拝殿の周りには各地の神社の支社が設けられていて。こういうのを見ると、この武蔵国が
如何に色々な他国と繋がりがあったか、或いは各地の人々が当地に 移り住んでいたかが
伺えるのではないかと思います。
こちらはご存知京都の松尾大社の支社。当地の醸造家の勧請で寛政12年(1800年)に
完成しています。
巽神社。この神社は元は千葉の市川にあったものが移設されました。旧名は「市神社」
ですが、本殿の巽の方角にあったためいつしか現在の名前に。
こちらは東照宮。二代将軍秀忠の命により元和4年(1618)に造営。家康の遺体を日光東照宮に
運ぶ際、当地に一晩逗留されたことを伝えるために作られたもの。
門前の狛犬さんが結構ダイナミックに恐ろしい顔をしています。こんな大きな口をあけた
阿さんは初めて見るような。
こちらはなんと二つの神社が合祀されています。こういうのって他にあるのかなぁ。
住吉神社と大鷲神社で、前者は大阪住吉に本社があり海運・商売繁盛の神様、
後者は大阪堺で開運・商売繁盛の神様をそれぞれ祭っています。
こんなところにも多摩川の水運で栄えた当地の往時が偲ばれます。
こちらの狛犬さんたちは結構愛嬌のある顔をしています。両方とも口を閉じて阿吽のカタチに
みえないのですが・・・(苦笑)でも、片方には角がある!こういうのも面白いです。
以上大国玉神社のご紹介を終えて、再び府中駅前に置いていた チャリに跨り、更に甲州
街道を西に進みます。
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Phoenix 東北&関東
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