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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

連休です、その3

2023年05月05日 | 特になし

昨今のレコード・リバイバル・ブーム。

昔は中古ショップに行けば結構安い値段での掘り出し物があったけれど、今じゃほぼ皆無。ネットで調べたのか一丁前の値札が…

レコード・メーカーも当然そんな状況をただ座して眺めているわけもなく、アゲアゲ・ムードを煽るかのように評判の良かったレコードをガンガン再発している。

ただ当時の仕様での再発では芸がなく、音質的には最新のリマスターや時にはリミックスが施され、さらにビジュアル的には貫禄の180グラム重量盤、カラー・レコードやピクチャー・レコードなどあの手この手の差別化が図られている。

個人的には仔細に聴き分けられる特別な聴感も持ってないし、そもそも集合住宅の小部屋で音量を絞って聴くような鑑賞環境なので、工業製品としてその規格に沿って制作されたものであれば音質的な拘りはさほどない。

そう!やっぱりビジュアル的なものに惹かれる。

てなことで本日はカラー・レコードでも。

赤盤は音質向上って事で昔から馴染みがあるが、ブルーの盤はそれほど見かけない。特にクリアー・ブルー盤は美しく眺めているだけで満足。

(LCDの光を当てると宝石のように輝いて見える。)

Welcome to The Blue World~!(喜)

ビートルズ、1967−1970

ジェフ・ベック、Guitar Shop

ストーンズ、Out of Our Heads UK

テッド・ニュージェント、Free for All

アメリカ、Your Move、などなど。

因みにクリヤー盤には泣きどころが。

盤が透き通って見えるので、裏面のカッティング・ラインも一緒に見えてしまう。

そのため中古品の場合、ショップでの検盤の際盤面上の指に当たらない様な微細な傷を発見するのは至難の業。

ウキウキして家に持ち帰り、見えなかった小傷からプチ音大量生産したのなら本当沈んじゃうね。

Welcome to The Blue World~!(泣)

 


レコードの魅力、その3

2023年04月25日 | 特になし

LPレコードって音楽だけでなくアートの世界にも誘う魅力があるってことで、以前長岡秀星氏や横尾忠則氏制作のジャケを紹介した。

本日はそれに続いてはイギリス人イラストレーター、ロジャー・ディーン氏(1944- )の作品でも。

1968年に出た英ロック・バンド、ガンのアルバム、悪魔天国のジャケのデザインを引き受けたことで、その分野の仕事も受けていくことに。

初期で一番有名なのはイエスの1971年のアルバム、Fragileですかね。その評判が良かったことからその後イエスを筆頭にプログレ・バンドのジャケ・デザインを数多く手がける第一人者となる。

我が家にもロジャーの作品が結構あり、その一部でも眺めてみようかと…

1972年、ユーライア・ヒープ、Demons And Wizards

1972年、ユーライア・ヒープ、The Magician's Birthday

1973年、バジャー、One Live

1974年、イエス、Relayer

1974年、グレイビー・トレイン、Staircase To The Day

1980年、イエス、Drama

1995年、ユーライア・ヒープ、Sea Of The Light

CDだとやっぱりジャケのサイズが小さいことから、インパクトは半減。

やっぱりレコード!

もちろん中身のミュージックが重要なのは言うまでもないのだけれど、見た目も大事なんじゃないかと…


ポスター

2023年02月27日 | 特になし

昔レコード・ショップで新譜を買うと特典として先着何名様に特製ポスター進呈なんて楽しみがあった。

通販で買うようになって流石にその手の特典は少なくなった。

大型ポスターを配るとなると郵送料がかかり、さらに配送中にポスターにダメージが無いようにするための梱包材料も必要となり、それらのコストを考えるとおいそれと粗品感覚で配ることが出来なくなってしまったのだろう。

そんな中、我が家にも以前何かの特典で貰ったポスターが5枚あるのだが、裏返しで筒の形で丸めてあるので一体どんなポスターだったのかがいまいち記憶にない。

中身を見ていくとビートルズ物が4点、残りはベック、ボカート・アンド・アピスだった。

ジェフ・ベックが亡くなって1ヶ月と少し経つ。遅まきながら追悼の意を表し彼らのポスターでも部屋に飾ろうではないかと思いたつ。

サイズを図ると約73cmx52cm。てな事でB2サイズのポスター・フレームを買いに近所のホーム・センター出かけた。そのショップで一番安いアルミ・フレーム・タイプを購入。お値段税込1980円。

