古民家園の敷地の脇にはこんな白壁の土蔵が。ありふれた姿ですけど、
何故に軒があるんでしょう?まぁ、雨よけというのは分かりますが、あまり
これだけ深い屋根をつけているのは見たことがないような・・・
ボクの勝手な想像ですけど、何かものを売っていたのかなぁ。
とこの庇をまじまじと見ておりましたら、面白いものを発見。
なんと竹で作った雨どい。ちゃんと竪管も竹で作ってあって。こんなの初めて見ました。
竪管は一本ですから下で受けている小梁で勾配を調整しているんですね。
なかなか面白いものを見ました。
現在の我々の生活の中でこういう材料は皆プラスティックに置き換えられていますけど、
こんな材料を使ってもいいような。竹は日本にはほぼ無尽蔵にあるし。
因みに中国の建築現場に行くとかなりの高層建築物でも竹で編んだ足場を使っています。
昔、工事現場で何回か登りましたが、あれは怖い。何せ弾力があるせいか足許がふわふわ
で。ビジネスとは言え、何でこんな怖い思いをせにゃいけないと仕事を呪ったことが(爆)
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Phoenix 東北&関東
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太い竹の軒樋はともかく、片持ちの小梁で支えているのは珍しいです。
大きな軒は、ここで何かの作業をしていたのかもしれません。
でした。
この小梁で勾配をつけるというのはかなり感心しました。