ringoのつぶやき

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大阪ダブル選挙で橋下氏が圧勝した意味

2011年11月28日 22時44分49秒 | ユーロ危機

IMFがイタリア救済で62兆円を準備しているという報道と、米国のブラックフライデーの売り上げが過去最高の伸び率になったことで、米国のNYダウ先物、NASDAQ先物、S&P500先物が揃って大幅上昇となり、ナイト取引で8100円まで下落していた日経先物も8200円台まで戻していました。

しかし、IMFが新たに資金を得ないかぎり62兆円のイタリア支援はできませんので、この報道が真実なのか日米欧が努力しないイタリア支援で合意したということになりますが、現時点で緊急避難的なイタリア支援に合意する可能性は考えられませんので、この報道は誤報である可能性があります。つまり、株式市場を上昇させるために誰かが仕組んだ可能性もあります。

ブラックフライデーの売り上げが過去最高という報道はびっくりです。これまで米国経済はリセッションから抜け出しているという専門家と、中央銀行中心に「米国の経済はリセッションの可能性がある」という見方に分かれていましたが、リセッションと言っている専門家は「住宅問題と雇用問題から個人消費は回復しない」という前提での考え方であり、今回のブラックフライデーはリセッション派にとっては意外なものであったといえます。私もリセッション派でしたから、少し頭が混乱しています。

■橋下市長の世直し戦略

「大阪維新の会」が大阪府知事選と大阪市長選に圧勝しました。この圧勝の意味は何なのか?

当初は五分五分とも言われていた大阪市長選でしたが、途中から橋下氏圧勝に変わりました。これは日本にとっては非常に大きな出来事といえます。

今の日本には「日本を変える大志を持った政治家」が必要です。しかし、党人派の政治家は国会議員をはじめとした「自分を引き上げてくれた恩人」がおり、官僚派の政治家にも「自分を引き上げてくれた政治家と自分がいた省庁の既得権益」がついていますので、政治家や官僚では日本を変えることができません。

橋下氏が大阪府知事の時に1100億円の経費削減を行って、1年で万年赤字の大阪府を、財政黒字に変えました。このときのテレビを見た人もいると思いますが、橋下氏は大阪府議会で「泣いて自分の政策を訴えて」いました。この熱情と大志が日本を変えるのに必要です。

今の日本は「政治と官僚と一部の資本家が利益を独占」し、国民は収入減や失業の中で「何も言わない国民」になってしまいました。つまり、国に革命が起こる環境が整っているのですが、肝心の「国を変える政治家」が生まれておりませんでした。

この「大阪維新の会」の成功によって、私だけでなく、多くの既得権益を持たない人は「大阪維新の会」が国政に参加し、これまでの既得権益を打破して、公正な日本社会を作ってくれるかもしれないと期待したのではないかと思います。

公務員法の改正や教育委員会法の改正は、誰が考えても「抵抗が大きすぎて無理」と思いますし、ばらまいた予算を受け取っている既得権益者の抵抗、天下り先を確保し続けるために規制強化を行っている行政の抵抗は、国では国会議員がみんな失敗したように「優秀な人材の詭弁によって阻止されている」ことからも不可能に感じられます。

つまり、橋下氏は「これまで不可能と言われてきた問題に挑戦する」わけですから、明治維新の薩長土肥の英雄群に匹敵する挑戦を行おうとしているわけです。

明治維新の時には色々な人材が活躍しました。今は「大阪維新の会」だけですが、これが全国の個性的な意見を言う知事や市長に波及し、討幕に匹敵する「既成政党を討つ」にまで発展すれば、日本は世界の流れに逆らって「弱者が人間らしい生活を送れる数少ない国の一つ」になるかもしれません。私は橋下氏を心から応援しますが、願わくば橋下氏が日本の将来を変える政治家になってほしいと思います。

もう一つ、実際には分かりませんが「橋下氏には優秀で公平性を持った、正義感を持ったブレイン」がいると思います。昔から歴史が変わるときには「清廉潔白な指導者」に「清廉潔白な指導者に惚れて優秀な人材たちが集まって」きて、歴史が変わります。

