呂俶の「一言雑談」

大好きな小説『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行氏・著)の自作イラストや、日々のよしなしごと録。写真・絵の転用はご遠慮下さい。

年に一度の楽しみな味

2015-03-29 10:52:02 | 食・その他
風が温くなり、草花の新芽が芽吹く季節がやって来ました。
そろそろ、クサスギカズラの新芽が出ているのではないかと、午後休みだった先日、何時もの岬にお邪魔。

その日は生憎のお天気で、石灰岩土壌に這うようにして広がる海浜植物の原っぱもちょっと寂しげ。
目的の新芽を探しながらお散歩していると、だんだん目が慣れてきました。
よ~く見ると、そこかしこに新芽のオンパレードっ♪。

ピンポイントに良い時に来たなぁ~っと、友人と共にせっせと新芽摘み。


キッシュに入れる分があれば良いかと、控えめに収穫。
新芽の隣、ふわっとした葉の柔らかそう草は、クサスギカズラの新芽がちょっと育った状態。
何時見てもまるで別物っ。

家族の多い友人が張り切って採った新芽のおすそ分けを貰い、最終的にはこの量。

…3倍に増えましたf^_^;。
あっ、勿論採り過ぎたりはしてませんよっ。

良く洗い、一度湯がいて色止めしたクサスギカズラをベーコン、にんじんと共に炒めて焼いておいた土台にアパレイユと共に流しいれ、我が家の春の味“クサスギカズラのキッシュ”完成♪。
ほろ苦い春の味は格別でしたっ(*^_^*)。

レーズンスコーンはお彼岸に作ったお供え物。
ちなみに左奥は、余った土台にホワイトソースを乗せて、ゴーヤーとパルメザンチーズを振った有り合わせ物。これも結構イケましたよ♪。

お店のそばより先に頂きました♪

2015-03-27 00:17:16 | 食・その他
1月の後半、地元情報バラエティ番組で告知していた「きしもと食堂とファミリーマートがコラボで、沖縄そばのカップ麺を販売」。
本部(もとぶ)町のきしもと食堂といえば、開店からすぐ売り切れることで有名で、前を通るたび長蛇の列を見掛けるお店。
それで、一度も行ったことがなくってf^_^;。
本場の味とはいかなくても、ちょっと試してみたいなぁ~っ♪と、仕事帰りファミマに寄ってみました。

県内のファミマでは売り切れ店も続出と聞いていたので、とりあえず住宅街の傍の立地は避けつつ行ってみると、ありましたっ♪棚に残り2つ♪。

お味は個人的には鰹より豚骨のこくが強い気がしましたが、沖縄そばのなかではあっさり味になるのかな。
薄切り三枚肉はちゃんと煮込んだ三枚肉の味がして、カップ麺としても結構手の込んだ商品なのではないかと。

こちらのサイトで詳しくレポートされてましたよ♪
sirabee.com/2015/02/05/16945/

ちなみに蕎麦粉を30%以上含まない麺を「そば」と呼称してはならないという公正取引委員会からのクレームで現在は「沖縄」とつけて「沖縄そば」という名称になっていますが、もともとは中国からの冊封使をもてなすための宮廷料理でした。
ですから、歴史も450~500年位はあるそうです。
庶民の味になったのは明治後半からだとか。


16世紀末あるいは17世紀初頭に蕎麦粉を麺に加工する「蕎麦切り(そばきり)」という形が生まれたそうなので、そばの名称で麺として食していたのは沖縄そばが先のようです~。
どちらも諸説あるようですが、物の歴史って面白いですね(*^_^*)。

隣の赤いきつねは東洋水産さんつながりで。
大きさの比較になるかと♪。

風景道すがら・足元の春

2015-03-25 17:00:00 | 風景道すがら
こちらは山原ドライブ折り返し、東村の揚水発電所の展望台に寄った際あちらこちらに咲いていた“リュウキュウコスミレ”。

リュウキュウコスミレは全島何処でも普通に見られるスミレですが、変種・亜種が多く花色も様々。
紫色・薄紫・桃色・白色とバラエティーに富んでいます。
花期も11月から4月までと長く、草を刈る際スミレだけは残す方も多い、とても身近で好きな方の多い草花。
ちなみに、私は紫の濃い花色が好きですわ♪。


*↑この写真はお持ち帰りフリーです。お気に召しましたならどうぞ(*^_^*)。

あっ今更ですが、投稿日時17時ジャストの記事は予約投稿になってます。

初やぎ体験

2015-03-24 23:19:37 | 食・美味しいもの屋さん
まだまだ写真があるので、先月のドライブから。
国頭村の北国小学校の帰り、辺戸岬まで足を伸ばして見つけた新しいパーラー。
以前あったパーラーはもっとシンプルな“THE沖縄パーラー”な佇まいが素敵でしたが、超大型台風の被害で閉店したとのこと…。

久方ぶりに訪れた辺戸岬、お昼に良い頃合だったのでお店を覗いて見つけたメニュー。
“やぎそば”…思わず二度見。
やぎを沖縄そばに入れちゃったんですかっ。
こっ、これは試してみたいかも…と、以前から山羊料理に興味があったので、この際初チャレンジっ。

上に乗っている山羊肉を一口………確かに癖はありますが、私ラムもマトンもイケるくちなので大丈夫っ。
あっ、でも皮の部分はかなりケモノ臭が(^_^;)。
山羊汁に生のフーチバー(よもぎ)をたっぷり入れて頂くのはこの為なのねっ、と実感。
フーチバーと一緒に口にすると、癖の強い部位でも美味しく頂けました♪。

お出汁もおそらく山羊のものなのでしょう。見た目よりあっさりしていて、それでいて深いコクがあって…今まで頂いたことのない、喩えが見つからないお味。
でも美味しいっ。

一緒のお盆に添えられた、今朝すりおろしたであろう生姜と粗塩を入れると更に美味しさアップ♪。
麺はスーパーで手軽に購入出来るものを使用なさってましたが、そこを差し引いても山羊の味を堪能出来たことは嬉しかったですね~(*^_^*)。


ちなみにパーラーさんの外観。
右横の階段から建物の屋上に登れるようです。
お客さんの居ない時を狙って撮影させていただきましたが、この日はひっきりなしに団体さんが出入りしていて、とてもお忙しそうでした。

注文後見つけた“から揚げ”と“フライドポテト”“ジューシーおにぎり”も美味しそうでした(^q^)。

崖の上のリュウキュウコザクラ

2015-03-10 23:58:47 | ちょっとそこまで
2月下旬、北部ドライブの際寄った名勝“茅打ちバンタ”遊歩道脇に咲いていた“リュウキュウコザクラ”。

茅打ちバンタは沖縄海岸国定公園に含まれ、高さ100mほどの断崖絶壁の頂上。
無論、大変風が強い。

直径3mmほどの花を撮ろうと強風が収まるのをじーっと待つ間、後ろを通る観光客の皆さんからの「何こんな所にしゃがみこんでんねん」(通られたのは西日本からのお客さん方でした)的な視線がイタくて(笑)。

コンデジの限界にチャレンジ的な大きさでしたが、思ってた以上に良く撮れたかと(*^_^*)。