草木のないこの荒涼たる大地に足を踏み入れ幾歳月。
もと来た道を戻ることも出来ず、立ち止まれば乏しい気力も失せこのまま朽ち果ててしまう不安に駆られる。
一体いつになれば出口が見えてくるのか?
いつか希望の光がと、心の底に微かな期待を抱き果てしない旅への歩みを続ける。
優しさに溢れ内省的でかつ励ましに満ちた曲が詰まっているムーディー・ブルースの1972年のアルバム、Seventh Sojourn。
オジンになってようやくこのアルバムの素晴らしさがわかる。
まだまだ道半ばではあるけれど、早くコロナ・ウイルスによる災禍が収まり、芽生え始めた緑が荒涼たる大地一面に広がることを。
(僅かながらも芽吹きが...)