印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

印鑑(はんこ)のルーツは?

2008年08月12日 | 印鑑の歴史

──── 八王子で印鑑を作り続けて100年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

印鑑(はんこ)のルーツは?
こう聞かれて「中国」と答える方も多いことでしょう。北京ではオリンピック、真っ最中ですね。日本人選手のますますの活躍を期待したいです。

答えは、イラクです。チグリス・ユーフラテス文明とかメソポタミア文明なんて、学校の社会で習いましたよね。

今から5000年ほど前のことです。印鑑といっても、押し方が違っていて、円筒形の石に絵や模様を刻んでおいて、その石を粘土の上にころがして押す方法です。絵の中身は華やかな衣装をまとった人や、多くの家畜たちです。

使用目的も現在のように意思表示、承認に使うのでなく、何か物をしまった時の封印として使われていました。

イラクから印鑑文化は、2方向に伝播して、西はヨーロッパまで、東は中国を経由して日本に伝わってきた、というわけです。

楽善堂のホームページ
http://rakuzendo.com

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