オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

絵画の中の花との縁

2009-01-31 22:56:09 | Weblog
昨日の続き。
露天風呂で長湯したあと彼女の山荘で夕御飯ご馳走になり、真夜中まで、彼女のアートの話を楽しく聞いてご機嫌でした。
武市さんの水墨画が3月上旬東京の国立新美術館で開催される水墨画秀作展に出展されます。
ツルネン幸子さんをお誘いして行きたいものです。

植物に関わる仕事をしてきたからでしょうか、生の花より、絵の中の花の方が迫力があり新鮮でより惹かれるのです。

中島千波画伯の桜の絵も大好きです。
まるで桜の巨木と満開の桜の花が千波先生に絵を描かせているような気がします。

山梨で子育てしていた頃に観ていた小淵沢の神田(しんでん)の大糸桜は畑の真ん中にありましたし武川の山高の神代桜も懐かしい思い出。
それらの桜の樹は千波先生が描いておられ、桜にまつわる楽しいお話をしたことがあります。残念ながら、千波先生の絵はまだ持っていないのですが、桜図鑑という画集に直筆サインをしていただきました。
千波画伯の薔薇の絵も大好きです。これも薔薇が描いてって言ってるような・・・
そう、花の縁、不思議です。

まこりんのブログに出会ってメッセージを下さった方のことも書かなくっちゃ。まこりんの仕事場にある、故川崎千春氏の薔薇の絵のことを以前に書きましたが、川崎千春さんを検索されてまこりんのブログにたどり着いたという経緯。

薔薇の絵のご縁でしょうか。

上昇気流に乗っている知人のこと

2009-01-31 08:20:58 | Weblog
「お久しぶり~。来てるのよ~。時間ある?」

忙しくてなかなか山荘に来れなかった武市さんです。

いつものようにマキノ温泉さらさで会うことに。

彼女は今や売れっ子新進水墨画アーティストです。
数年前にデビューしてあれよあれよと言う間に彼女の作品は数々の賞に輝き、美術年間にも堂々載っています。

武市桜と呼ばれるほど、水墨で桜ばかり描いているのですよ。
それも朧月夜の桜の花です。ほわぁ~っとした月明かりの桜。
墨の濃淡だけで満月も桜の花びらも、老木の幹も表現してしまいます。

水墨画ならではのモノトーンの満開の桜は日本人ばかりか外国人の心も捉え、
モナコに招待されたこともあり、今度はニューヨークでも個展の依頼があったそうです。

尼崎に住み今津の山際に山荘を持っていて、時々こちらに来て自然の中に浸り、存分に鋭気を養って帰り、一気に作品を描きあげているとか・・・・

海津大崎の桜や山荘の近くの、小さな神社の桜が彼女の心像となって、まるで桜の精が描かせているような画なのです。

いつものように露天風呂に浸かりながら積もる話です。
彼女の上昇気流に乗って輝いている姿、近況やアートの話がポンポン出てきますから、楽しいのなんのって・・・・

こちらにいると、イナカシティーの自然に恵まれ、農や食、EMで楽しく付き合える仲間はいても、アートの話はねぇ~、息子以外とすることないですから。


そう、出会いも露天風呂ででした。
何年か前、まだ彼女が画壇にデビューしてしないころでした。

~続く~