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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Be My Friendって?

2022年08月30日 | JAPANESE

Be My Babyって言えば、ヒット・メーカー、フィル・スペクター作曲(共作)・プロデュースでロネッツが歌い1963年にヒットした曲。

Be My Friendって言えば?

そう、日本の歌謡界のヒットメーカー、筒美京平、作曲・編曲で南沙織が歌い1972年に3枚目のシングルとしてヒットした曲。曲のタイトルは“ともだち”だがジャケを見ると英文でBe My Friend(友達になって)って書いてある。

あの頃はまだ中学生でテレビなんかでみるアイドルは眩しかった。

もちろんテレビに出ていたアイドル・クラスの娘なんて学校には皆無だったけれど、ちょっと気になった女の子はいた。ただ引っ込み思案で“友達になって”なんて恥ずかしくってこの歌詞の通りにはとてもじゃないけど声に出して言えなかったね。

もし言えたとしたら人生かなり変わっていたかもしれないけれど、途中で色々あったけれど今の人生もまあなんとか無事でここまでやってこれたのでよしとしたい。

あの時どうすれば良かったのかって思っても後戻りはできないし、今更人生を結果論で語るのもね…

ただ当時言えなかった気持ちを代弁してくれた一枚でした。


あの時君たちは若かった。

2022年08月11日 | JAPANESE

1978年、ゴダイゴの3枚目のオリジナル・アルバム、Magic Monkey(西遊記)が出た。

テレビ番組のオリジナル・サントラ盤てな記載も帯にはあったが、このアルバムでは歌詞がガンダーラも含めて全編英語で歌われていてちょっと違った印象を受ける。

とは言えこれを聴けば、レギュラーで出演していた若かりし頃の堺正章、夏目雅子、岸部シローと西田敏行らが蘇る。

今じゃ白髪もそこかしこのオジンになってしまったけれど、あの時はオイラも若かった。


70年代の歌謡曲でも

2022年08月03日 | JAPANESE

1枚目は1976年の太田裕美の5枚目のシングル、赤いハイヒール。ミリオン・セラーになる大ヒットも山口百恵の横須賀ストーリーに阻まれて残念ながらオリコン・チャートは2位。

サビの部分でホーンが入る所のアレンジが何となくより良き未来が待っている様で中々よろし〜

2枚目は1979年の甲斐バンドの13枚目のシングル、安奈。オリコン4位の大ヒット。哀愁を感じるハマショー爪弾くアコギのイントロがよろし〜

その昔カラオケでマイク持つ手の小指を立てながらよく歌ったような...

3枚目は1974年のマギー・ミネンコの2枚目のシングル、涙の河。当時のバラエティ・ショー、金曜10時の噂のチャンネルで和田アキコ、せんだみつおやデストロイヤーらとドタバタやっていたっけ。

父親がロシア系アメリカ人だった事から、お顔立ちはサラッとスラブ系ですな。

ああ懐かしい〜

 

 


ちょっと箸休め、その3

2022年07月24日 | JAPANESE

さっき部屋を掃除していたら、CD棚の奥深くに珍しい物を発見。

決定盤 グループ・サウンズ ベスト・ヒット15のCDだ。フィリップス系所属のバンドのそれぞれのヒット曲が計15曲。

いつどのような経緯でこれを買ったのか定かでは無いのだが、この家でCDを買うのは私だけなので、どこかのショップで見かけて懐かしさの余りつい買ってしまったのであろう。

調べてみるとディスクには1990年と記されており、発売日されてから30年以上も経つと考えると感慨深いものがある。

グループ・サウンズも70年代になるとそのブームも去りその当時洋楽にのめり込み始めた私ではあるが、彼らはオリジナルだけでなく結構洋楽を日本語バージョンでカバーしており結構親しみのある存在ではあった。

このCDに収録されているカーナビーツがカバーしたゾンビーズのI Love You(好きさ好きさ好きさ)やテンプターズのカバーしたグラス・ルーツのLet’s Live For Today(今日を生きよう)はなかなか上出来。

カーナビーツがカバーしたイギリスのビート・バンド、デイブ・ディー・グループのOkey(オーケイ!)やビートルズのOb-La-Di Ob-Ra-Da、それにジャガーズがカバーした同じくデイブ・ディーのThe Legend Of Xanadu(キサナドゥーの伝説)なんかも収録されていたらもっと良かったのだが。

