烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

試作! 蕗之薹でペスト・ジェノベーゼもどき #01

2009-04-12 21:01:52 | 烏合庵の食卓
天麩羅で頂くのにより分けたふきのとう.残りは蕗味噌にすることの多い拙庵だが,思うところあって今回はイタリアン.ジェノベーゼもどきのペーストにトライ.上手く出来たら,御喝采?


ふきのとうは表の汚れた葉を取って縦に2ツ~4ツ割,傷みのないことを確認したら変色しないよう次々水に放つ.割き終わったらざっと洗って水を変え,そのまま2~3時間浸しておく.ほかに胡桃・大蒜・オリーブオイル(エクストラバージン).緑の色出しに法蓮草の葉も入れてみた.

先ずは胡桃(一袋)を乾煎り,大蒜(一株分)・塩・少量のオリーブオイルとともに擂鉢であたる.



粗方ペースト状になったところにさっと湯掻いて(湯には塩少々とオリーブオイルを一滴し加える)きつく絞ったふきのとうと法蓮草を加え,具合を見てオリーブオイルを足しながら根気良くあたる.ほぼペースト状になったら塩でアタリを調えて出来上がり.容器に移し,表面をオリーブオイルで覆って保存.1/4 は冷蔵庫,残りを冷凍庫へ.お味のほどは次の週末,試しましょう.


p.s.
・ペーストは,これを使った次回予定の料理も含め,できるだけ日本産(できれば北海道産)の食材で作れるものにしたかったので,ジェノベーゼでは必須の松の実を胡桃に変更した(但し,今回使用した胡桃は米国産です.松の実の採れる松は,日本では商業栽培されていないようで,国産を入手するには五葉系の松の自生地に松毬を採りに行くしか無さそうです).
・緑の色目を整えようと入れてみた法蓮草だったが,あまり効果はなかったようだ.食味からすれば入れなくても良いと思う.
コメント
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