辻元清美さんの社民党離党について・・・

少し前ですが、社民党の辻元清美議員が離党の意思を表明されましたよね。で・・・それに、わたし、すごく納得したんですよね(^^;。社民党が、沖縄の基地問題のことで政権を離脱した時の辻元さんの様子を思い出して・・・ああ～なるほどそんな感じだったなぁ～って。

夫などは、彼女の選択を「沈む船の舵取りをさせられるのが嫌だったんだろう」って言います。「だって、いずれ党首に押されるのが目に見えているでしょ。けど、今の社民党で党首になってしまったら、政治家として別の展開をすることができなくなるでしょ」って。

けど、わたしは、もっと単純に、辻元さんは与党の楽しさを知ってしまったんだろうなと・・・そう感じたんですよね。批判するだけしかできない野党でなく、自分の手で実際に国を動かしていく与党の喜び・・・そのことにエクスタシーを感じない政治家は政治家じゃないと、わたしは思います(^^;。

もちろん、社民党の辻元として選ばれたんだから、次の選挙までは我慢しろよ・・・とは思いますよ。また、沈む船を捨てて、与党側に回りたいと露骨に行動する姿を好ましいと思うかどうかも別ですよ。

ただ・・・ああ、この人は、与党として活動した時間が、とってもとっても楽しかったんだろうなと・・・その分、きっとすごく頑張ってもいたんだろうなと、そう感じたのでありました。

でも、まっ・・・社民党への割り振りがなければ、彼女があのポジションに付けたかどうかってことを考えると・・・やっぱり、沈む船を見捨てる姿は、カッコ良くは見えませんけどね。我武者羅で真っ直ぐではあるけれど、幼くは見えます。けれど・・・日本的滅びの美学をもって政治家として大成できるかといわれたら・・・辻元さんの選択を頭ごなしに駄目とも言えなくなりますけどね(爆)。

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