朝青龍問題

なんだか、下品だなぁ・・・日本のマスコミ。ということは、つまり、我々が下品ってことか(^^;。

正直、わたし、朝青龍さんのこと、別に、可愛そうだと思っていません。自分で巻いた種だと思うし、それに対する対処は、いかにも子どもだなと思います。だから、全然、同情してません。

けど、それと、マスコミのやってることは、また別のことです。この騒動に加担したくないから、ずっとコメントは控えてたんだけど、なんだか、いい加減、馬鹿馬鹿しくなって、自分にケジメをつける為に、コメントしておこうかなと思った次第です。

とにかく、今、朝青龍さんは、心の病気だってことなんでしょ。それが詐病かどうか、そんなこと、いくらビデオを検証してみても分からないじゃないですか。専門家が直接会って診察しても分からないんですよ。なのに、誰が確かな判断を下せますか。そうしたら、どうすればいいか・・・それはもう、心の病だってことを受け入れるしかないわけですよ。だって、リスクを考えてくださいよ。もし、心の病であるのに、それを信じなかった場合のリスクと、詐病であったのに、それに騙されてしまった場合のリスク・・・確実に前者のリスクの方が深刻なんですから、とにかく彼は心を病んでいるんだと、それを前提にするしかないですよ。

なら、今は、彼を、そっとしておくことしか、マスコミも含めて、第三者には出来ないでしょ。

それにね・・・本当に心の病気であったとしても、ましてや詐病だったにしても、これから大変なのは朝青龍さん本人だと思いますよ。彼が、相撲を続けたいなら、それをこれからチャンと背負っていかなくちゃいけないんだから、今騒がなくても、それで良くないですか。もちろん、横綱を止めてビジネス１本でいくなら、そんなに大変じゃないでしょう。あるいは、格闘技あたりでヒールになってもいいですよね。でも、それなら、みなさんも文句はないわけでしょ。相撲を続けるなら、すべき事、守るべきものが沢山あって、いろいろクリアしていかないと、決して許されない問題が山積みだけど、そこからドロップアウトするなら、相撲界のルールに縛られることもないですからね。

だから、とにかく、今は、彼を温かい意味でも、冷たい意味でも、放置しておく時だと思いますけどね、そんなことないですか。