これまでは小泉元総理の息子が出てくるまで日本は暗黒の時代が続くだろうと思っていましたが、今回の橋下氏の過去から現在の行動や思想を聞いて、もしかしたら「橋下氏が日本を変える人」になるかもしれないと漠然と思いました。

橋下氏の発言を聞きますと「今までの政治家」とはまったく違った発言になっています。何が違うのかといいますと、橋下氏の発言には「ごまかしに使う形容詞」がまったく無いことです。

民主党の総理は全て使いましたし、特に菅前総理と野田総理は頻繁に使っています。どんな言葉を使っているのかと言いますと「精一杯」「できるかぎり」「しっかりと」「真剣に」「がんばる」などですが、これは「心の中で思うことで、人に向って言う言葉」ではありません。しかし、実行力が無い人や実行できない人は「心地よい言葉で人を騙す」ときにこの言葉を使います。

■追伸
14時ごろに「これからの投資戦術」について、『森田のつぶやき』で書きます。

レポート担当:ケンミレ株式情報 森田 謙一


クリック屋のCFDのNEW商品

2011年11月28日 11時35分24秒 | 

クリック屋のCFD,今日から、日経225やNY30現物等が取り扱い開始になりました。

今まで先物を取引してたのですが、期限があるし、期先のは、20円~20$と価格差があったのですね。

でも、これは、、金利0円、その上、無期限。

今日、売買し、10年後返済してもOK~って為替みたいですよね?

ただし、ロスカット価格があるので、その辺注意ですが。

ということは・・・・・

 

 

 

 

おっしゃぁぁぁぁぁーーーー!!!

 

でございます


WSJ-ブラックフライデーでネット販売がさらに加速

2011年11月28日 11時13分59秒 | 社会経済

(ウォール・ストリート・ジャーナル)IBM(NYSE:IBM)傘下の調査会社コアメトリックスによると、今年の「ブ
ラックフライデー」(感謝祭翌日の11月25日)におけるネット販売は前年に比べ24.3%増加した。主要小売業者
がウェブサイトからの顧客取り込みに重点的な投資を行なったことを如実に反映している。

コアメトリックスが全米500社以上の主要小売業者を対象にしたオンラインデータによる調査結果によれば、感
謝祭当日で39.3%増加した。これまで従来型の小売業者が1年で最大の書き入れ時のうちの1日とされる感謝祭セ
ールで電子商取引の役割が拡大していることを浮き彫りにしている。

ブラックフライデーを含む週末では、価格比較や商品発注でモバイル機器の利用が目立ったためモバイル利用の
取引がその大きな部分を占めた。ネット販売の内の9.8%がモバイル機器による発注で、その割合は昨年の3.2%
から大きく増えた。

米アップル(Nasdaq:AAPL)のiPhoneとiPadがネット販売では大いに活躍した。コアメトリックスによると、ネ
ット販売全体の10%以上を占めた。アイパッドからウェブサイトに訪問した人は商品購入までの手続きを行う割
合が最も高かったもよう。iPadからの訪問者がそのサイトで商品を購入したかを示す指標の顧客転換率は4.6%で
、全体の2.8%と比べ高い。一方、フェースブックなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サイトが
全体に占める比率は0.5%をわずかに上回る程度にとどまった。

ネット販売の急増は、アマゾン・ドット・コム(Nasdaq:AMZN)のようなインターネット通販大手に遅れを取る
まいと必死の従来型小売り店舗チェーンが巻き返しを図ったことを映しだした。百貨店チェーンではサイトの訪
問者が激増しネット販売が昨年に比べ59%増加した。商品分類別では家庭用品が48.8%、衣料で47.2%、美容・
健康関連が34.2%それぞれ増えた。

メーシーズ(NYSE:M)、コールズ(NYSE:KSS)、JCペニー(NYSE:JCP)、ノードストローム(NYSE:JWN) といっ
た大手百貨店チェーンはネット販売の運営システムなどの強化・改善に多額の資金を投じてきた。

