デエタラボッチは第12惑星である

この惑星は木星より少し大きく、超楕円軌道を持ち、冥王星の公転軌道あたりまで近づいている筈、近づくと地軸大移動が起こる

シナ照の解明・・22・・ 日本人の起源・アイヌ民族

2009-12-10 10:11:39 | 言語
東雲(シノノメ)の 明け行く空も 帰るさは 涙にくるる 物にぞありける
                          (金葉・四五一)
   しののめの ほがらほがらと あけゆけば をのがきぬぎぬ なるぞかなしき
                          (古今・六三七)

右のシノノメは明らかに「明け」にかかる枕詞で夜明けを示している。

東雲(シノノメ)は今日でも使う夜明けを意味する言葉である。東の空に太陽がのぼり雲が赤くなり、少しずつ明かるくなる状景を思い浮べる。
しかし、シノノメとは何のことか?小竹の眼とは何か?
これまでシノとは月神シナ、シンとして解釈して間違いはなかった。そうなると篠竹を意味する小竹をシノと読ませた万葉仮名は当て字であって、シノノメは月神の眼を意味する言葉である。穂の無い薄をシノ簿と言ったのは月神の薄と言う意味で、結実しない不毛の薄との意味であった。
だから、シノノメは月神の眼と言う意味で、不毛の眼、盲目のことである。
                                  Rokunowa

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すでに私は駄目と言う言葉の語源がダラ目・・・・月神の目を意味しており、遮光器形土偶の大きな目を意味し、しかも盲目だと主張している。遮光器形土偶とおなじ形の神の像が東日流(つがる)外三郡史の中でダミの神として説明されている事実があるのだ。
月神をダラと発言するのは、古代の人々の言葉であり、世界的であった。月神をシナと発音するのも古代の言葉として世界に流布していた。
では、シノノメをもって明け方の枕詞とした謎は解けるであろうか?
盲目の眼はかすかに明るい、ほとんど暗いのである。だからこそ、シノノメは夜明けのほのかな明るさの枕詞なのである。シノノメとは盲目を示す言葉であった。
古代人にとって、盲目こそ月神が人々に下す運命であり、罰であったのだ。後代、古代日本人は恋において、恋いする相手が目前に不在である不如意を、盲目の不如意として表現したのである。なぜなら、恋いも盲目も、月神が人々に下す運命であったからなのだ・・・・月神は恋いにおいても、不具においても人々を支配する恐るべき神であった。月神が人々に下す運命を、人はただ忍ぶしかなかったのである。
シノノメは遮光器形土偶と同様な不具の記憶がはっきりと残っていた時代に作られた言葉である。これは現在から七千年前に起こった異変の後のことで、駄目と同様の古い言葉であろう。
シノノメは異変による不具の多発の時代に、盲目を意味した言葉として出発し、後に明け方のほのかな明るさを示す言葉に転用されて、今日に至ったのである。

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