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Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

MINIチャリ散歩:府中・国立へ⑥ 大国魂神社(5)

2012年10月03日 16時37分22秒 | MINIチャリ散歩

拝殿の周りには各地の神社の支社が設けられていて。こういうのを見ると、この武蔵国が
如何に色々な他国と繋がりがあったか、或いは各地の人々が当地に 移り住んでいたかが
伺えるのではないかと思います。

こちらはご存知京都の松尾大社の支社。当地の醸造家の勧請で寛政12年(1800年)に
完成しています。

巽神社。この神社は元は千葉の市川にあったものが移設されました。旧名は「市神社」
ですが、本殿の巽の方角にあったためいつしか現在の名前に。

こちらは東照宮。二代将軍秀忠の命により元和4年(1618)に造営。家康の遺体を日光東照宮に
運ぶ際、当地に一晩逗留されたことを伝えるために作られたもの。

 

門前の狛犬さんが結構ダイナミックに恐ろしい顔をしています。こんな大きな口をあけた
阿さんは初めて見るような。

こちらはなんと二つの神社が合祀されています。こういうのって他にあるのかなぁ。
住吉神社と大鷲神社で、前者は大阪住吉に本社があり海運・商売繁盛の神様、
後者は大阪堺で開運・商売繁盛の神様をそれぞれ祭っています。

こんなところにも多摩川の水運で栄えた当地の往時が偲ばれます。

 

こちらの狛犬さんたちは結構愛嬌のある顔をしています。両方とも口を閉じて阿吽のカタチに
みえないのですが・・・(苦笑)でも、片方には角がある!こういうのも面白いです。

以上大国玉神社のご紹介を終えて、再び府中駅前に置いていた チャリに跨り、更に甲州
街道を西に進みます。

 

 

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ⑤ 大国魂神社(4)

2012年10月02日 16時32分32秒 | MINIチャリ散歩

拝殿です。

扁額には「総社六所宮」と書かれています。
この大国魂神社は景行天皇(111年)に武蔵国の守護神として創建。最初は祭祀を武蔵国
国司が行っていたそうです。その後平安時代になり各所の諸神を集める総社となり、同じく
平安末期に著名な六ヶ所の神社を集め「武蔵六所宮」と呼ばれるに至りました。
こういう経緯を見ると、この扁額は平安末期のものかも知れません。

 

久しぶりのお参りでお賽銭もちとはずんで、長い時間をかけて家族の平穏無事をお祈りして。
え~と、皆様のご健康を僭越ながら併せてお願いしましたよ。

結構な勾配を持った入母屋作りの屋根であります。

反対側からのヴュー。屋根の流れがきれいですね。
尚、現在の屋根は銅板葺きですが元々は檜皮葺きでありましたが、慶応年間に銅板に改築
されて現在に至ります。

徳川家康は関が原合戦、大阪の陣の戦勝祈願を行っています。

 
裏手に回ると本社の屋根が木々の中に見えます。

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ④ 大国魂神社(3)

2012年10月01日 16時30分54秒 | MINIチャリ散歩

随神門を潜ると左側にこんな立派な建物が。「鼓楼」といいます。
これはお寺にある鐘楼と同じ役割をしたもの。神社では鐘の代わりに太鼓を叩いて
時を告げ、また重要な知らせを伝えたものでした。

この建物は家康が江戸開幕を祝い建設したもの。対面には三重の塔があったようですが
現在では残されていません。この鼓楼は正保3年(1646)に焼失、嘉永7年(1854)に
再建されたものです。

本殿前には中雀門がありますが、その前ある絵馬置き場。いやはや沢山の絵馬が
ぎっしり。

 

中雀門を守る狛犬。この狛犬さんも見事ですが、台座の細工がなんとも。

中雀門から拝殿をのぞいています。

 

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ④ 大国魂神社(3)

2012年09月29日 16時37分34秒 | MINIチャリ散歩

久しぶりにこちに参拝に来てびっくり。なんとまぁ、立派な門が完成しました。
この門の名は「随神門」と言います。
神社の御鎮座1900年を記念して有志の篤意で浄財を集め建設し平成23年に完成
したもの。

