はじめてのバンT

3月末日、念願のFountains Of Wayneのライブに、行って来ました！！！
ずっと応援していただいているライターの松村雄策さんの記事をきっかけに聴き始め、（確か私が3rdAlbumを出した頃、「彼女もFOWじゃないけど、ずっと思うように活動できていた訳ではなくて、でも会えばいつも元気で…」というふうにロッキンオンに書いて下さった）すっかり虜になってしまった。
ベースのアダム・シュレシンジャーの書いた映画主題歌は、アダムの曲と知らずに大好きになって、後から彼の曲と知ってびっくりしたり。
とにかく、アダムのセンスがたまらなく好きだ。
ジョンとポールにもたとえられる、クリスとアダムのソングライティング。内向と外向。憂鬱と爽快。陰と陽。
すべての感情がぎゅうっと詰まったカラフルな世界☆

最終日の東京、恵比寿リッキドルームは超満員。
ほんとにほんとにFOWが、音楽の魔法が大好きなんだな、という、熱い観客。
FOWの歌詞をこんなに完璧に覚えてる人が日本にあんなにいたなんて、失礼ながらびっくりでした。
いろんな人のいいライブを今までも沢山観てきたけど、私はこの日、はじめてバンTなるものを買いました。
どのくらい、どんなふうによかったか、このことから感じて頂けたら嬉しいです（笑）


ちょっとでも楽曲に隙のあるアルバムやライブだと、一瞬で魔法が解けて、あきっぽい私はすぐにあくびしてしまいます。
全部が全部‘行き切って’ないと嫌だ。

FOWはパワーポップ・バンドと言われるみたいだけど、ジャンルはともあれ、現代最強のポップ・キングだと思う。
日常をきらきらさせてくれるのがポップの魔法だとしたら、これ以上の魔法はないんじゃないかな。

そして私は、ポップなものがものすごく好きなんだな、と、いまさらのようにわかりました。
なんでもない瞬間やルーティーンになりそうな日々を、きらきら輝かせたい。そういうことなんだな。

エイプリル・フールも、そんな訳で毎年楽しんでいるのだけど、今年はFMひたちの放送だったので、ヘリウムガスとぱぷぱぷうるさいラッパを持参。
ヘリウムは久しぶりに買ったけど、これ、絵がバンド…ってことは、ライブで使えということか？

とても楽しい放送となりました♪ ひと息分しか変な声が続かないのがなんだったけど。騙されてもらえたかな？

それから、帰りに途中でパートナーに電話して、「高速バスに乗ってたんだけど、サービスエリアで置いてきぼりにされちゃった。どうしよう。」と嘘を付いたところ、「バ、バス会社にでんわしなよ、すぐに！バス会社に！」と心配されました。ごめんなさい。
日常をきらめかせるための、ポップな嘘ってことで。


～おいしいオマケ～
ライブの帰りにたまたま見つけた宮崎地鶏炭火焼「車」っていうお店が、美味しかった！
いいライブの後は、自分のライブだろうが他人のライブだろうが、関係なくお酒がうまい。
炭火焼ってなんであんなに美味しいんだろう。昨年初めて行った宮崎の思い出が頭を駆け巡りました。また行きたい…。
締めの鶏ガララーメン。濃厚。

大学芋にアイスを乗せたやつ。芋が皿にへばりついて剥がれなかったのが残念すぎる。でも美味しかった。温と冷。陰と陽。キワとキワ。