80年代後半、声帯を痛めたりドラッグ・アルコール中毒などで音楽制作において万全なコンディションとは言えず不調を極めたエルトン・ジョンだった。
それらの障害も徐々に乗り越え90年代を迎える頃にはようやく本調子を取り戻した。
1995年に出したオリジナル・アルバム、Made In Englandはかって70年代の頃の出せばチャート1位に輝く絶調期と比べると流石に物足りないものの、よく困難から立ち直り安定期に入ったものだと感心した。
(曲のタイトルもワン・ワードとシンプルを貫く)
本作では打ち込みをやめてバンド演奏に重点を置き、シンプルでポップな曲でアルバムをまとめ上げた。更に原点回帰の意図があったのか、70年代のアルバムにおいてストリングスのアレンジを担当した懐かしのポール・バックマスターの名も4曲にクレジットされ思わずニンマリ。
オイラのPCのアイ・チューン(ミュージック)にはエルトンの各アルバムがアルファベット順に並んでいて、このMade In Englandの最後の曲、Blessedが終わると約4半世紀前の1971年の作品、Madman Across The Water収録のTiny Dancerがなんの違和感も感じることなくサラッとその後を引き継ぐ。
お見事。
笑顔がいいね。
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