窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・第4回電王トーナメント最終日

2016-10-11 02:52:05 | Weblog
優勝 Ponanza
2位 浮かむ瀬(Aperyの別名) 
3位 真やねうら王 
4位 読み太 
5位 大将軍 

以下、詳細です。

準決勝(3局同時)
 Ponanza 2勝     ○ーーーX  真やねうら王 1勝       
 浮かむ瀬 3勝    ○ーーーX  読み太 3敗

決勝(3局同時)
 Ponanza 3勝     ○ーーーX  浮かむ瀬  3敗      

3位決定戦(3局同時)
 真やねうら王  3勝 ○ーーーX  読み太  3敗     

5位決定戦(予選)
 Selene      ○ーーーX  たこっと 
 大将軍      ○ーーーX  Qhapaq      
   ↓
ファイナル
 大将軍      ○ーーーX  Selene      

ちなみに特別賞は浮かむ瀬。

学習用の局面データをネット仲間の協力で収集しソフト開発に生かした事が評価されました。


さて、「電王戦・ツツカナの先にあるもの」で言っていた事がもう現実になりました。<--リンク

以下引用です。

・・・さてその次は、ゲームボーイやらPSPやらの将棋ゲームで人類のだれもコンピュータに勝利することができなくなります。

2万円のゲーム機と5千円のソフトにですよ。・・・


2013年4月からですので、あれから3年半ですね。

しかも「2万円のゲーム機と5千円のソフト」ではなく、実質無料のスマホと500円の有料配布ソフトSM(魔女)にですよ。

いやはや、本当に時代の変化はすさまじいものであります。


そうしてつぎは今回優勝のPonanzaですね。

昨年のPonanzaに9割勝つそうです。

つまりは、昨年からR400ほどアップさせた、、、と。

そうしてついに前人未到の棋力レートR4000超えであります。


このおそろしいソフトと対戦することになるのは羽生さんでしょうか?

少々出番が遅くはなりましたが、ぜひともそうなって欲しいものであります。

そうやってけじめをつけていかないとやっぱりだめでしょう。

次の展開に進めません。


そうそう、羽生さん。

3年半前にはこんな事を言われておりました。

「コンピュータに(人間が)敗れても何も変わらない。」と。

さて、実際はどのようになるのでしょうか。

今後の確認が必要な事であります。

PS
・三浦九段、将棋ソフト使用か 竜王戦挑戦取り消し <--リンク

・・・12日記者会見した将棋連盟の島朗常務理事は「公式戦の終盤で、一手ごとに離席するなど疑義を招く行為があった」と説明しており、将棋ソフトを利用したとの疑いが持たれている。

三浦九段はソフト使用を否定している。・・・

想定されていた事が問題になった様です。

そうして、AIが人間に突きつけているテーマ、「AIが人をこえた時、人はどう生きるのか」ということがやっぱり表面化してきました。

PS
叡王戦決勝、二連勝にて佐藤天彦名人が第二期叡王に決定しました。

それにしても「受けの天彦」鬼強かった模様です。

さてこれで来年の電王戦は現役名人対ポナンザとなり、まあそれなりの舞台に仕上がったのでありました。


PS
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