オォ~! 日本公演の勇姿が別の角度見られて中々いいじゃん。

と思いきや、うなぎの寝床のような集合住宅の我が家にはこのサイズのポスターを引っ掛ける適当なスペースが見当たらない。

玄関に飾ってある絵の額縁を外せば、何とかなるものの宅配業者が玄関の扉を開けるとB B A がお出迎え!ってのも何だかな~

仕方がない。

ポスターは元通りにぐるぐる巻きにして、フレームは物置きで待機って事で…


7インチ・シングルでも、その3 間違い探し

2023年02月16日 | 特になし

シングル盤のエラーと言えばやっぱりビートルズのアレですかね。

堂々とStereoって書いてあるのに実際の音源はMono。

この頃のレコーディングはすでに8トラックの機材が使われていたのでホワイト・アルバム以降、LPはステレオ仕様で統一され、それまでシングル盤はずっとモノ音源だったのが、1969年に出たジョンとヨーコのバラードからこれまたステレオ仕様となった。

時系列で見てみるとそれより後の発売されたLet It Beのシングルはステレオであるべきだが、何故か東芝音工による初回プレスのシングルはモノだった。

モノ仕様でプレスされたのかについてはいろいろ諸説あるみたいだが、すでにジャケットはステレオの表示で大量に印刷されてしまっていた事から、ステッカーで隠さずそのまま発売に至ったと推測される。

まあこの辺りは結構有名な話なので多くのファンは承知されていると思う。

本日はジョン・デンバーのTake Me Home, Country Roadsのシングル盤のエラーについて語ってみよう。

Almost Heaven, West Virginia~♪

Blue Ridge Mountains, Shenandoah River~♪

って歌われるお馴染みの歌だけれど、1973年の日本盤再発シングルの歌詞カードには2行目のBlue Ridge Mountains, Shenandoah River~♪がBlue Ridge Mountains, shine and go a riverって書かれている。

日本盤発売にあたって歌詞カード制作する際にShenandoah River知らなかったから、編者がちょっと意味不明と感じながらもshine and go a riverって置き換えたのかな…

タモリ倶楽部の空耳アワーて感じですかね。

因みに、1972年に出た日本編集のジョン・デンバーのベスト物LPと翌年に出た7”コンパクト盤を調べてみるとその歌詞カードにも同じ表記とshine and go a riverが大量発生!

多くの日本人がShenandoah Riverも知らないのは仕方がなくもないが、当のShenandoah Riverとしてはメンツ丸潰れ。


ジャケ買いしてみた

2022年12月27日 | 特になし

先日久々に中古ショップに出掛けて、個人的に気になるジャケットのアート・ワーク優先でLPレコードを買ってみた。すでにCDにて所有しているものもあるが、やっぱりインパクトは12インチ・サイズのレコード・ジャケットのそれには敵わない。

ただし、予算が無いので1枚300円から700円程度ものからさほどコンディションの悪く無いものを選んでみた。

スティーブ・フォーバートの1978年のデビュー・アルバム、Alive on Arrivalとアル・スティワートの1977年の7枚目のアルバム、Year Of The Cat

ブームタウン・ラッツの1979年の3枚目のアルバム、The Fine Art Of Surfacingとマンフレッドマンズ・アース・バンドの1976年の7枚目のアルバム、The Roaring Silence

10CCの1973年のデビュー・アルバム、10CCとクリスタル・ゲイルの1977年の4枚目のアルバム、We Must Believe In Music

まあ価格なりのコンディションではあるが、洗浄してレコードの溝に堆積したゴミをとってやれば鑑賞に耐えられる。

70年台のレコードの価格って今の物価から比較してみるとかなり高級な部類になり、カセット・デッキ持っている人ならばテープにダビングしてそれを聴いていたから、ジャケは経年劣化が激しいものもあるけれど案外レコードのコンディションはそうでも無い。

ただ前所有者が、アマゾンなんかのレビューによく登場するレコードを擦り切れるまで聴いていたような強者だった場合は、ジャケもレコードもボロボロですかね…(泣)

 


プラケースとマイナ・ポイント

2022年11月18日 | 特になし

マイ・ナンバー・カードには有効期限なるものがあってカード発行日から5回目までの誕生日が最終有効期限となる。即ち、カード内に記録されている電子証明書を役所に出向き更新する必要があり、これを怠ると、カードが失効してしまう事に...

