御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

死と乙女

2022-02-03 10:08:16 | 日記・エッセイ・コラム

     

入院してからは、なるべくアタマを平安に保とうと、刺激的な音楽を

聴くのは意識的に避けてきた。

    

やっぱ、『死と乙女』はまずかったよな。

   

シューベルトは不思議な作曲家で、気を抜くと魂を持って行かれる

ような曲が多い。

    

いつどこで読んだのか全く思い出せないけど、辻邦生がこの曲を聴くと

死んでもイイと感じると書いていたのを思い出した。

   

まあ、彼も晩年は辛かったからね。

   

古楽器奏者の私としては、テルプシコルド四重奏団の演奏を推すべき

なんだろうけど、もうこのトシになるとあまりに過激な演奏は心臓に

悪い。

   

一般的には(とは言ってもホントはよく知らない)、旋律的音程の

取り方をやめたアルバン・ベルク四重奏団とかがオススメなんだろう

けど、2楽章がね。

   

Andante con motoってもっとはやいよね。

   

遅く弾きたい気持ちは分かるけど。

   

今日はおとなしくしています。

 


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