サツキ五月はどんな意味を持っていたのであろうか? 轆輪眞山 サツキはまさに、現代の5月に近い月を示す名称であった。 このサツキの乾燥月と対照的なアイヌ語は・・nitat=ニタ、ニタタ、である。この 言葉はアイヌ語で湿地帯、しめった、などを意味する。 この言葉は、日本本州に入って、コンニャクの名産地;下仁田のニタともナリ、各地でニタ の地名となっている
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サツキ五月はどんな意味を持っていたのであろうか? 轆輪眞山 アイヌ語で、五月は・・・sat+chup+ki=五月だと考える。 sat・・とはアイヌ語で『乾いた、乾く』という意味の言葉である。 よって、五月サツキ、は『乾燥した月』を意味する言葉で、この言葉からも、古代の 各月の呼称が、現代の月の呼称に近かったことがわかる。サツキが乾燥の月を意味すると
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ウツキはどんな意味を持っていたのであろうか? 轆輪眞山 私はウツキこそ縄文時代に、サクラの咲く月であったと考えている。ウツキもアイヌ 語で以下の意味である。 u+chup+ki=ウツキ 季節は移り、ヤヨイからウツキに変わる。アイヌ語でウとは『我々』という意味なのだ。 我々に良い月の光・・・これがウツキのアイヌ語の意味である。 ウ・・・我々、お
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