ニュース雑記帳

日々のニュースからテーマを拾い雑考してます

太平洋戦争に突入した頃の日本と、今の北朝鮮と・・・

2006-10-16 17:23:30 | Weblog
国連の決議に対して、受け入れられないと席を立つ北朝鮮の国連大使の姿に、太平洋戦争に雪崩れ込んでいく前の日本を思い浮かべる人は少なくないんじゃないかと思います。

でも、そういう人たちの中にも「とはいっても、金正日総書記と昭和天皇では、人柄から何から、まったく違う」と思う人は多いんじゃないかと・・・かくいう私も、その1人です。

でも、実際は、何一つ、直接に見聞きしたことからのイメージではないんですよね。北朝鮮の国連大使が席をたつ映像はニュースで見ましたし、同じように日本の外交官が国連で席をたつ映像はドキュメンタリー報道などて見た覚えがありますが・・・ただ、それだけでは、確たるイメージも作り上げられないわけで・・・わたしの中に、何かしらのイメージが出来上がっているから、両者が重なって見えたんでしょうね。

また、昭和天皇の人柄や、金正日総書記の人柄のイメージも・・・このお二人に、直接触れ合って培ったモノではないですから、結局は、作られたイメージの範囲でしかないわけですが・・・どうしても、違うと信じたいですね。

となると・・・民衆の正直な気持ちだとか、軍部の本音だとかも含めて、当時の日本のこと、とっても知りたくなりませんか? 出来るだけ美化することなく、けど、必要以上に卑下することもなく・・・できるだけ客観的な情報を知りたいと思いませんか?

日本は、この歴史から逃れたく逃れたくて仕方ないんですけど、近隣諸国との外交問題とか、正しい歴史認識うんぬんとかではなく・・・自らの知恵として、この時のデータを仕入れたいと思いませんか?

わたしは、北朝鮮の国連大使の後姿を見ながら、ふと、そんなことを思いました。