原油価格が明日反発すれば、トレーダーらはおそらく米エネルギー情報局(EIA)が7日に発表した「掘削生産性報告」が材料視されたと言うだろう。
同報告によると、主要シェール油田7カ所の生産量は2016年1月に前月比で日量11万6000バレル減少し、リグ当たりの生産量も日量3000バレル減少する見通しだ。
これまで上昇傾向にあった生産性が下落に転じれば注目に値する。原油価格が低い中でどれだけ生産できるかという点で、企業が壁にぶつかりつつある可能性を示唆するからだ。
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