それからスパイダースの初期の頃はかまやつさんがバンドの中心だったことがよくわかる。

久々にグループ・サウンズ楽しみました。


ちょっと早熟だったVisitors

2022年07月02日 | JAPANESE

3枚のオリジナル・アルバムを出して、尾崎豊と入れ替わるが如く1983年に渡米。

NYでのミュージック・シーンにドップリと浸りその影響を受けて現地で新曲のレコーディングを敢行し、翌年佐野元春のニュー・アルバム、Visotorsが完成。

それまでのナイアガラ系とでも言うか、スマートなフォーク・ロック調とは全く異なる現地で流行りのラップやヒップ・ホップを取り入れたファンキーでソウルフルな野心作となった。

とは言え、まだ日本のミュージック・シーンが彼の地のそれに十分追い付いてなかった事もあって、このアルバムの出来に賛否両論だったような…

今聴けば違和感は全く感じられない当時としては全く画期的な作品だったと思う。

このアルバムに初めて針を下ろし、一曲目のComplication Shakedownを聴いた時は歌を歌うのではなくリズムに合わせて語っていたのには驚いた。


街路樹

2022年06月30日 | JAPANESE

1983年、17歳でデビューしあれよあれよという間に若者の間でスター的な存在に。

その後2枚のアルバムを出し、20歳になると無期限活動停止を宣言、アメリカに単身渡る。

翌年帰国すると事務所主導でレーベルも変更し活動再開するも創作活動が思うようにいかなかったらしい。

なんとか1988年に待望のアルバム、街路樹が完成。

それまでのアルバムは苦悩の中にも明るさが感じられたが、このアルバムは全体的に暗い感じですかね? 

その後またレーベルを元に戻した事から、本人も当時の活動状況に満足していなかったのかも?

とは言え、個人的には一味違ったこのアルバム結構好きで、彼の作品の中では一番良く聴く。


ハイ・ウェイのお供に その2

2022年06月28日 | JAPANESE

徳永英明の8枚目のオリジナルアルバム、Nostalgia。

買った当初は車の中でよく聴きました。

ゆったりとした“恋の花”からアップテンポの“Jealousy”に変わると何故かアクセルを余計に踏み込んでしまった事も。

若気の至り。

作詞作曲も手掛け、売りのちょっとハスキーがかった声で高音もパワフルに出せる歌唱力は日本では他になかなか見かけない才能ですかね。

このアルバムは1993年に出たのであれから30年近く経つ。

Nostalgiaを聴いていた頃が今ではノスタルジアを感じさせる。


洗練されたジャパニーズ・ポップス

2022年05月14日 | JAPANESE

1982年のコラボ・アルバム、Niagara Triangle Vol.2。

大瀧詠一が前作Niagara Triangle Vol.1に続く企画アルバムとして当時新人だった佐野元春と杉真理と組んで制作した第二弾。

と言っても今回はそれぞれが独自に録音し持ち寄った曲を一枚のアルバムに纏めたもので、どちらかと言えば大瀧詠一がちょうどメジャー・デビューした才能のある新人達の認知度を更に引き上げるために企画したのではないかと思っている。

もちろん言うまでもなく、洗練されたそれぞれの力作が収録されているので内容は文句なし。

また当時50万枚ほど売れたらしいので、商業的にも企画は大成功だった。


ロックな歌謡曲

2022年05月13日 | JAPANESE

ロックには英語の歌詞がぴったりと思いきや、ありえない方向から強烈なパンチを食らう。

それが1978年に近田春夫とハルヲフォンによる彼らの3枚目のアルバム、“電撃的東京”が出た。

70年代中ごろから、流行りだしたパンク・ロック・サウンドにのって歌われるヒット歌謡のカバーであったが、これが結構ハマるのである。

1. ついておいで、60年代のコーラス・グループ、シャープ・ホークス

2. 恋の弱み、郷ひろみ

3. 東京物語、森進一

4. きりきり舞い、山本リンダ

5. 真夜中のエンジェル・ベイビー、平山三紀

6. ラストショー、ジャニーズ・ジュニア・スペシャル

7. でさのよのツイスト、長沢純率いるスリー・ファンキーズ

8. 情熱の砂漠、ザ・ピーナッツ

9. 気になるお前、沢田研二

10. ブルドック、フォー・リーブス フォー・リーブス 

11. 人間狩り、ピーター

12. 恋のTPO、近田春夫

東京物語、真夜中のエンジェル・ベイビー、気になるお前やブルドックなどはハードロック化して、普段歌謡曲をあまり聴かないロック小僧にも電撃が走った! 


