は控えなきゃって。でもね・・・今回は、ちょっと言いたくなっちゃったんですよね。

正直、ほんとに印象だけのことで、ちゃんとデータがあるわけじゃないんですけど・・・なんか、ちょっと言いたくなっちゃったんですよね。なので、読んでくださる皆さん、そこのところは了解して下さいね。あくまでも、こいつの印象なんだって思って読んでくださいね。

ほら、今、餃子のことで大騒ぎじゃないですか。もちろん、誰の関心事も、どこで毒物が混入したのかってことに尽きると思うんですが・・・わたし、ふと、問題の商品を消費者に販売していたコープさんに対して、違和感を感じたんですよね。

とある知り合いの勤務している会社では、コープさんにも商品を納入しているらしいのですが・・・彼の話を聞く限り、コープさんって、ものすごく口うるさい納品先みたいなんですよ。効能とか安全性とか、そう言うものに対して、ウザイほどチェックが厳しいって言ってたんですよ。マジで、無駄に厳しいと言っていいんじゃないかと思うほどの感じだったんですよ。あくまでも、彼から聞いた印象ですけどね。

で、わたしは「は~、さすがコープさんだ」と思ったんです。彼らのようにコープさんに商品を納入する業者さんは、ちょっと可愛そうだと思ったけど、だからこそ、コープさんは信頼できるんだって。でも、まっ、それでも産地偽装とか、いろいろ出て来るものではありますが、でも、まっ、完璧なんてありえないんだから、それは仕方ないかと思ってたんです。

でも・・・今回の事件のニュースをみていると・・・なんとなく、コープさん、ゆるくないかい?って、疑問が生じてきたんですよね。でもって、もしかしたら、それは、相手がJTという大きな企業だからじゃないのかなと・・・そう思ったら、ものすごく残念な気分になっちゃったんですよね。

もちろん、わたしたちにもありますよ、大きな企業、有名な店だから、だから大丈夫だろうっていう考えは。でも、それをコープさんがしちゃうと、コープさんの厳しさは、単なる弱いものイジメなのかなって気がしちゃったんですよね。小さな会社が相手なら、ねちねちと責めるけど、大きなところにはイイ顔するのかなって。だとしたら・・・ほんと、ガッカリなんですけど・・・どうなんでしょう、コープさん。そうじゃないと、言ってください、コープさん。

倖田來未、失言問題に思うこと・・・

2008-02-03 16:36:19 | Weblog
あ~・・・これは、悲しい失言ですね、倖田來未さん。

TVなんかで拝見している、彼女の言動を見ていると、悪い人じゃないと思います。だから、ほんとに悪意はなかったんだと思います。たしか、女性マネージャーさんが結婚されたということで・・・お祝いの気持ちも込めて「早く子どもを産んじゃいな」って意味で言ったんでしょうね。常日頃から、恋愛至上主義的な発言も多いし・・・結婚とか、家庭とか、子どもとか、そういうことへの憧れみたいなものも大きい人だからこその発言なんでしょうね。

でも・・・それを表現するときには、気を配ったほうがいいこともあるってことが、まだ若い彼女には、思いが至らなかったんでしょうね。

当事者じゃなければ、それくらいの軽口に目くじらたてることはないじゃないかって思うことだと思うんですよ。倖田來未さんが、本気で言ってないのは明らかだし、誹謗中傷的な気持ちで言ったのじゃないのも十分に分かるし、何も事を荒立てなくてもいいんじゃないかと。

ただね・・・倖田來未さんに分かって欲しいのは、自分の言葉を、いかに多くの人が聞いているかとか、何かあったら如何に大きく取上げられるかってことの意味ですね。だから、身内の話っぽく話せるラジオとはいえ、不特定多数の人が耳にするんだということは、心得ていて欲しいですよね。

それと・・・やっぱり、彼女が、何も考えずに土足で踏み込んじゃったところは、とってもデリケートな領域なんだということですね。「一タレントが、ちょっと無神経な発言をしたからって、いちいち傷つくな。もっと強くなれ」って、安易に言えないほど、デリケートな領域なんですよね。

やっぱり、人って、他人の痛みは分からないものなんだなぁって思います。かくいうワタシだって、倖田來未さん以上に分かっているかと言われると、まったく分かってませんしね。だから・・・そうして、人は人を傷つけてしまうんですね・・・実に不用意に、悪意なく。

