名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

サッカー道の進化と確立。

2010年07月01日 23時15分15秒 | スポーツ

中国から伝わってきたお茶が、

日本で茶道として進化し確立したのと同じように、

アメリカに教えられた野球は日本で「野球道」として進化し、

去年のWBCでその完成形を世界に知らしめました。

イチロー以下日本選手の野球に対するリスペクト精神はとても奥深く、

野球を単なる1スポーツと言い切らせない日本独特の、

『道』のようなものがその中にあるような気がしてなりませんでした。

今回のサッカーワールドカップ。

日本は16強の中でも、

イエローカードやファウルの数がスペインの次に少なかったらしいです。

ときに日本選手が見せるピッチに出入りするときの会釈や、

(そんなものがあるのかどうかもわからないけど)ピッチマナーの良さ、

「俺が俺が」じゃない「One for ALL」、「All for Win」の騎士道ならぬ

サッカー道精神。

岡田監督も記者会見の中で

「ピッチの中でも、日本の代表として、日本人の誇りを持って、

脈々とつながってきている日本人の魂を持って、戦ってくれた。」

と話していましたよね。

間違いなくサッカーもこの日本で、

一つの『道』として脈々と進化を遂げているようです。

日本サッカーは、これからもずっと成長し続けます。

昨日も書いたけど、

奥寺がいて、カズがいて、ヒデがいて、本田がいる。

日本サッカー、将来明るいぜ!




日本代表帰国会見での岡田監督のコメント。

「われわれの予定より、少し早い帰国になってしまったことを残念に思っております。
できればもう1試合、1試合でいいから、やらせてやりたかった。なぜなら、このチームは
本当に素晴らしいチームだったんで、もう1試合やらせてやりたかった。出場している選手、
出場していない選手、関係なく、みんながチームが勝つために、ということを考えて、
そのために何をしなければならないのかと。
チームが勝つためにということを前提に、みんなが動いてくれた、考えてくれた。
自分たちで考えて、自分たちで戦って。僕もたくさんのチームをつくってきましたけれども、
その中でも、1、2を争う素晴らしいチームだと思っています。ピッチの中でも、日本の代表として、
日本人の誇りを持って、脈々とつながってきている日本人の魂を持って、戦ってくれた。
この選手たちを、本当に誇りに思います。それとともに、素晴らしい選手たち、スタッフと
一緒に仕事ができて、本当に幸せだなと思っております。また、サッカー協会、Jリーグなどなど、
関係者の皆さんのサポート、そしてスポンサーの皆さんの支援、また、このチームを信じて
応援し続けてくれた人たちの思い。思いは伝わりました。
その1つひとつの思いは小さいかもしれないですけど、どの1つの小さな思いもなくては、
今のわれわれはなかったと思っております。そういう意味で、サポーター、関係者の皆さんに、
心より感謝を申し上げます。まぁ、われわれのワールドカップはこれで終わってしまいましたけれども、
選手たちはまだまだ前に向かって進んで行かなきゃいけません。彼らはいろんな場所で、
これからいいときもあり、悪いときもあり、そういう中を懸命に前へ進んでいくことだと思います。
わたしは一緒に過ごすことはもうないかもしれないですけど、常に彼らを応援して、成功を祈って、
幸せを祈ってやりたい。ぜひ、多くのサポーターの皆さん、またはメディアの皆さん、
ここにいる彼らを温かい目で見守ってほしいと思います。ありがとうございました」


タマシイレボリューション ~サッカー日本代表名場面~



Superfly『タマシイレボリューション』
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