総ヒノキ作りだそうで、久しぶりにこんな立派な門を見ました。

 

門の中にはこんなお姿のお二人の彫刻が。それぞれ「豊磐間戸命」「櫛磐間戸命」(ん~ん、読めない 苦笑)
というんだそうです。俗称は右大臣・左大臣だそうです。

この扉だけで畳五畳分があるそうです。ヒノキのぬくもりのある表情がいいですねぇ。

裏側には恵比寿天の彫像が。これら彫像は資料に基づき東京工芸大学で製作されたそうです。

随神門から今まで歩いてきた参道を振り返って。

格子越しに参道を。 

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ③ 大国魂神社(2)

2012年09月28日 16時59分12秒 | MINIチャリ散歩

拝殿に向かう参道の木立の中にこんな建物が。ボクが高校・大学生時代に通った
府中中央図書館です。昔と変わらぬ姿で懐かしいものがあります。

そして図書館の腋にはひっそりとこの石碑が。「武蔵国府跡」。
そうなんです、あの国分寺を擁した武蔵国の国府がこの辺りにありました。現在の府中市役所
はこの図書館のお隣ですので、基本的に地方行政庁の位置は古代から変わっていないという
ことなんでしょうね。

925年の編纂された延喜式によれば武蔵国は大国に位置し、現在の神奈川県(川崎市と横浜市
の大部分)・東京都・埼玉県を含有しておりました。中世になり鎌倉幕府が鎌倉に置かれ政治の
中心は移っても、府中は変わらず家康が江戸城を開くまで武蔵国の中心であり続けました。

この武蔵国はその成立時から主要交通路は水路で多摩川と利根川。昔の江戸城の辺りは
江戸湊と呼ばれ、細かい水路が縦横に走る湿地帯で、古くから海上交易が盛んでありました。
他の湊で有力なものは品川湊、横浜金沢区の六浦湊、埼玉の浦和周辺であります。
よく江戸前という言葉を鮨の世界では使いますが、この江戸湊で取れた魚を使うからこの言葉
になりました。

因みに「港」という文字を使うようになったのは蒸気エンジンが出来て外洋船が利用できるように
なってからのもの。それまではこの「湊」や更に古くは「津」の字が使われておりました。もっぱら
河川の港のことを指します。現在も残る「湊・津」の地名は古代の河川交易の中心地でありました。

参道左にある宮乃社。

同じく参道左に配された相撲場。家康が江戸開城を記念して領民にスポーツを通して
健康維持をさせたいとの思いからこの神社に相撲場を寄進したことによります。爾来、
ここで「八朔相撲大会」が毎年開催されています。

見事な建築の手水場。この屋根は最近葺き替えられたと思います。ボクの記憶では
こんな立派じゃなかったもの。お隣の灯篭のコケが素晴らしい。

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ② 大国魂神社(1)

2012年09月27日 08時20分38秒 | MINIチャリ散歩

家を出て約1時間半。京王線府中駅前にチャリを置いて徒歩でこちらに。
でっかいケヤキの並木が甲州街道から続きます。
傍らにはこんな銅像が。この銅像は源八幡太郎義家の像。

凄い並木でしょう。遠くからわざわざこれを見に来る価値があるというもの。
国の天然記念物に指定されています。正式名称は「馬場大門けやき並木」。これの
そもそもは源頼義・義家父子が「前九年の役」に出陣の際に、大国魂神社に勝利を
祈願し、無事1062年に凱旋帰還し、御礼として苗木千本を寄進したことによります。

そして時代は下がって、徳川家康が江戸を開いた際に先ず二万の軍勢を留め置いたのが
このあたり(現在につながる江戸城となるまでの数年間は水の確保が必要で、神田川の
治水工事が先行して行われていたことはこのブログでも度々ご紹介済み)

その縁からでしょうか、はたまた源氏を自らの祖とした家康のプロパガンダもあったんじゃ
ないかと思いますが、源義家に倣い家康も自らこの並木を補植し、現在の姿になっています。