倖田來未さんが、ほんとうに他意がなかったと思うから・・・だからこそ、そのことが恐ろしいなと思います。わたしは彼女ほど目立つ立ち位置にいないから影響が少ないだけで、知らぬうちに、今回の彼女と同じことを、いっぱいしてるんだろうなと思います。

倖田來未さん、自分の発言の意味が分かってから、たぶん、すごく落ち込んでると思いますよ。そういう優しさは、ちゃんともった人だと思います。平凡な言い方ですが・・・彼女は、これで一つ、大切なことを学んだと・・・そうなんだと思います。

橋下徹さん、大阪府知事に当選・・・に思うこと(^^;

2008-02-02 13:34:58 | Weblog
橋下徹さん、テレビなどで、かなりハッキリ自分の考えを話しておられたので、他の候補者の方たちよりは、考え方とか人となりみたいなものは知られていると思うのですよ。政治家として、っていうか大阪府知事としての手腕の部分は、もちろん未知数ですけどね。

で、わたし個人としては、彼の考え方には、共感するところもあり、共感しないところもあり・・・です。天皇制に対する考え方とかも含めて、やっぱり、評されているように、右よりな思想をもった人だと思いますし・・・そんなに左寄りじゃないつもりのワタシからみても、ちょっと右がキツイかなと思うことは少なくないです。

ただね・・・それとは別に、ずっと変わらず彼を評価している部分は「熱さ」ですね。しかも、批判の熱さじゃなく、能動的な熱さをもっている・・・そこは、評価に値すると、そう思っていました。

鋭い視線をもって、素晴らしいことを仰る方・・・世に多いとは言い難いですが、嬉しい事に少なくもないと思います。ネット時代に入って、ブログも花盛り・・・朝まで飲み明かしつつ熱く語り合わなくても、色んな方のハードな部分の意見も聞かせてもらえる今日この頃ですから、頭のいい人って、意外に多いんだなぁと、そう思っています。

けれど、数々の課題を前にして、自分が動かなければと思う人となると・・・一気に、ガクッと減ってしまいます。名誉欲とか権力欲に動かされて、あるいは調子にのって動く人なら沢山いますけど、問題意識から動く人は、とても少ないのだと思います。特に、頭の良い人ほど、政治の世界に足を踏み入れようなんてことは考えないもののようです。

だから、考え方にマルママ賛成は出来ないにしても、自分の信じる正義や、自分なりの善にむかって、自分という存在を捧げようと行動した事に関しては、彼のことを評価してあげたいなと、そう思っています。まっ、だからこそ危険なのだといえない事もないのですが(^^;。

日記の方で・・・30代前半の頃に自分が書いたものを読んで、「このころの私は、偉かったんだなぁ」と思ったというお話をしたんですが・・・なんていうか、その頃のワタシが使っている言葉の端々には、「わたしが世の中を善く変えるんだ」という気概が感じられたんですよね。「本当に、自分の力で世界を変えられると、本気で信じていたんだね、この子は」って、そう思うと・・・30代の自分が、ものすごく愛しく感じられたんです(爆)。

もちろん、今のワタシから当時のワタシを見ると、眩しいなと思う以上に、危なっかしいなと感じるんですよ。その考え方、感じ方は危険だよって。それと同じ事を、大阪府知事になった橋下さんに対しても感じてはいるんですが・・・でも、それ以上に、若さのもつ「熱さ」には価値があると思うんですよね。

ほんとは・・・社会にとって一番いいのは、経験をつんだ年輩の人間が、熟成した熱さをもって事に当たることだと思うんですけどね。若さのもつ熱さに依存していると、おのずとリスクが高くなりますしね。うんうん・・・ほんと、そうなんですよね。だから、橋下さんを見ていてもそうだし、昔の自分を思い出しながらも思うんですけど・・・「四十代、五十代、頑張れよ!!」ってことに尽きる気がします。

ということは、まずは今の自分を立て直さなきゃと、そう思うのであります。橋下さんを批判してる場合じゃない、お前が頑張れよと、そう思わざるをえなかったです。いやいや、政治家として頑張れって自分に言ってるんじゃないですよ。それは違いますからね(爆)。