フミ月はどんな意味を持っていたのであろうか? 轆輪眞山 どんな研究でもそうだと思うが、研究対象のすべてに均等な自信をもって主張できる人は いないと考える。この難解日本語の各月の呼び名についても、たとえばキサラギについては 私は絶大な自信を持っているが、このフミ月については、どうも自信がもてないのである。 フミ月は文月ともかかれ、その点では文章の月かとも考えられるが
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ミナ月はどんな意味を持っていたのであろうか? 轆輪眞山 みな月の なごしの山の 呼子取り おほぬさにのみ 声の聞こゆる (古今六帖2・44) みな月の・・・という枕詞は『なごしの山』にかかる枕詞である。 ここで呼子鳥とは、古今伝授の三鳥の一つで、諸説あるがカッコー鳥のことだと思う。 カッコーこそ子、子ー、子、子ー(コッコー、コッコー
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ミナ月はどんな意味を持っていたのであろうか?
ミナ月と言う言葉を聞けば、すぐ、思い出されるのは女を意味する古語のヲミナである。 このヲミナという古語は私によって解明された。 O+mina=ヲミナ・・・というアイヌ語である。 O=オ・・はアイヌ語で性器を言う言葉である。mina=ミナ・・・は微笑するという アイヌ語である。 よって、ヲミナとは
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