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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

SIMPLE LIFE IS MY WAY~♪

2015年03月26日 | West Coast Rock

前回紹介したアンドリュー・ゴールドがレコーディング・セッションに参加したことがある、アメリカを紹介します。

アメリカといえば、1作目のアルバムAMERICA(1971)の中にある、 A HORSE WITH NO NAMEが大ヒットしたことから、ワーナー・レコード在籍時には、頭文字にHがつくアルバム・タイトルを意識して付けたそうで、2作目の HOMECOMING(1972)からHAT TRICK(1973)、HOLIDAY(1974)、HEARTS(1975)、HISTORY(1975,ベスト物)、 HIDEAWAY(1976)、 HARBOR(1977)と続きました。

最後のライブ(1977)は多分レコード会社が契約消化のために発売したものなので、特にメンバーの意向もなくHが付くタイトルにはならなかったと思われます。

ちなみに、その後他のレコード会社に移籍して二人組みとなってからも、彼らの意向かどうかはわからないですが、HOURGLASS(1994)、 HUMAN NATURE(1998)、HIGHWAY(2000,ベスト物)、HOLIDAY HARMONY(2002)、HEAR & NOW(2007)などが同じコンセプトで発売されています。

今回スタジオアルバム第5作目である1975年発売のHEARTSはシングルカットされた“金色の髪の少女のヒット”(全米1位)もあり、アルバムは全米4位とヒットアルバムとなりました。

日本盤にはご存知のように、 レナウンのシンプル・ライフ(衣料ブランド)のコマーシャルに使われたSIMPLE LIFEという曲がボーナス・トラックとしてB面の最後に加えられています。
コマーシャルでは、最後のフレーズは確かSIMPLE LIFE IS MY WAY~と歌われフェイド・アウトしていった記憶がありますが、ここに収められたボーナス・トラックはTHAT’S THE SIMPLE LIFE, YOU KNOW I’D LIKE TO MAKE IT MINEと異なったエンディングになっています。

その当時は学生で、特に大志を抱いていたわけでもなく将来について漠然としたイメージしかなかったのですが、このような曲を聴くとなんとなく穏やかで明るい未来が待っているような気がしました。それから数十年が過ぎ、山あり谷ありの人生でしたが、実際のところ、それらは一時的な事象であり、ほとんどの日々は何事もなく過ぎていきました。

彼らは、何事も起こらなかったそれらの穏やかな日々の積み重ねがシンプルライフであって、それを実感し大切にすべきだと歌っていたのでしょうか?

それではシングルのジャケットに映画イージーライダーの主役だったピーターフォンダ写っている、SIMPLE LIFE 聴いてください。

Dan Peek of America ♪ Simple Life


師匠: わしは今、仕事をすべて放棄してストレスのないシンプルライフを実践してるところよ。 

私:それって、失業してることじゃ~?


日本盤裏ジャケ、シンプルライフのクレジットあり



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