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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

番外 ローランド・ヤングって誰?

2016年11月25日 | 特になし
アメリカの著名なグラフィック・デザイナー、Louis Danzigerに師事し、64年にキャピトル・レコードに入社し、レコードのパッケージ・デザインやアーティストのプロモーションのための広告デザインを担当。

後にハープ・アルバートとジェリー・モスが設立したA&Mレコードに入社、そこでクリエーティブ・ダイレクターの役職に付き、A&Mからリリースされた数多くのアルバムのアートワークを担当した。

有名なところでは、カーペンターズのアルバム、キャロル・キング、キャット・スティーブンス、それにピーター・フランプトンなどに関わったようで。

カーペンターズ

キャロル・キングにキャット・スティーブンス

ピーター・フランプトン

A&Mの作品は、当初キング・レコードが日本での販売権を持っていたのだが、その契約の期限がきたときに、キングレコードとは契約の更新をしなかった。

新しい契約先は、70年代の始め日本のフォーク、ロック、ポップスや歌謡曲に影響を与えた、作曲家兼音楽プロデューサーだった村井邦彦氏率いるアルファ・レコードとなった。

何しろ、A&Mの設立者、ハープ・アルバートとジェリー・モスは、元々ミュージシャンとプロデューサー出だったので、同じ境遇の村井邦彦氏と馬が合ったことから、販売権の契約がアルファ・レコードに決定したと何かの雑誌で読んだことが有る。

当時、カシオペアはアルファに所属しており、なんでもジャズ・ミュージシャンのハービー・メーソンがカシオペアのことをいたって気に入ったようで、彼のプロデュースでアメリカで新譜を録音することになった。

それが、1981年のEYES OF THE MINDだった。カシオペアの既出の曲と、ハービーとボブ・ジェームスらが書いた曲が録音された。

そのジャケットのデザインは、アルファと販売権で契約の有るA&Mレコードのクリエーティブ・ダイレクター、ローランド・ヤングの手によるものであった。

EYES OF THE MINDを直訳すると、心の目と言う事で、表ジャケットには二つの目が描かれている。ジャケ裏は、一つの目だけ。


素人の推測として、ジャケ裏の一つの目は、心の中に有る第三の目として描かれているのではないかと…

なるほど、これが前東京都知事が何度も繰り返し言っていた、厳しい第三の目?

いや違った、彼が言っていたのは第三者の目だったけ。

ところでEYESと複数形になっているから、心の目が一つだけって解釈するってのもなんだかおかしいかも? それに、表に描かれているダメージを受けた感じの眼球のようなものは一体どういう意味? 

むむ~

やっぱりローランド・ヤングに聞かなければならないみたい。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ありがとうございます! (和布狂)
2016-11-25 20:11:40
博士さま
なるほど~裏ジャケの事すっかり忘れてました。
確かに3つの目ですね。ローランド・ヤングさんて初めて知りました。このジャケットと中身(音楽の構成)がイメージとピッタリですね。これがもしMINT JAMSのジャケだったらやっぱり変です。
おかげさまでかなりスッキリしました。では、また。
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Unknown (博士)
2016-11-25 23:38:57
ミント・ジャムってミントのジャムとジャム・セッションをかけたって感じで、クールなセッションと言う意味ですかね?

まあミント・ジャム食べた事がないのでどんな味がするやら...

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