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ランダムにレコード紹介、その30 バッド・タイムと言っても結果は上々

2018年12月15日 | American Hard Rock

あのグランド・ファンク・レイルロードからまさかこんな甘いポップ・ソングが出て来るとは!

バンド名を改名しGrand Funkと名乗っていた頃で、1974年にプロデューサーにポップ系のジミー・イエナーを迎えに制作されたアルバム、All The Girls In The World Beware!!!からのシングル・カット第二弾、Bad Time。

(来日記念盤だった、ジャケの宣伝文句の”唸りをあげて暴走列車が突っ走る”というイメージとは全くかけ離れた曲なのだが)



作者のマーク・ファーナーが当時離婚問題を抱えていたことから、歌詞にもその当時の心情がにじみ出ている。

A Bad Time To Be in Love、今はそれどころじゃないんだと自嘲気味に歌うのがなんとも言えない雰囲気を醸し出している。

微妙な時期に適当な事を迂闊に言えば、がっぽりと慰謝料奥方の方に持っていかれるかもしれないからね。

そんな内輪の事情など我関せずと言ったところか、この流れる様な明るく美しいメロディーの佳曲は全米シングル・チャート第4位の大ヒットとなった。



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