実はマイ・ナンバー・カード結構早く作っていて、もうすぐ5回目の誕生日がやって来る。

早速、役所からカード内に記録されている電子証明書更新の案内が封書で送られてきた。カードとその案内書を持って役所に行って更新の手続きを行えば、カードの有効期限が5年延長されるという仕組みである。

先日役所に出掛けると何と私より年配の方々が大勢長い列を作って並んでいるではないか!

場内整理の担当の人に聞くと飛び込みの場合1-2時間待たないと順番が回って来ないが、前もって日にちと時間を予約すれば比較的に早く処理できると言われたので、結局その場で予約をとって出直す事と相なった。

何でこんなに混んでるかと言えば、数年後にはこのカードが健康保健書の代わりになるって事と、マイナ・ポイント受領の締切が近づいているからって事ですかね。

つまり年配の人は若い人のように自身でPCとかスマホ使いこなせないので役所に出向いて申請のサポートをしてもらい、カード発行後個人でマイナ・ポイント受領申請のためにはPCとカード・リーダーが必要なため、再度役所に出かけてサポートが必要となる。

ただ、せっかく長い時間かけて作ったカードでマイナ・ポイント貰っても、あらかじめ指定されているクレカ、デビット・カードもしくは電子マネーなんかの口座を持っていないと実際のところ使えないんだけどね。

年配の人には、ポイントと同価値の地域限定の商品券配った方が喜ばれるかもね?

でっ、私はと言いますと頂きましたポイントで、またまたプラケース買っちゃいました。

古いCDのプラケースを新しく入れ替えまたまた懲りずにディスプレー敢行。

ケース入れ替えただけで、ピッカピッカに変身。愛い奴よのぉ~


LPレコードの魅力、その2

2022年11月12日 | 特になし

長岡秀星氏登場って事で、横尾忠則氏(1936- )にも登場していただきたい。

元々グラフィック・デザイナーとしてデビューしたものの、俳優に写真家そしてその他諸々のマルチなフィールドで今でも精力的に活動に取り組んでいる。

1974年 サンタナ、Lotus 

驚異の22面体ジャケを持つ3枚組のLPと言うぶっ飛んだ企画だった。SQサウンド炸裂!

1975年 マイルスデイビス、Agharta  マイルスがサンタナのLotusのジャケを見て、氏にジャケの制作をお願いしたそうな。

1977年 サンタナ、Amigo

ジャケのデザインはこれ以外にも国内アーティストのLPなんかにも数多く存在する。

個人的には、寺山修司主宰のアングラ演劇の天井桟敷のポスターがポップでインパクトがあったが、個人的にはビートルズの最終フォト・セッションのうちの一枚を描いたものが今でも印象に残っている。

確かこのポスター、70年代にビートルズのLP買ったら貰えたような記憶があって、我が家にも存在していたのを覚えている。

レコードと一緒に大切に保管していたのだが、いつの間にか行方不明に…


LPレコードの魅力

2022年11月11日 | 特になし

LPレコードって音楽だけでなくアートの世界にも誘う魅力がある。

ジャケ買い、すなわち中身は関係なししにジャケのアートだけを見てレコードを購入することがある。まあ秀逸なデザインのレコード・ジャケットを見ると購入意欲が掻き立てられことが多い。

ジャケのデザインでご飯一膳食べられる私としては、万が一レコードの内容がイマイチだったとしても、本当に気に入ったデザインなら問題なし。

まあ大概の場合中身の方も比例して出来が良いことが多いので、それほど心配する必要はない。

本日はお気に入りの長岡秀星氏(1936-2015)の作品でも。

1973年 カーペンターズ、Now & Then

1976年 ジェファーソン・スターシップ、Spitfire

1977年 エレクトリック・ライト・オーケストラ、Out Of The Blue

1978年 アース、ウィンド・アンド・ファイヤー、The Best Of Earth Wind & Fire

1978年 ディープ・パープル、When We Rock, We Rock And When We Roll, We Roll

1981年 アース、ウィンド・アンド・ファイヤー、Raise!

30cm x 30cmのサイズにカラフルで写実的に結構細かいところまで描かれていて、結構インパクトがあ理、CDのパッケージでは真似ができない。

なるほど、それじゃLPのサイズのジャケにCDつけて売ればいいじゃん!