以前はもっと大きなご神木がありましたが、昭和24年のキティ台風でなぎ倒されたり
火災で焼失したりで、今の巨木はこんな感じ。

考えてみると昔は台風の名前って米国のハリケーンと同様に名前を付けていたんですね。
残念ながらこういう可愛らしい台風の名前ってボクの脳ミソの中にはインプットされていま
せんけど。ボクの記憶にあるのは「伊勢湾台風」だけど、これは地名でした。色々変遷
があるんですね。少なくとも近年になって日本を襲う台風の数がむちゃ増えて、今じゃ
号数で表すようになってしまった。

 

参道入り口に置かれた狛犬さん。こちらは石の表面を見る限り比較的新しそう。

本殿に向かう参道です。昔と変わらぬ姿です。ボクは高校から結婚までこの付近に
住んでまして、なんと成人式の年には家族一緒に氏神様であるこちらでお礼参りを
したりして。
勿論年末年始のご挨拶も欠かさずで。お祭りの時はこの長い参道にぎっしりと屋台
が並んで、それはそれは大変な賑わいを見せてくれます。

この日は平日ではありましたが、次から次へと参拝客が途切れず。相変わらずの
人気ぶりでありました。

 

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東京探訪記:新橋駅前の光と影

2012年09月26日 16時42分54秒 | MINIチャリ散歩

お馴染みのサラリーマンの広場、新橋駅前広場です。
初秋の秋の光がビルの谷間からこぼれて。この大きなスポット・ライトを知ってか
知らずか、一人で浴びている方が。


話しは変わって、自民党総裁選。大方の予想通り、安部さんが再選となりました。
あの四人の候補者(失礼5人でしたっけ 苦笑)の顔ぶれを見ると妥当なところでは
あります。
今回の総裁選の特徴はあのサイの親分みたい方を始めとする従来の長老たちが
神通力を失ったように見えること。これはいいことです。その旧弊を打破して当選
した安部さんに拍手であります。

 (JR新橋駅のプラットホームから)

 

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ① 「調布味の素スタジアム」

2012年09月25日 08時07分12秒 | MINIチャリ散歩

このところ寒い日が続きます。あの猛暑の日々は一体どこへ(苦笑)
最近、朝夕は短パン・半そででは寒すぎ。サマーセーターをついにはしょって。
えっ、10月中頃の気温だって!?道理で寒すぎ(笑)

でも随分と凌ぎ易くなりました。そんなこんなで快晴を見計らってMINIチャリで遠出です。
甲州街道を西へ向かいます。
途中下車したのはあの東京オリンピックの懐かしの現場。折り返し地点です。ボクはここより
もう少し新宿寄りの場所で応援。あのエチオピアの帝王アベベ選手が目の前を凄いスピード
で通り過ぎたのを微かに覚えています。後で騒がれていたんですが、確か彼はその時裸足
で走っていたらしい。そんな姿は全く分かりませんでした。

やはり、こういうのはTV観戦が向いているのかも(苦笑)

今その折り返し点の前に聳えるのは、こんなコロシアム。調布味の素スタジアムです。
ご存知サッカーのメッカで、東京の専用球戯場は唯一ここだけ。

この後ろには調布飛行場があります。

さて、ボクと言えばこの球戯場を後にして、一路甲州街道を西へ。目指すはまずは府中。
そう、奈良時代の武蔵の国の首都であります。

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり⑥ 「狛江古民家園」(2)

2012年09月22日 16時37分44秒 | MINIチャリ散歩

アジサイもガクを落とさずそのまま枯れていくのでしょうか。
こういう姿も風情があっていいものです。

元気の良いお嬢さんたち。一人の女の子を投げ飛ばし、まだ勢いがあるんでしょうね、
柱で鉄砲をやってましたよ(笑)

いまではすっかり見られなくなった井戸の手押しポンプ。これ、鋳物成型なんですよね。
確か十数年前に日本の生産工場がすべてなくなったと聞きましたが。
現在世界で一番生産されているのはインド。海外の水道工事でよく使いました。

これもなくなって久しい赤い郵便ポスト。やはりこのカタチに一番親しみを感じます。

妻側の蒔置き場。今回ご紹介した古民家の炉には常時火が点けられていて。
ちろちろと燃える薪の赤い火を見ていると何か安らぎを覚えますね。

(このシリーズおしまい)

