ここ最近、有名人の名誉毀損とかで裁判することが話題になっている。当事者同士で白黒をつけるのは必要なのかもしれないけれど、判決の出るまで時間もお金のかかるし、せっかく判決が出たのにそれを不服と上訴すればさらなる年月を費やすことに…
本日は1975年のセルフ・タイトル・アルバム、John Fogerty 以来、1976年の未発表アルバム、Hoodooを挟んで長いインタバルを経て1985年に登場したソロ・アルバム、Cernterfieldでも。
CCR解散後、不当に扱われたCCR時代の旧マネジメントに対しての訴訟に明け暮れたジョン・フォガティ。中々音楽の制作に身が入らずなんと10年ぶりのオリジナル・アルバムとなった次第。
ニュー・エイジ・ロックが台頭した80年代になってCCRの再来とも言えるこの手のサウンドに飢えていたリスナーが多かったのか全米1位の大ヒット作となる。
ただここでCCR時代の旧マネジメントに対してかなり皮肉を込めた曲が収録されていたことから再び新たな訴訟問題に発展し、翌年にアルバム、Eye Of The Zombieを出した後、ジョンは再び長い眠りにつくことに。
せっかくの溢れる才能を長きに渡って押し留めたのは本当に勿体なかったね。