天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

庭のヘビ

2010-09-09 21:12:40 | Weblog
今日は、吹く風の心地よさを久しぶりに味わいました。

やっぱり戸外の空気って気持ちがいいですね。風を受け
てシャツが肌に当たる感触がなんともいえません。

この頃、照り付ける日射しに負けて、用事があって街に
出かける以外は家の中に閉じこもりがちだったので、な
おさらすがすがしさを感じました。

(そういえば、昨晩引いた大天使オラクルカードのメッセ
ージも、大天使ジョフィエルの「Outdoors」。外へ出て、
新鮮な空気を吸ってみましょうというものでした。)


ところが……ちょっとびっくりするハプニングが……。

洗濯の済んだ衣類を干そうと、庭の隅に置いてある洗
濯機のそばへ行くと……

何と、大きなヘビがいるではありませんか!

その瞬間、思わず悲鳴を上げてしまいました。

身の丈1メートルくらいはありそうなそのヘビは、じっと
こちらを見つめ、動こうとしません。

どうしよう……。

洗濯機に近づくこともできず、私もその場に立ちつくし
て、ただオロオロするばかりでした。

するとヘビは、怖気づいた私を見透かすかのように、
裂けた舌をベロベロと見せたと思うと、垣根の隙間を
するりと抜けて、姿を消してしまったのです。

この間、おそらく1分もなかったでしょうが、私には恐
ろしく長く感じられた時間でした。


ヘビが去った後、あの「お見合い」の時間の自分の
感情を反芻してみないではいられませんでした。

どうしてあんなに、怖かったのだろう?

まず第一に、もしこれがマムシだったらどうしよう、と
いう怯えがあったと思います。

つまり、毒ヘビにかまれることに対する「おそれ」を感
じたのですね。

「おそれ」は「愛」の対極に位置するものだという言葉
に、今まで多くの機会に接してきました。

そのことは自分としても腑に落ちたと感じ、この宇宙
が「愛」に満たされていることが信じられるなら、もう
やたらと「おそれ」を抱くことは必要ない、そう思える
ようになったつもり、だったのです。

それなのに……

やっぱり、さっきの私は「おそれ」に支配されていた!
そう感じて、一瞬へこんでしまいました。

宇宙いっぱいの「愛」への信頼は、どこへ行っちゃった
の?

洗い上がった洗濯物を干しながら、自分を問い詰めた
のでした。


物干し台の上は、今日も抜けるような青空。

そこに、例の(守護天使の?)エネルギー体が見えま
す。

まるでこちらを見守ってくれているようで、回りにうっ
すらと虹色のリングが。

「大丈夫。無理しないで。」

そう呼びかけてくれているような気がしました。

「そう……やっぱり、無理もないよね、人間なんだから。」

物干し台の風に吹かれながら、空を見上げるひととき。

折れかかったココロをしゃんと立て直すきっかけを、天使
が与えてくれたのかもしれません。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 


ちなみに、ウチのことを熟知している母に後で聞いたとこ
ろによると、私の見たヘビはどうやらマムシではないよう
です。

このあたりでは「アカヘビ」と呼ばれているヘビで、毒は
ない種類だそうです。(正確な学術名は違うかもしれま
せんが。)

やっぱり、「おそれ」は必要なかったのですね。