八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。



──── 八王子で印鑑を作り続けて123年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
めっきり寒くなりました。今日は当店の新ホームページのご紹介です。今までは広く取り扱い商品、全般の紹介のページでしたが、個人用の印鑑はカートからオーダーができるようにしました。「今更ですか?」とご批判をいただきそうですが、店主の考えとしては、ご来店目的のホームページにしておいて、ご来店なさったお客様と、対面でゆっくりお客様のご希望を伺い、その後に店主からご提案をして行きたい、そんな考えがありました。
コロナ禍もあり、ご来店のお客様も減少傾向になりました。「お客様がご自宅に居ながら、店は対面販売と同じレベルの販売をしたい。」と思いました。カートでの販売方法の特徴は下記の点です。
1. 彫刻する前に、お客様が選んだ印材(印鑑の材料)と印鑑ケースを写真に撮り、メールで送る。印鑑ケースも店頭と同様にお選びいただける。
2. 印稿(仕上がりのラフデザイン)も一緒にメールで送る。⇒OKのお返事をいただいてから彫る。
3. 電話で印鑑無料相談を行なっている。電話 042-622-1976
4. 印鑑の書体は23種類、印材の種類は22種類あり。
★銀行印・仕事印のカートページ、実印のカートページとあります。まず、書体から決めて次に印材、印鑑ケースの順でお選びいただいております。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
作品例の一つです。

▲朱文、白文混合体の作風です。本つげ印材の小判型でケース付き、8800円(税込)です。

▲長方形の中に勘亭流の文字を入れました。本つげ印材でケース付き、13500円(税込)です
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
葉梨法務大臣が更迭されました。「死刑執行のはんこを押す時だけニュースになる地味な役職」の失言に対して、岸田首相が「軽率な発言だ。国民の信頼を損ねた。」と述べて更迭になりました。法相の不適切発言は他にも2点、あるようです。
法務大臣の印鑑(紙に押捺された印影)は、どんなものなのでしょうか。円形でなく、1辺3センチの正方形です。私は16年間、保護司を務めさせていただき、退任の時に当時の上川法務大臣から感謝状をいただきました。感謝状の左下を確認したら、角印(正方形)でした。テレビでは「ハンコ」、新聞では「はんこ」という表記なので、視聴者は一般的な円形のシャチハタ印、または直径12ミリ位の朱肉で押す印判を思い浮かべたかもしれません。一国の国の大臣の印鑑としての風格を感じさせる一寸角(30ミリの正方形)です。
はんこと言えば、ほとんどが円形ですが、会社の法人印、組織や団体のはんこは、角印(正方形)が多いです。法務大臣の印判のように3センチ位あると大きいので、朱肉を付けるのにも小さな円形印判よりも時間を要します。
死刑の執行の決定、これを印判の押捺で行なうわけです。慎重に是非とも行なっていただきたい、そう思います。「はんこ不要論」が出てきていますが、今回の出来事で、まだ、はんこ(正式な言い方は印章、印判)を重要視してくれているのには、業界人として安心しました。

▲1辺が3センチある法務大臣の印鑑です。縦書き3列で、右から「法務 大臣 之印」 と彫ってあります。
左列は「之印」で、書体が篆書(てんしょ)のために判読が難しいかもしれません。

▲日本テレビ、朝の番組『スッキリ』をカメラに撮りました。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
はんこの業界、甲府市にある問屋が出しているメールマガジンの記事に、「外務省がFAXを減らしている」という内容がありました。部分的に抜粋します。情報の出どころは、YAHOO JAPAN ニュースでした。
外務省、“ほぼ”FAX廃止→原則メールに 企業では意外と現役? 外務省が、一部を除き、FAXの利用を原則廃止していたことが6月23日までに分かった。前行政・規制改革担当相で、自由民主党(自民党)の広報本部長を務める河野太郎衆議院議員のツイートで外務省のFAX廃止が話題となっており、外務省に確認したところ、事実関係を認めた。業務効率化や紙の使用量削減などが主な狙いだという。外務省が廃止できた理由を取材するとともに、民間調査などを活用し、企業のFAX利用率などを調べた。
このYAHOO JAPAN ニュースを読んでいくと、15~29歳の男女300人に行なった調査では、10代の4人に1人が「FAXを知らない」と回答。全体の65%が「FAXを使ったことがない。」と回答するなど、若年層での認知度が低いことが分かった。の記載もありました。
確かにFAXでなくEMAILで情報のやり取りをすれば、紙の使用量削減になるし、テレワークしていて自宅にFAX機がなければ、会社まで出向かなければならない、という不自由さがあります。EMAILまたは電話の方が効率がよいです。
私どもの、はんこ屋の業界は全くの逆でFAXでなければ用が足りない、ということがままあります。文字情報と同時に、文字の大きさ、ゴム印だと全体の仕上がり寸法がポイントになります。もっと細かな話をすると、FAXで受信した場合に大きなサイズの物は1ミリ位短くなります。受信したFAXの受注用紙を見てからお得意様に電話を入れて「この長方形の左右の長さ、8センチありますが、送信した用紙の長方形の大きさはどうですか?」と確認します。
時々ですが、文字変換ができない文字の場合、手書きで紙に書いてFAXで送って来られるお客様もあります。EMAILでゴム印の発注をいただいて、pdfファイルの添付がありここに制作依頼内容が記載の場合もあります。手順としては用紙にゴム印を捺してスキャンしてpdfファイルに変換するのですから、仕事としては1段階増えます。はじめから全てFAXで送っていただいてもよいのにな、と感じてはいます。
物事には多く一長一短があるように、EMAILとFAXも同じと思います。郵便での発送も含めて多くの選択肢が存在していることがポイントと思われます。