てな事で2005年から6年あたりにデカ・ジャケCDなる商品が出たものの、コレクター・アイテムって位置付けでさほど話題にはならなかった。

やっぱり30cm x 30cmのサイズって収納場所に困るからね~

 


プラケース

2022年11月07日 | 特になし

CDをコツコツと買い始めたのはもう30年以上前のことになる。

当時のパッケージはプラケース。

CD収納棚から出し入れが多くなると当然の事ながらケース表面に無数の擦り傷が… 

擦り傷防止のためポリ製CDケース保護カバーなる物が販売されているものの、何もそこまでこだわる事も無い。ただ買ったばかりのCD内のトレイの爪が折れている事がたまにあって、返品も面倒なので交換用のプラケースを買っていた。

トレイだけを交換し、残った透明のプラケースは別の擦り傷の多い古いケースと交換すると新品のCDに見えて、中々いい感じ。

以前買った交換用のケースもなくなりかけてきたので、家電量販店に買いに行くと省スペース目的のスリム・ケースはあるけれど、何とスタンダード・サイズの在庫が品切れ!

3店舗回ってようやく10枚入りの最後の在庫買うことができた。

CDの売り上げが落ちサブスクで音楽を楽しむのが主流になりつつある今日この頃、CDのケース入れ替えて喜んでいる人なんて、もう絶滅危惧種なんですかね。

あぁ~時代は変わる。

古いCDのプラケースを新しく入れ替えディスプレーしてみると、思わず

愛い奴よのぉ〜


掘ってきました

2022年06月24日 | 特になし

と言っても芋掘りではなく、つい先日某なんちゃらオフで久しぶりに中古レコードなどを今時に言えばディグってまいりました。

ここ何年か大ブームって呼ばれるほどのことは無いけれど、何故か中古レコードに興味を示た若い人でそこそこ賑わっているみたいでありまして、私が訪れた際も若いカップルがLPレコードを頑張って掘っていました。

かって60−70年代のレコード全盛時代にその魅力の洗礼を受けた若者が今やおじさんとなり、既に廃棄してしまったレコードを懐かしさのあまりまた買ってしまうってな感じだったんですがね...

店側もこの好機を逃さず、某なんちゃらオフでも多分ネット検索でそれなりの価格設定しているみたいで結構いい値段になっています。

かってはジャンク・コーナーで一枚100円のLPでもソコソコのコンディションでしたが、今ではその様な掘り出し物は皆無に近く、ジャケがボロボロかもしくは全く興味の湧かない分野のレコードで溢れかえっているこれぞ本当のジャンク・コーナーと呼べる品揃えになってしまったような...

てな事で今回LPは諦め、シングル・レコードでもと探してみたものの、昔は一枚50円以下のものが結構あったのに、ジャンク・コーナの商品でさえキリッと税抜価格100円のスティッカーが貼られていた。ブームになるのもちょっと考えもんで、掘りがいのない中古ショップになってしまったなあと思える今日この頃。

ただ暇つぶしとは言えわざわざ車に乗ってショップまで出向いたので、手ぶらで帰るのも何なので比較的コンディションの良い気になるシングルを幾らか掘ってきた次第。

1968年グループ・サウンズ、ザ・タイガースの3枚目のオリジナル・アルバム、ヒューマン・ルネッサンスからシングル・カットされた廃墟の鳩(A White Dove)。

愛や恋を歌うのではなく、結構シリアスな内容の歌で当時は驚いた。トッポのハイ・トーンの力強い歌唱が染みる。

井上陽水の4枚目のアルバム、2色の独楽からシングル・カットされた御免。ロスで録音されたらしく、さりげなく編曲にGene Pageの名前が...

1971年のダニエル・ジェラールのButterfly。当時ラジオでオン・エヤーされていたのは知っていたが、彼のレコードお初にお目にかかることに。

サビでButterfly〜♪ Butterfly〜♪って歌っていたからてっきり英語の歌かと思いきや、今更ながら歌詞カード見てみるとButterfly以外はフランス語!

彼はフランス人で、ポルナレフさんと同じフレンチ・ポップスの人だと気付かされた。

何でPapillon 〜♪ Papillon〜♪ って歌わなかったのかな?

