CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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Down Here On The Ground(この地に降り立つ)

2019年11月10日 | JAZZ・FUSION

歳を取ると集中力が無くなってくる。 

かっては密会型のヘッド・フォンで 精神を集中し一音も逃さないぞ〜てな感じで音楽と向き合っていたのだが、もうそんな芸当は出来なくなってしまった。 

通常、安物のスピーカーを通してご近所迷惑にならない程度の音量で流し聴き。 

昨今ナンタラ記念と称してリマスターやリミックス盤がバンバン登場し、 旧盤と比較してどこそこがこの様に違っているなどと鋭い指摘をされるマニアの方もいらっしゃるが、私なんてそんな違いなんかもうどうでも良いからね〜って開き直る次第で…. 

じゃあ音の良し悪しも分かりもしないのになんでナンタラ記念盤なんて買っちゃうの?とマニアの方々からお叱りを受ければ、黄門様を目の前にしているかの如くハハッ〜と平伏すばかり。 

まあ発作的に勢いで買っちゃうのかもね。そして月末金欠地獄に嵌まり込む悪しき習慣の繰り返し。 

てな事で本日取り出したるレコードは、1968年初旬にリリースされたウェス・モンゴメリーのCTIレーベル、イージー・リスニングジャズ3部作の2枚目にあたる、Down Here On The Ground。

 

(76年に出た再発盤、お値段千八百円のお手頃価格だったので当然経費削減って事でジャケ仕様にしわ寄せが...ゲート・ホールドからシングル・ジャケに変更)

マニアだけのジャズでなくもっと聴き手の裾野を広げようと、CTIレーベルを立ち上げたクリード・テイラーによるプロデュースでポップよりのウェスが聴ける。まあジャズ・ファンからするとグルーブ感がなく演奏も凡庸であっさりし過ぎて面白みに欠けるって言われるかもしれないけれど、私のようなジャズ初心者にとってはこのアルバムでのウェスの爪弾くギターから湧き出るスムーズな演奏とわかりやすいメロディーは本当にリラックス出来る優れ物かと。 

それにジャケのビジュアルも秀逸で壁に飾りたくなる。

 

今の私としてはこれでいいのだ〜



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