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マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【19】

2006-11-21 11:40:36 | 世の中のいろいろ
第19回・個人の尊重 その2 「刑事裁判と被害者」を読みました。


無念極まりない被害者の人権はないがしろにされていないか?


刑事裁判は、被害者の感情とは切り離されたものでなければいけない。
(感情とリンクしていては社会は混乱する)


憲法で、被害者の人権が保障されていないという声があるが、それは違う。
保障するシステムが確立されていないという、政治側の問題。


被害者の人権を守ることと、犯罪者の人権を守ることは、
衝突するようで実は違う次元のもの。


犯罪者の人権を考えることは、人間心理としてとても難しいと思います。


頭では理解していても、
立場が逆転する可能性もあるのだと仮に考えられたとしても、
「それはそうだけど・・・でもその可能性はゼロに等しいじゃないか」という想いが強いと思うから、
実際には納得できないと思うのです・・・


その“収まらない思い”を持たなければならないことは、
“人権や近代法治国家というシステムを取ることの、代償といってもいいかもしれません”


前回の“どんな悪人でも人権があるのだということ認める覚悟がなければ、
人権を口にするべきではない”
という伊藤氏の言葉と「代償」という考え方・・・、


う~ん・・・厳しいですね。


次は、
第20回・個人の尊重その3 刑事裁判と被害者06-07-05UP
を読んでみます。

心配事が取り越し苦労でありますように。

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