ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

土人の唄

2008年01月11日 23時39分57秒 | 古い日記
「エスキモー」=「生肉を食べる人の意味で差別用語」
というデマは広く流布されているが……
北米土着文化に精通した人なら「イヌイット」などと言う言葉は使わん。(多分)

しかし、彼らは
「食べる物がないカワイソウな人達」
と思われていた方がいいんだろうな。

すげえ記事見つけた!

以下、引用:
「マック!来年は春のウミアック作りから来なきゃだめよ。そして息子のクルーと一緒に行くのよ。」
「ほんとう?僕も乗れるの!?」
「ほんとうよ!だから、今度はちゃんと猟に間に合うようにいらっしゃい。家族みんなで来るのよいいわね。」
笑みをこぼしながら、目を細めてユニスが言った。
引用終わり:

要するに、エスキモー軍団とカヌー作りから始めて、
「クジラ漁」に参加できる事になったマックとは……日本人である。

北極クジラを食べる→ここをクリック

近代捕鯨で獲っちゃダメだよ→ホッキョククジラ

怒れる外人

2008年01月11日 01時01分17秒 | 古い日記
……急に思い出したから書いておくか。

若者は知らないかもしれないがオリビア・ニュートンジョン
杏里の「オリビアを聴きながら」のオリビアだ。
(ちなみに彼女はオージー)
1978年、彼女は捕鯨に反対して、日本公演を延期にした経歴がある。

何故、あの頃、捕鯨問題で日本叩きが忽然と湧き上がったのか?
と言うと……色々と噂されているが未だに謎である。

要するに欧米のマスメディアが、何の説明も無く
イルカを殺す日本人の様子を放映し始めたらしい。
(当時、海外にいた人の話によると)

余談だが。
確か当時はソ連も捕鯨国だった。
彼らがあまり国際的非難を浴びなかったのは、
「怒らせると恐いし、どうせ西側陣営じゃないから言ってもムダ」
という理由からである。
以上、余談終わり。

「かわいらしく知能の高い鯨類を殺すべきではない。恥を知れ!」
と、奴等はまるで「親の敵」のような態度で臨んできた。

一体、何事が起きたのか?
当時の日本人は良くわからなかった、と思う。(今でもそうか?)

さて、その恐怖が記憶に新し(くもないか?)い1986年。

今度は中曽根首相の人種差別発言問題が起きる。

発言内容は、以下の通り。
「日本はこれだけ高学歴社会になって、相当インテリジェントなソサエティーになってきておる。
アメリカでは黒人とかプエルトリコとかメキシカンとか、
そういうのが相当おって平均的に見たら(知的水準は)非常にまだ低い」

「鯨であれだけ大騒ぎになったのだから、今度はアカンだろう」
と、俺は思った。「文化の違い」ですむ問題じゃない。

黒人やヒスパニックはもちろん、野球界から欧米人は一人もいなくなる。
マイケル・ジャクソンも大物ジャズメンも来日中止。
そんな報復措置をとられても仕方が無い。

(日本、オワタ)

……と思いきや、意外にも
「まあ、どこの国にもあんな事を言うヤツはいるよ」
で、話は済んでしまった。

以下余談:
「白人の本音を代弁してくれた!」
という賛同意見もあった。
余談終わり。

ウォーレン・クロマティが史上最強の助っ人と呼ばれる中、
「お前らの社会的地位はクジラ以下か!!!」
と同情しつつも、黒人やヒスパニックの寛大さに妙に感心したものである。

(でも、野球じゃあ、すぐにキレて人に殴りかかったってたな)