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり⑤ 「狛江古民家園」(1)

2012年09月21日 16時51分23秒 | MINIチャリ散歩

最後に登場するのはボクの家から一番近いところにある狛江古民家園。近いと言っても
チャリで20分強はすっ飛ばさないと行けませんけど(笑)

この建物は今までアップしたものの中では比較的新しい時代に入るかも知れません。
でも、江戸末期であろうと思われますが。
長屋門が一番立派に残っています。屋根は近年になって葺き替えたものでしょう。



作りはこの前アップした岡本古民家園のそれと殆ど同じ。やはり同じ世田谷の中の
民家、地域性は出つらいものなんでしょうね。

こうやって大きく障子を開いて、庭と家の中が一体となれるって素晴らしいですね。
不思議なことに向こうのベンチの脇には池、そしてその向こうは草むらが続くのですけど
蚊が一匹も飛んでいません。

とっても不思議でうらやましい!!

我が家なんかこの庭の50分の1にも満たぬ小さな庭ですが、水撒きに外に出たら悲惨な
ことに。露出した部分は家に入る頃には膨れ上がって。
だからボクは水撒きをしたことがない!それは奥様の仕事にしてます。だって、肌が弱い
んだもの(爆)

小学生くらいの女の子が二人遊びに来ているのですが、カメラの中央に突然現れた
のにはびっくり。広い家の中でマラソンやってましたよ。

囲炉裏を切った部屋では、おそらくボランティアさんたちだろうと思いますが井戸端
ならぬ炉辺会議。
恐らく大昔も大家族がここに集まってわいわいやっていたんでしょうね。

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり④ 「岡本八幡神社」(3)

2012年09月20日 08時12分32秒 | MINIチャリ散歩

先にご紹介した岡本古民家園は閑静な世田谷の高級住宅地の一角にあります。
これはボクのブログでたびたびご紹介の東京の西南部に位置する国分寺崖線
の延長上にあります。東南の一番端は田園調布まで続くのですけど、武蔵野
台地の縁はこのような林帯が続いています。

勿論、現在ではその林帯は住宅に置き換わられて、往時に比べると随分と
少なくなってきていますが。でも、世田谷の成城地区から発生した緑地保存運動
が広がりを見せて「○○トラスト」という言葉で、運動が全国に広まったことは特筆
すべきことでしょう。 

なお、この林帯は「岡本静嘉堂(せいかどう)緑地」という素晴らしい公園のお隣にあります。
その公園の中には静嘉堂文庫という日本を代表する東洋美術を集めた美術館があり
ます。ここには、三菱の岩崎家が集めた国宝を含めた美術品が展示されています。

古民家園のある岡本公園にある池。ザリガニ釣りに興じる親子。はは、釣れるかな?

さて、古民家園の脇にこんな参道が。訪れる人も全くいない参道で、ちょっと歩を前に
進めるには勇気が要りますが(笑)

この崖が国分寺崖線です。この急勾配の高さがほぼ崖の半分くらいの高さ。MINIチャリ
散歩をすると、この急坂を上ったり降りたりとなります。
坂道の上にお社の屋根がちょっぴり見えて。

急な階段を上り詰めると小さなお社が。こちらが昔この地域を「岡本村」と言っていたころの
鎮守様「岡本八幡」です。
なんでもユーミンこと松任谷由美ご夫妻が寄贈した石灯籠があるそうです。ボクはちょっと
興味がないので探しませんでしたが・・・

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり③ 「岡本古民家園」(2)

2012年09月19日 16時29分14秒 | MINIチャリ散歩

古民家園の敷地の脇にはこんな白壁の土蔵が。ありふれた姿ですけど、
何故に軒があるんでしょう?まぁ、雨よけというのは分かりますが、あまり
これだけ深い屋根をつけているのは見たことがないような・・・

ボクの勝手な想像ですけど、何かものを売っていたのかなぁ。

とこの庇をまじまじと見ておりましたら、面白いものを発見。

 なんと竹で作った雨どい。ちゃんと竪管も竹で作ってあって。こんなの初めて見ました。
竪管は一本ですから下で受けている小梁で勾配を調整しているんですね。
なかなか面白いものを見ました。

