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あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

上田秋成は大坂生まれ

2019年02月16日 | 楽しみなこと

月一の勉強会に出席しました。

上田秋成は1734年に大坂で生まれました。

5歳で天然痘に罹り生死をさまよいます。

35歳で『雨月物語』を脱稿。

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57歳で左目失明。

65歳で一旦両目失明状態に。

    *「神医」谷川兄弟に治療を受け左目が見えるようになる。

    *谷川家は15代に及ぶ眼科医の一家

1798年(寛政10年)に秋成は谷川三兄弟に治療を受け

左目が見えるようになった。

秋成は谷川三兄弟を神の如く敬うようになります。

治療費が払えなかった秋成は「神医」への報謝として

数々の遺墨を送ります。

版本でもなく写本でもなく唯一の肉筆を谷川家に贈り続けます。

 

 

帯刀を許された谷川三兄弟

 

掛軸なども趣向を凝らして、報謝を続けたのです。

 

この掛軸は長さが150㎝あります。

京都の大井川~桂川を表現したもので、文字が書かれているけど

全体を見ますと、文字で川の流れを表しているそうです。

谷川家のためだけに作成した数々の品が谷川家に残されている。

谷川家も現在も谷川好一(よしかず)氏がおられるそうです。

 

1809年(文化6年)6月27日 76歳、秋成没。

 

 

 

 


散歩の途中で見た壁画

2019年02月16日 | 散歩

見かけた壁面の図がどのように完成したか

見届けに行きました。

 

2月9日の状態はこうでした。

 

2月16日はこのようになっていました。

 

富嶽図だと予測していたが、そうではなかった。

波の構図は似ていましたが・・・

「泉州沖勇魚浪裏」のタイトルが付いていました。