米南部を中心に303の店舗を展開する百貨店チェーンのベルク(BLKIA)は今年のブラックフライデーではネット
販売が1年前に比べ2倍超に膨らんだ。キャスリン・ブファノ社長はブラックフライデーで過去最高を記録し、さ
らに感謝祭当日でも2倍だったと指摘した。また、ネット販売での人気商品が店舗でも売れ筋商品となっていると
説明。ブラックフライデーには「ランペイジ」ブーツや婦人用ブーツ、薄型パネル・テレビ(TV)などを目玉商
品として初めて129ドルで販売、わずか10分で完売したという。
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DJ-【米国債市況】反落、感謝祭明けの薄商いで

2011年11月28日 07時21分02秒 | 債券

ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)25日の米国債市場では、一部の投資家が最近の上昇相場に対する利益確定に動
いたため、米国債価格は反落した。感謝祭明けのこの日は、米東部時間午後2時(日本時間26日午前4時)までの短
縮取引となり、1年のなかでも最も薄商いとなる日のひとつだ。

ユーロ圏のソブリン債務危機への懸念を背景としたこのところの上昇相場で、指標銘柄の10年債は利回りがほぼ
2カ月ぶりの水準まで低下した。利回りが2%を割り込み、投資家にとっては債券を保有する妙味が薄れていた。
しかも、通常よりも薄商いだったことが、債券の下げを増幅したのだと一部の参加者は指摘した。

25日は下げたものの、債券価格はこの1週間で小幅上昇した。また、今後も米国債には新たな買い手が現れ、さ
らに下げることがあれば、安値で買おうとしている投資家を引きつける可能性があると指摘するアナリストもい
る。

モルガン・スタンレー・スミスバーニーのチーフ債券ストラテジスト、ケビン・フラナガン氏は、「ユーロ圏の
危機が依然として主な材料になっており、すぐに二の次の問題にはならないと思われる。少しでも売られると新
たな買い手が現れ、中長期債が一番支持を維持する公算が大きい」と指摘した。

モルガン・キーガンの債券資本市場部長、ケビン・ギッディス氏は、25日の出来高は通常の6~7割だと推計して
いる。「この日は米国債にとって1年で最も薄商いの日だ。大半の取引担当部門はせいぜい職員が半分程度だ。顧
客は最善の約定を期待できないことが分かっているので、めったに注文を出さないためだ」と語った。

10年債利回りは、18日の2.01%から低下し、23日には10月6日以降では最も低い1.871%をつけ、9月末につけた
60年来の最高値1.672%に迫った。

金融市場にとって最大の焦点は、依然としてユーロ圏の債務問題だ。25日はイタリアの3カ月物政府短期証券が
過去14年間で最高の落札利回りをつけ、同国の10年物国債の利回りは20bpも跳ね上がり7.38%に達し、改めて市
場の動揺を誘った。加えて、スタンダード&プアーズ(S&P)がベルギーの長期ソブリン格付けを「AA+」から「A
A」に引き下げ、懸念は深まった。24日にはフィッチがポルトガルを非投資適格(ジャンク格)に格下げしている。
一方、ロイター通信は25日、ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)を回避するための交渉の一環として、
新発ギリシャ国債の大幅な債務減免を容認するよう投資家に求めていると伝えた。

この危機がユーロ圏最大の経済国ドイツにも波及する可能性が懸念され、このところドイツ国債さえも売られて
いる。多くの投資家がドイツ国債を売り、米国債と英国債に資金を振り向けている。

ドイツの10年物国債は25日、同年限の米国債よりも31bp高い利回り水準で取引された。この利回り差は2009年4
月以降では最も大きい。2週間前にはドイツ国債が米国債よりも27bp低い水準で推移しており、短期間での急落を
浮き彫りにしている。

ドイツ銀行個人資産管理部門の債券取引ヘッド、ゲイリー・ポラック氏は、「ユーロ圏の問題がなくならず、世
界経済の見通しは芳しくない。リスク回避が引き続き米国債需要を引きつけるだろう」と指摘した。たとえば、
ドイツ銀行の金利ストラテジストらは、10年米国債利回りが12月末までに1.75%に下がると予想している。

         価格  前日比   利回り
 2年債  99 30/32 -   1/32  0.277%
 5年債  99 22/32 -   8/32  0.936%
10年債 100 09/32 -  25/32  1.964%
30年債 104 02/32 -1 23/32  2.919%
(米東部時間25日午後2時)
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