ニュース雑記帳

日々のニュースからテーマを拾い雑考してます

イルカと犬と・・・

2010-11-07 14:11:10 | Weblog
どっちかっていうと、いつも報道の姿勢に批判的なことを言っているのですが・・・今日は、ちょっと褒めようかなと。

チャンネル、覚えてないのですが・・・昨日(土曜日)の夕方の報道系の番組でした。太子町の人たちと捕鯨に反対している人たちとの意見交換会のことを取り上げていました。

その時点で、すでに公平であろうと努力している雰囲気はありました。本人なのか保身のポーズなのかは分かりませんが、どちらかの立場に寄った報道にならないように努めているようには見受けられました。

そのことも評価できると思うのですが・・・感心したのは、その後です。鯨やイルカ以外にも、食用にすることに関する意見の対立がある動物ということで、韓国の食用犬のことを取材していました。これに、わたしは感心しました。

とっても個人的なワタシの感情をお話しますと・・・鯨に関して食用にすることに違和感はありません。けれど、イルカに関しては、なんとなく厭です。それに、大層な理由はありません。たぶん、鯨は小学生のころに給食でも食べていたということがあり・・・イルカには犬猫に通じる近しさを感じていて食べるのに抵抗があると・・・そういうとても感覚的なことだと思います。だから、自分はそう感じるけど、他人に対してどうしろとは思いません。

基本、わたしの考えは、それに尽きます。自分の感覚を他人に押しつけたくない、そう思っています。もちろん、各民族の固有の文化は尊重しようということにも、反対ではありません。また、鯨やイルカは駄目で、牛や豚なら良いということの意味が分からないとも思います。だから、シーシェパードのようなやり方は、独善的で賛成できない、そう思っています。

けれど・・・けれど・・・韓国の食用犬の映像を見て・・・正直、ものすごく辛かったのです・・・すごく悲しかったのです・・・。

それでも思います。だからといって口は出すまいと。けれど・・・そうは思いつつも、すごく辛かったです。で・・・もしかしたら、シーシェパードの人たちも、こういう感覚を感じて活動しているのかなと・・・そう思ったのでした。

やり方には賛成できないし、わたしは彼らのようには活動しないことに変りはないのですが・・・ちょっとだけ、彼らと共有できるものを感じた気がしました。

それを感じさせたくれたのは、韓国の犬食文化を取り上げてくれた報道番組のおかげだなと・・・それには感謝しなくちゃいけないなと・・・そう思ったのでありました。


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