ああ~ 久々にラーメン食いてぇ~

2022年02月04日 | JAPANESE

オミクロン株の猛威で人流の多い繁華街に出かけ外食することが憚られる今日この頃。

セルフ・クッキングのマルちゃん正麺、豚骨醤油味でお茶を濁すしかない。

ところで豚骨といえばやっぱり一風堂ですかね?

因みに今時一風堂と言えば人気のラーメン屋さんが定番であるが、その昔の80年代となると和物ニュー・ウェイブ・バンドのことだった。

何でも博多一風堂の創業者によると実は当時好きだったバンド名から名付けたらしい。

余談ではあるが、一風堂のバンド名は一体何処から来たかと言えば、渋谷のディスカウント・ショップの屋号とのことらしい。

本日は我が家の一風堂が1981年に出した3枚目のオリジナル・アルバム、Radio Fantasyでも。

芸風はイエロー・マジック・オーケストラ系のテクノ・サウンドもしくはニュー・ウェイブ・ポップ歌謡とでも形容すればいいのか…

アルバムの印象としては発想が面白くまだまだ実験的な試みが全体を覆っているがこれからが楽しみなバンドだと思った。

特に2曲目のゾンビーズのTime Of The Seasonのカバーはデビッド・ボウイーの雰囲気なんかも感じられなかなかよろし~ 

一風堂を聴きながらマルちゃん正麺を食する、これぞ我が家のニュー・ウェイブな食事形態であります!


あ~ 懐かしい

2022年01月21日 | JAPANESE

1973年バンド結成。

そして1974年フォーク歌謡系の芸風でレコード・デビュー。

1979年からはバンド名をAlfieからAlfeeに変更し、芸風もエレキ・サウンドが強調されロック色が全面に。

そして苦節10年、1983年にシングル・カットされたメリーアンが大ヒット、同年のアルバム、Alfee’s Lawも成功を収め遂に大ブレイク。

特に高見沢さん、今のお姿からは想像出来ない結構あっさりした出立ちでした。

メロディアスでちょっぴりハードに生まれ変わったアルフィー、懐かしいし今聴いても結構新鮮に感じる。

シングル先に買ったっけ。メリーアンとB面のジェネレーション・ダイナマイト、最強なカップリングでした。


12月1日、暦の上では冬となる。

2021年12月01日 | JAPANESE

今日の天気図をチラッと見ると西高東低の気圧配置、道理で朝から風が強く肌寒い1日だった。

風が強いと体感温度もグッと下がって底冷えし、オジンの身には結構応える。

そんな時思い起こすのがこれ!

五輪真弓の1973年のセカンド・アルバム、風のない世界(Windless Day)。

前作と同じく、キャロル・キング一味の全面サポートによるロス・エンジェルスでの会心の録音。

まだまだJALパックも一般的でない70年代の初頭にデビューから連チャンで海外録音を敢行するとは、レコード会社からかなり期待されてたんだろうね。

曲のクレジットを読めば何だかアメリカのアーティストのアルバムようにも感じる。

でもレコードの再生が始まると日本語で歌われるから、一安心。

なぬ〜、風のない世界って3月初めの春の事じゃと!

冬は始まったばかり。

寒い日がこれから3ヶ月も続くのか....


