ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

セクハラ

2008年01月09日 23時40分29秒 | フィクション
裸祭りポスター:JR東が「待った」…女性が不快感

露出が不快感を与えると掲示を断られた黒石寺の蘇民祭ポスター 岩手県奥州市の黒石(こくせき)寺で繰り広げられる伝統行事、蘇民祭(そみんさい)の観光ポスターを市が駅構内に掲示しようとしたところ、JR東日本から待ったがかかった。「男性の裸に不快感を覚える客が多い」というのが理由だ。数十年作製しているポスターの掲示拒否は初めてで、市は枚数を200枚減らして1400枚とし、駅で張れない分は市内や首都圏で張るという。

 祭りは、市内水沢区黒石の寺で裸の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる。疫病よけや五穀豊穣(ほうじょう)などを願い1000年以上続くとされる。今年は2月13日夜~14日未明を予定している。

 ポスターは写真3枚を組み合わせ、ひげ面で胸毛の男性がアップに、奥に下帯姿の男性たちを配している。

 昨年11月30日に市がJR東日本盛岡支社に許可を求めた。JR側は本社の判断を仰ぎ、12月3日に図柄を変えない限り掲示できないと通知した。市は下帯など一部修正をしたものの、版下がほぼ完成しJRが求める図柄の全面変更は困難だった。

 JR東日本盛岡支社の佐藤英喜・販売促進課副課長は「セクハラが問題になる中、公共の場でのポスター掲示の基準は厳しくなっている」と説明する。そのうえで「単純に裸がダメというわけではないが、胸毛などに特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断したという。

 奥州市水沢総合支所の佐々木禅(ゆずる)商工観光課長は「市と業者とで図柄を決めた後(の掲示拒否)で、日程的にも変更はできなかった」としたうえで「観光客が減るかもしれないが、市内に集中的に張ったり、首都圏の観光施設に掲示をお願いしたりして祭りを盛り上げたい」と話している。【石川宏】

……この胸毛のオサーン、ショックで寝込んでしまったらしい。

って言うか、家族がカワイソウ。

実はマイホーム・パパ

2008年01月09日 22時40分50秒 | 古い日記
オサーンが言う。

「正月、ヤツが帰ってきてさ」

ヤツ――つまり、オサーンの御子息、A君はバリバリの理系技術者だ。

簡単に彼の背景を説明しよう。

幼少の頃より、数字に興味を持ち、サイコロやルーレットに異様な関心を示す。
「しかし、そこから先は俺と違っていてな」
ロト6や麻雀などの賭け事は大嫌い。茶髪やピアスはもってのほか。
食事中は正座。自動車の速度制限は一キロたりともオーバーした事が無い。
今時珍しい、純朴な……いや「直球ど真ん中のまじめ青年」である。

で、今や某大企業のエリート社員……らしい。

「お年玉をくれたんだよ。妹に2万、母ちゃんに3万……」
うーん。社会人、一年目だろ? 本当に奇特な子だ。
「でも、俺はもらえなかった」
(じゃあ、お前がやれよ)
「何でですか?」
「とうちゃんは『どうせパチンコで使っちゃうから』って」
「って、その通りじゃないですか?」
「ま、そりゃあ、そうなんだけどな」
「行ってたんですか?」
「ああ。正月は7連チャンよ。もういい加減飽きたな」
「……」

この人(オサーン)は
「子供は親に育てられるが、親も子供に育てられる」
が自論であるが……全く違う意味に聞こえるから不思議だ。