現在の我々の生活の中でこういう材料は皆プラスティックに置き換えられていますけど、
こんな材料を使ってもいいような。竹は日本にはほぼ無尽蔵にあるし。

因みに中国の建築現場に行くとかなりの高層建築物でも竹で編んだ足場を使っています。
昔、工事現場で何回か登りましたが、あれは怖い。何せ弾力があるせいか足許がふわふわ
で。ビジネスとは言え、何でこんな怖い思いをせにゃいけないと仕事を呪ったことが(爆)

 

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり② 「岡本公園民家園」(1)

2012年09月18日 08時30分03秒 | MINIチャリ散歩

お次ぎは世田谷区の高級住宅街が立ち並ぶ岡本にある「岡本公園民家園」です。
この建物は江戸時代中期のもの。元々は同じ世田谷の瀬田にあったものを
移築しています。

目をこらすと、家の中では女性が赤ちゃんをあやしていました。

軒下です。随分と沢山の横木が見えますけど。間口が広いからこんなに沢山の
丸太が必要になるのかしら。

家の脇には当時の農家が使っていた機材が陳列されています。瀬田や岡本の地域は
例の国分寺崖線からにじみ出た湧き水や多摩川の豊富な水を利用して水田が広がって
おりました。

家の内部の部屋割りは今回ご紹介する三つの古民家園の建物と殆ど同じです。
土間と水屋、囲炉裏の切った居間と畳敷きの二部屋という構成。厠と風呂場は
別棟です。
江戸時代の標準的な農家の建築スタイルなんでしょうか。

 

土間に掛けられた鋤・鍬等の道具。そして草鞋(わらじ)。
ところで、草鞋と草履(ぞうり)の違いって分かりますか?この写真の中には二種類があるそう
ですけど。ボクにはどれがどれだか全然分かりません(苦笑)

土間の天井裏です。意外と細い梁を使っているのにびっくりです。それも真っ直ぐでは
ないし。茅葺屋根って結構な重量になると思うのですが、この程度の梁で過去の地震
によく耐えたと感心しきりであります。

屋根の妻側です。この茅をスパッと切った切り口。なんともきれいなものです。

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり① 「次太夫堀古民家園」

2012年09月17日 16時29分51秒 | MINIチャリ散歩

ボクのMINIチャリ散歩の行動半径の中に三つの古民家園があります。今までばらばらに
ご紹介しておりましたが、シリーズで一挙大公開(そんなたいしたものではありませんが)

最初は世田谷区喜多見にある、次太夫堀古民家園から。

この古民家園は今回巡回した中では最大のもの。いずれも名主クラスの裕福な
農家の古屋が三棟展示されています。

きれいに刈り込まれた樹木が作る影が新鮮に見えました。

こちらは江戸時代の酒屋さん。二階は客席になっています。

実はこの屋根、最近葺き替えたばかり。地域のボランティアさんが数人集まって
一気呵成に仕上げてしまいました。余りに短期間で仕上げたのでびっくり。

これビフォー。

こちらがアフター。きれいに仕上げるものですね。

 

 

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MINIチャリ散歩:吉祥寺⑤ 「吉祥寺駅北口サンロード」

2012年09月11日 08時02分57秒 | MINIチャリ散歩

 吉祥寺の最大の商店街サンロード。平日の昼間ですが、結構な人出です。
でも、これでも随分と減った印象があります。

面白いもので、中央線沿線の新宿・立川間には殆ど今の常識である郊外型
ショッピングセンターがありません。これは戦後まもなく住宅開発が急速に
進み、大きな敷地が街道沿いになかったこと、すでに地価が高くなっていた
ことが理由ではないかしらと思うのですけど。

そんなこんなで、アーケード型の商店街ががんばっているのを見るのはとても
嬉しいものがあります。

横道にはこんな不思議な食堂も。なになに「旅人食堂」だって。これはボクの
小さいころはなかったなぁ。

 サンロードのわき道にもたくさんの商店街が。むしろこちらの筋のほうが
古くからの商店街の名残があり、昔なじみのお店があったりします。

 

 

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