あの頃

2021年11月12日 | JAPANESE

このCDを買ってから30年程経つ。

あの頃ってちょうどバブル景気真っ盛りでみなさん浮かれていた様な。

そんな1990年に出た浜田省吾のアルバム、誰がために鐘は鳴る。

(ヘミングウェイの小説、誰がために鐘は鳴るって英語ではFor Whom The Bell Tolls。勉強になります。)

当時は海外在住でいつも洋楽ばっかり聴いていて、ちょっと日本が恋しくなってたまには和物って感じで日本に一時帰国したとき買ってみた。

車を運転している時によく聴いたね。

この人の音楽的な嗜好は多分アメリカのウエスト・コースト系サウンドなので、洋楽好きの私には結構馴染んだ。

ただオマージュなのかどうかは分からないけど、ちょいとメロディー拝借って感じでどこかで聴いた事のあるフレーズがチラホラと。

顕著なのは、

3曲目の“少年の心”ではイーグルスの”ならず者”

7曲目の”夜は優し”ではリンダ・ロンシュタットが1978年のアルバム、Living In The USAに収録されたOoh Ooh Baby Baby ♪〜 にくりそっ!

そして9曲目の”太陽の下へ”では1978年レオ・セイヤーが歌っていたI Can't Stop Loving You(Though I Try)のコーラス・パートによく似たフレーズが…

これらがなきゃ夜もぐっすり眠れたのに...

でももう30年も前の古いお話、いつまでも細かいことが気になる右京さんでもないか。

それでは皆様、ご一緒に!

Ooh Ooh Kiss Me Baby ♪〜 Ooh Ooh Touch Me Baby ♪〜

まだ気にしてるやないかい〜!


和物ロック、その2

2021年10月26日 | JAPANESE

一昨日の延長で山下達郎の別のアルバムでも。

1980年のRide On Timeでついにアルバム・チャート1位を獲得、日本ポップス界のトップへと躍り出た。

それは今後のアルバム制作に時間とお金をかけることが許され、レコード会社からの制約にも振り回されす事なく余裕を持って創作活動が出来る事を意味する。

そして個人的な趣味のアカペラ・アルバムを1枚挟んで、完成度の高いアルバム、For Youが1982年にようやく登場。

分厚いコーラスをバックに、曲によってはホーンやストリングスを投入しゴージャスなアレンジが施され、シングル曲を収録せず曲の繋ぎに短いアカペラを入れるなどトータル・アルバム化する様な工夫も。

アルバム・チャート1位を獲得し、その地位を強固な物に。

ただあまりに人気が出過ぎて猫も杓子もタツロ~ってなれば、ちょっと引いてしまうかも。

私としましては、70年代のシュガー・ベイブや初期の数枚のソロ・アルバム辺りまでの知る人ぞ知るって頃の方が何故か美味しいって感じてしまう。

通りすがりの人:天邪鬼っていうか、オタク結構ユニークだね。

へへへッ、“Ah! For, You”なんて言われる時もあります、キリッ。

通りすがりの人:それって褒め言葉じゃないと思うけど...

初っ端からのSparkleからノリノリ。

Your Eyesでアルバムは大円団


和物ロック

2021年10月24日 | JAPANESE

コロナ新規感染者の数も此処のところ劇的に減少したものの、オジンが主体の我が家ではいまだに戒厳令発動中。

週末はどこも行く宛もないので家に閉じ籠り、PCのモニター向かってネット・サーフィンに勤しむ一日。

久々にヤフオク覗いてみた。

以前ハード・オフに要らない和物LP買い取ってもらいに行ったが、なんと一枚10円の値付けだった。持って帰っても仕方がないので10枚ほど置いて帰った記憶が。

ヤフオクの場合はコンディションが良ければもう少し高く売れるかも知れないけれど、売れたら売れたでしっかり梱包して郵便局まで持って行かねばならぬ。これが結構面倒でヤフオクを今の所利用することはない。

ただこれまで集めたLPを断捨離と称していつか手放すことも考えねばならない年齢にもうすぐ到達するので、ヤフオクなんかで中古LPの相場なんかを研究してみようと考える。

ビートルズの中古は相変わらずの人気商品で今でもそこそこの値段がついてるね。和物はと言えばTatsu YamashitaさんのLPなんか結構いい値段が付いていて驚いた。

40年以上前のアルバムなのに今聴いても古い感じはしないから、温故知新って感じで若い人が買い集めているのかな?

我が家にも彼のLPが4枚有りまして、レコード棚の肥やしとなっております。

それじゃ、久々にGo Ahead!でも取り出し聴いてみますか。

確かにアルバム・タイトル通り、前進!って感じで時代を先取りしているね。

オイラの髪の毛はあれから40数年たって後退!て感じだけれど…