少し横道にそれるが、前回の別れがつらい古代人の朝を示す言葉;しののめ、について解明しておこう・・・ 轆輪真山 しののめの 明け行く空も 帰るさは 涙にくるる 物にぞありける (金葉~451) しののめの ほがらほがらと あけゆけば をのがきぬぎぬ なるぞかなしく (古今~637)
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明け方、の解明 轆輪眞山
むばたまの こよいばかりぞ あけ衣 明けなば人を よそにこそ見め (後選1117)
むばたまの・・はこれ以前は、ぬばたまの・・と言う枕詞でした。何時しかアイヌ語の意味が定かでなくなり、ヌバはムバに変わりました。否定詞してのヌが無に変わったのでしょう。しかし、ヌバタマは以下のアイヌ語でした . . . 本文を読む
名古屋でモウヤーコと言う言葉がある。これは共有と言う意味である。この言葉と意味を聞くと、私のように山陰で生まれた者はオモヤイと言う言葉を思い出す。名古屋と鳥取のコノ似たような言葉は、離れている二つの土地で、太古に同じ言葉が話され手いたことを示している・・・ 轆輪眞山
共有を意味する二つの方言の共通項のモヤという言葉を考えないとならない。 私は共通するモヤをアイヌ語で発見した
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