1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会にて発表された、サルバドール・ダリの彫刻“SUN GOD RISING IN OKINAWA”。
ダリが第二次世界大戦の戦場となった沖縄に思いを馳せ、2度と戦争が起こさないようにとの思いを込めて作られたという、その銀製の彫刻や未公開作品を含む約20点もの作品群がコレクターであるスペインのキロス伯爵の元で見つかりました。
既に一括で購入したいと香港の財閥から申し入れがあるそうなのですが、キロス伯爵のご好意で7月1日~9月30日までの3ヶ月間、沖縄への貸し出しが許可いただけたそうです。
ダリ展がようやく近くの美術館まで来てくれたので、秋分の日の昨日休みだった家人と一緒に観に行ってきました。
TVCMで見た限りでは、何だかなぁ~…な感じだったのですが、本物を目の前にして圧倒させました。
「第二次世界大戦の戦場となったOKINAWAの海から人魚に見立てた太陽の神が平和を願い、海から浮上してくる様を表現した(ダリ展パンフレットより抜粋)」というその彫刻は、大きな苦痛とあまりにも大きな悲しみに嘆きにくれる女神が、それでも空を見上げ、残させた子等の為に新たな一歩を力強く踏み出そうとする様を容易に想像させてくれました。
人目が無かったら絶対、泣いていたと思います。
それくらい、ダリのこのSUN GOD RISING IN OKINAWA”は胸に迫るものがありました。
沖縄在住の方、現在仕事や旅行で沖縄にいらしている方の一人でも多くの方々にこの作品をご覧になって頂きたいっ!!。
著名なコレクターであるキロス伯爵でもダリの作品を所有し続ける事は、昨今の情勢では難しいらしく香港の財団に売却寸前のこの作品ですが、キロス伯爵のご好意で今この貸し出し期間中に1億6千万円が集まれば、この作品の買取が出来ることになっているそうです。
そこで、日本に沖縄にこの素晴らしい作品を残そうと「ダリ作品を沖縄に残そう会」が発足され、小口の寄付から1口1万円以上の寄付まで、現在でも寄付を受け付けています。
昨日は家人と二人で、会場の隅っこにて
「どうしよう、私今手持ちあんまり無いよ~」
「自分も…ι」
と、ちょいと寂しいやり取り…( ̄▽ ̄;)。
それでも何とか諭吉さん1人分をかき集めて、出させて頂きました。
最悪買い取れなかった際は、財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団に寄付されるそうなのですが、ダリ展のオープニングセレモニーにいらしていたキロス伯爵ご本人からセレモニーの挨拶中、1600万円の寄付の申し出もあったとか(嬉涙)。
もう、こうなったら絶対に沖縄に残ってほしいものですっっο(`^´*)!。
昨日美術館にて偶然沖縄ダリプロジェクト実行委員長の溝部氏とほんの少しですがお話しする機会があり、ぎりぎりまで頑張ると仰ってました。
実際現場で予算を集める方々のご苦労は、筆舌に尽くしがたいのではないかと思います。
そのご苦労を思うと、只々頭の下がる思いです。
もし、このブログをご覧になった方で、“SUN GOD RISING IN OKINAWA”に興味を持たれた方は是非下記へアクセスしてみて下さい。
私に出来ることといえば、この場を借りてダリの作品の紹介させて頂く事だけなので…。
最後まで読んでくださった方へ。
長々とお付き合い頂き有難うございました~m(_ _)m。
巨匠ダリが海洋博で発表した沖縄の宝。再び上陸!
「ダリを沖縄へ」
ダリが第二次世界大戦の戦場となった沖縄に思いを馳せ、2度と戦争が起こさないようにとの思いを込めて作られたという、その銀製の彫刻や未公開作品を含む約20点もの作品群がコレクターであるスペインのキロス伯爵の元で見つかりました。
既に一括で購入したいと香港の財閥から申し入れがあるそうなのですが、キロス伯爵のご好意で7月1日~9月30日までの3ヶ月間、沖縄への貸し出しが許可いただけたそうです。
ダリ展がようやく近くの美術館まで来てくれたので、秋分の日の昨日休みだった家人と一緒に観に行ってきました。
TVCMで見た限りでは、何だかなぁ~…な感じだったのですが、本物を目の前にして圧倒させました。
「第二次世界大戦の戦場となったOKINAWAの海から人魚に見立てた太陽の神が平和を願い、海から浮上してくる様を表現した(ダリ展パンフレットより抜粋)」というその彫刻は、大きな苦痛とあまりにも大きな悲しみに嘆きにくれる女神が、それでも空を見上げ、残させた子等の為に新たな一歩を力強く踏み出そうとする様を容易に想像させてくれました。
人目が無かったら絶対、泣いていたと思います。
それくらい、ダリのこのSUN GOD RISING IN OKINAWA”は胸に迫るものがありました。
沖縄在住の方、現在仕事や旅行で沖縄にいらしている方の一人でも多くの方々にこの作品をご覧になって頂きたいっ!!。
著名なコレクターであるキロス伯爵でもダリの作品を所有し続ける事は、昨今の情勢では難しいらしく香港の財団に売却寸前のこの作品ですが、キロス伯爵のご好意で今この貸し出し期間中に1億6千万円が集まれば、この作品の買取が出来ることになっているそうです。
そこで、日本に沖縄にこの素晴らしい作品を残そうと「ダリ作品を沖縄に残そう会」が発足され、小口の寄付から1口1万円以上の寄付まで、現在でも寄付を受け付けています。
昨日は家人と二人で、会場の隅っこにて
「どうしよう、私今手持ちあんまり無いよ~」
「自分も…ι」
と、ちょいと寂しいやり取り…( ̄▽ ̄;)。
それでも何とか諭吉さん1人分をかき集めて、出させて頂きました。
最悪買い取れなかった際は、財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団に寄付されるそうなのですが、ダリ展のオープニングセレモニーにいらしていたキロス伯爵ご本人からセレモニーの挨拶中、1600万円の寄付の申し出もあったとか(嬉涙)。
もう、こうなったら絶対に沖縄に残ってほしいものですっっο(`^´*)!。
昨日美術館にて偶然沖縄ダリプロジェクト実行委員長の溝部氏とほんの少しですがお話しする機会があり、ぎりぎりまで頑張ると仰ってました。
実際現場で予算を集める方々のご苦労は、筆舌に尽くしがたいのではないかと思います。
そのご苦労を思うと、只々頭の下がる思いです。
もし、このブログをご覧になった方で、“SUN GOD RISING IN OKINAWA”に興味を持たれた方は是非下記へアクセスしてみて下さい。
私に出来ることといえば、この場を借りてダリの作品の紹介させて頂く事だけなので…。
最後まで読んでくださった方へ。
長々とお付き合い頂き有難うございました~m(_ _)m。
巨匠ダリが海洋博で発表した沖縄の宝。再び上陸!
「ダリを沖縄へ」