 


3度目の正直、ブースター・ショット

2022年02月26日 | 特になし

本日3回目のワクチン接種行ってきた。

先日ようやく自治体からワクチン接種券が届き、どちらのワクチンを打とうかと思案していたところ、近所の町医者ではファイザーが打てるのだがどうもどこの医院も予約でいっぱいみたいだ。

何しろファイザーはモデルナと比べて3回目の接種における抗体価の上昇は劣るものの副反応の発生割合は比較的少ないってことで、そちらを選ぶ人が結構多いような。

一方モデルナは自治体が設置した会場での集団接種となる。

昨年6月に集団接種会場でのモデルナの予約を入れようと、予約開始時刻にPCの前でスタンバイしていたものの、結局サイトに繋がらずようやくサイトに繋がった時にはすでに時遅し。

予約枠が埋まって次回の予約は2週間後との事で、もし次の予約も取れない場合は1ヶ月以上待つことになる。

そこで掛かり付けの医院に電話を入れてみると、なんとちょうどキャンセルが出て2週間後にファイザーが打てることになり、結局その流れで昨年2回ファイザーを接種した。

今回は近所の集団接種会場でのモデルナの予約サイトを調べてみると何と2日後に打てるではないか!

ファイザーは近所の掛かり付けの医院ではすぐに予約が取れないみたいなので、副反応が心配だけど今回素早く打てるモデルナを選択し本日午後接種完了。

接種後7時間ほど経過したけれど今のところ接種した箇所に少々痛みを感じるものの大したことはなく、これで翌朝にかけて熱が出なければいいんだけれど…

3度目の正直ってことで接種が順調に進み社会全体が早くマスクなしの日常に戻れる事を祈るばかり。

ワクチン接種された方は、そのまま15分ほどじっと座ってお待ち下さい。

ジョージ:えっ、15分も! Isn't It A Pity? トイレ行きたいのに...

 


寒い朝には

2021年12月18日 | 特になし

昨夜は窓枠がガタガタ揺れるような強風が吹き荒れた。

そして彼方に見える山並みに低く雲が垂れ込み山の向こうは雪がちらついたのかなと思わせる寒い朝。

寝起きにまだ暖房の入っていない部屋で熱いインスタント・コーヒーをブラックで啜り一息付く。

こんな時はほんわかしたアコースティック・サウンドが心を温める。

本日は定番中の定番、ベタな感じはしないでもないがノラ・ジョーズのデビュー・アルバムにして彼女の最高傑作、Come Away With Meでも。

(コンサートの模様を収録したDVD付きのエディション、但しCDはコピー・コントロール付き残念な仕様)

本名、ギターリ・ノラ・ジョーンズ・シャンカール、あのジョージのシタールの師匠、ラビ・シャンカールの娘さん。

このアルバム、2002年に世に出て世界での販売累計が3000万枚近くだとか、当時の音楽関連の賞を総なめだとかデビューにして既にバケモノ・クラス。

しかし幾ら売れたからとか賞を総なめしたからと言っても聴く人其々に好みがあるので、メタルしか聴く耳持たね~ってば!なんて方々にはそれほどの反応は無いかも。

それは兎も角、時間が経つにつれて山裾に垂れ込んでいた雲もいつの間にか消え去り、冬の日差しも窓から差し込み少しは暖かくなったかな。

それじゃ、ジューダス・プリースト様でもいってみる?

10枚目のスタジオ・アルバム、Turbo、1986年作

ターボ全開でもっと暖ったかくなるかも。

あれっ? オタクって隠れメタルだったのね。


CDいろいろ聴いてみる

2021年11月20日 | 特になし

最近レコードを聴いていない。

それはプレーヤーを修理に出していて、先週の月曜日に修理依頼でサービス・センターに持っていってもうかれこれ2週間経つのに全く音沙汰無いからだ。

サービス・センターと言ってもそこにマイナーなレコード・プレイヤーの修理担当技師なんていないのだろう。

多分そこから修理専門のワーク・ショップに送り検査し必要なら調整やパーツ交換てな事に。

もし交換のパーツがなければ、パーツ・メーカーからお取り寄せとなる何とも気の長い話になる。

てな事で、ここん所PCにダウン・ロードされている音源もしくはCDを聴いている。

楽ちん楽ちん。

最初は、Faces。1970年の彼らのデビュー・アルバム、First Step。

(米盤ではバンド名がFacesではなく前バンド名だったSmall Facesとなっていて、アメリカではまだ前バンド名の方が馴染みがあるってな理由だったとか。またアルバム・タイトルが初心者向け(First Step)のギター教本をロンが拡げているので、ベック先生への当て付けでは無いかとも…)

