嵐=片足が意味する重大問題・⑯ いはばしる~淡海(近江)の国と言う枕詞がある。 轆輪眞山 イハバシルはアフミ、タギ、タルミ、カンナビ山、ハッセ川にかかる枕詞で万葉集に八例の出典である。この枕詞は縄文人の信仰をものがたるものとして引用した。 玉だすき 畝火の山の 橿原の・・・・・・石走る 淡海の国の ささなみの・・・・(万葉巻一~二九長歌) . . . 本文を読む
嵐=片足が意味する重大問題・⑮ 下紐の とけてやつけぬ 玉鉾の シオリも知らぬ 空にわびれば (古今六帖・・34191) 轆輪眞山 玉鉾の~・・と言う枕詞にかかる言葉としてシオリと言う言葉がある。この言葉にシオリは現代では『本の読みかけの場所に紙切れなどを目印を挟む』その紙切れをシオリなどと言うのであるが、元々はアイヌ語であった。 si+o
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嵐=片足が意味する重大問題・⑭・ 玉鉾の 手向けの神も わが如く 我思ふことを 思へとぞ思ふ (貫之集~17931) 轆輪眞山 上記の歌にある如く、玉鉾の~と言う枕詞は『手向けの神』にもかかる。手向けの神とは、古代、旅の道中で、その安全を祈り、旅人は峠の神など土地の神(道祖神)に幣を供えた。この供えることを手向けと言 . . . 本文を読む