ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

カーボン・オフセット

2008年01月17日 23時25分18秒 | 古い日記
やはり、「焼き物」はCO2を排出する大きな要因となる。

昔ながらの「登り窯」で使われる薪の量を見たら、
家が一軒建つんじゃないですか?と思う程で、
「その割にアウトプットが少ない感」は否めない。

「つまり、昔から窯業は環境破壊の元凶って事ですよ」
「でも、この会社のは電気窯だから関係無いんじゃないの?」
「いや、その電気を発電する時にCO2が出る訳ですから」
「そりゃあ、発電所の責任だよ」

地球温暖化というかCO2削減と言うか。
そういう「概念」はこの人の頭の中に存在しないらしい。

「……そう言えば」
ややあって、思い出したようにオサーンが言う。
「今から20年くらい前の話だけど、セメント1t作るのにCO2が0.5t排出されるって聞いたな」
「で、それを聞いた時、どう思いました?」
「あんまりピンと来なかったねえ」
「何でですか?」
「CO2って、二酸化炭素だろ? 気体に重さなんてあるのかよ?」
「……」

以下、コピペ:

ところで、文系と理系の知識は乖離(かいり)しているという指摘は以前からなされてきている。1959年にC.P.スノーが著した『二つの文化と科学の革命』という本がある。この中でスノーは、「文系の知識人と理系の知識人は、全く別の世界に住んでいて、お互いにまるで理解しようとはせず、敵意と嫌悪の情をもってにらみ合っている」とし、さらに、「『二つの文化』は60年前にすでに危険な分離を始めている。…二つの文化がおたがいの話しあいを止めてから、もう30年にもなっている」と書いた。その論拠として以下のようなエピソードをスノーは紹介している。スノーがあるとき文系のインテリの集まりに呼ばれて話をさせられたとき、そこに集まった人々が、あまりに科学と科学者をバカにしているのに腹を立て、「あなたたちのうちで熱力学の第2法則がわかる人がどれくらいいますか?」と壇上から質問したという。すると会場は静まり返り、手を挙げる人は誰もいなかった。スノーは、いまの質問は、文系の人に「あなたは何かシェークスピアのものを読んだことがありますか?」と聞くのと同じくらい理系の人なら知っていて当たり前のことだとその場で述べたという。

引用終わり。

……C.P.スノーがいかなる人物なのか?イマイチ良くわからないな。