Small Facesから看板のスティーブ・マリオットが脱退してバンドの運命や如何に?という事だったが、第一期Jeff Beck Groupのメンバーだったロッド・スチュワートとロン・ウッドが加入してくれてリーダーのロニー・レーンもひと安心。

バンド・メンバーの個性がそれぞれうまく出ていて力強くまたバラエティーに富んでいてなかなかのものでした。

Jeff Beck Groupではベック先生からのお達しでベースを不満ながらに弾いていたロン・ウッドもここでは大爆発。カントリー・ブルース系のアコースティック・スライドをギンギンに弾きまくっている。

聴き応えはあるけど、このアルバム売れなかったな~

お次はロビン・トロワーの1973年のソロデビューアルバム、Twice Removed From Yesterday。

プロコル・ハルムを脱退し、多少ジミ・ヘンの影響を受けていると感じるけど、結構自身のやりたい様にこれまたガンガンとギターを弾きまくっているのが印象的。

ただこのアルバムも売れなかったな~

三番目はソウル系という事で、ロバータ・フラックの1981年のベスト盤。

いい曲ばっかり入っている。

手持ちのCDは1986年のCD化された再発盤で、ちょっと音圧低めなのが残念ですかね。

最後は、ロバータ・フラック絡みで、ダニー・ハザウェイの1972年のLIve。

バックには、ギターにコーネル・デュプリーやフィル・アップチャーチ、ベースにはウイリー・ウィークスそしてドラムスはEW&Fのフレッド・ホワイトの名手らを起用し、更に小さい箱でのライブなので臨場感抜群。

いい仕事してます。

もうレコードで聴くのは結構面倒くさいな〜と感じる今日この頃。


メロトロン、 おメロトロン?

2021年10月27日 | 特になし

プログレ・ファンなら一発でピ~ンとくる鍵盤楽器。

60年台に開発されその後改良が加えられロックのスタジオ・アルバムはもとよりやライブにも登場する。

メロトロンと言えばどれが一番最初に使った?てな話を別にすれば、やっぱり世界一小さいオーケストラとしてメロトロンをバンドの看板として使ったムーディー・ブルースが有名ですかね。

また一般的なロック・ファンなら思い浮かべるのは1967年のビートルズのシングル、Strawberry Fields Foreverではないかと。

因みにビートルズにメロトロンを使う様に売り込んだのは、ムーディー・ブルースの、メロトロの使い手マイク・ピンダーだったとかで、彼はバンド加入以前にメロトロンのメーカーに一時期籍を置いていたとものの本に書かれている。

(セミプロ・ミュージシャンのピンダーはメロトロン製作の会社、Streetly Electronicsで働いていた。キーボードの潜在的な可能性に気づき、グループ結成当時から手に入れたかった...  後略)

(若き日の第二期ムディー・ブルース、左端が髪フサフサ期のピンダーさん)

その後はストーンズがアルバム、Their Statanic Majesties Requestをはじめプログレ四天王のキング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドやジェネシスらも漏れなく積極的に取り入れた。

中でもクリムゾンのデビュー・アルバムでの使用は特に印象に残る。

昨年クリムゾン王の宮殿のアルバムが50周年を迎え、CD買ってみたところ、インスト・バージョンのトラックも収録されており、これを聴くとボーカル・パートが無い分、ディストーションのかかったギターやメロトロンの洪水のような演奏がより浮かび上がってきて結構嵌まってしまい、ヘビロテする羽目に…

(食っちまうぞ!)

メロトロンを使った曲は沢山あるけれど、私としては特に記憶に残るのはエルトン・ジョンのダニエルかな?

(ちょいと、お待ちなせ〜)

オーケストラの分厚い音色を再現するのではなくフルートの音色だけをメロトロンで演奏。

フルート一本だったら何もメロトロン使わなくても良いのにと当時妙に感心したものだ。

メロトロンの大躍進、おメロトロン!

と駄洒落を楽しむだけの時間もなく、競争相手のシンセサイザーが一気に進化を遂げた。

使い勝手が更に良くなったシンセに軍配が上がり、メロトロンはヒッソリと消えゆく運命に(泣)