▲当店の片隅にあるFAX機です。1日に少なくても10回以上の送受信をしています。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
当店から歩いて1分くらいの場所に、中国人の方が経営する中華料理店があります。店名入りのゴム印(スタンプ)のご注文をいただきました。ブログの記事を書くにあたり、お客様のご了解をいただくことができました。
店名は張亮麻辣燙(ちょうりょうまーらーたん)八王子店 さんです。接客時に困ったのが最後の文字、上に湯、下に火が来る「燙」の字です。私にとって初めて見る漢字なので、ゴム印のメーカーにもないと思い、「湯の字にしてもよいですか?」と折衷案を提案しました。お客様が折れてくれたので、「湯」の字で発注、「もし可能ならば燙の文字で」と書き添えました。仕上がりは「燙」で作ってきました。ゴム印のメーカーに聞いたら、作字は無料で対応してくれるとのことでした。このブログで「燙」の文字が表示できるのは、IMEパッドを使ってマウスでこの字を手書きすると表示されたからです。ところが、はんこ屋の使う辞書「篆刻字林」には出てきません。新しくできた漢字なのかもしれません。IMEパッドでの読み方は「トウ あたためる」の表示でした。お客様に漢字の意味を聞いたら「湯」も「燙」もスープの意味だそうです。
ことのついでにゴム印のメーカーにFAXで質問したら、中国の簡体字については文字が作れないので、版下支給をして欲しい、でした。この中華の店名で言うと「張」と「燙」の簡体字です。ショップカードをいただいたので、下記に簡体字の店名もご紹介します。
簡体字も広い意味で「漢字」には違いありませんが、日本にはない「漢字」ということになります。今後は、簡体字にも対応できるスタンプ、印鑑が求められてくると思います。

▲ご注文いただいた店名のゴム印です。燙 の字をメーカーが作ってきました。

▲お客様からいただいたショップカードです。店名は簡体字になっています。右端の文字が「燙」の簡体字です。

▲張亮さんのお店です。薬膳スープのラーメンが売りのお店です。その他、格安の一品料理多数あり。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今週は東京都葛飾区からご来店のお客様がありました。葛飾区は東京都の東側にある場所、当店、楽善堂は東京都でも西のはずれです。おそらく、電車で2時間弱はかかったと思います。昔の私のブログを見て「細字の篆書で作って下さい。」というご注文のためにお越しになりました。ありがたいことです。細字の篆書の作風は、実印、認印で戦前から昭和30年代頃までに多く使われたもので、現在は正方形の角印(会社の名前を彫る)に残る程度になりました。
このお客様は篆書にご興味があり、ネットで篆書について調べてこられ、ご自分の苗字の1つの文字の篆書をプリントアウトしてお持ち込みになりました。篆書は文字によって楷書とはかけ離れて全く判読できなくなる文字と、楷書に近く、判読できる文字とあります。今回の場合、判読できない文字が一般的で、お客様は判読しやすい篆書を見つけてお持ち込みになりました。
楷書は学校の国語の漢字書き取りで「楷書で書きなさい。」の指示があるように、1つの種類の文字しかありません。篆書は、元の字は同じでも場合により、5文字から10文字くらいあります。いただいた仕事のお名前により、職人が文字を選ぶわけです。これを篆刻三法(てんこくさんぽう)の中で字法(じほう)と言います。今回のお客様はご自分の好みも入れつつ、「字法」の仕事もして来られたわけです。
発送時には、お手紙を添えて「遠く八王子までご来店、誠にありがとうございました。」と書かせていただきました。

▲右にある作品「島田」が細字の篆書です。右から左に読んで「島田」です。
明るくさっぱりとした作風です。左の「青木」は太字の篆書で、現在多く使われています。
「堂々とした充実感」の作風です。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先月、町会会館の入り口に設置する館銘板(かんめいばん)のご注文をいただきました。素材はシルバーのステンレス製、文字はドライエッチングで、特殊薬品加工により文字部分のみが少し深く彫られています。
個人宅に取り付ける表札と違い、素材、大きさが違います。個人宅用の表札は、約20センチ×8センチですが、今回の館銘板は50センチ×15センチでした。館銘板には種類が多くあり、60センチ×30センチくらいのものもあります。
制作の前に、表札のメーカーから文字校正をもらい、お客様に見ていただいて、OKをもらってから作りました。表札で大切なことは、文字の間違いのチェックは当たり前のことですが、それよりも一枚の板の中にどのくらいの文字バランスで配置がされてくるか? です。
メーカーからは、取り付け用のボルト4本が表札と共に送られてきて、お客様の町会組織にDIYの得意な方があり、この方に取り付けはお願い致しました。場合により、八王子市、日野市など、近隣の場所の場合、当店契約の石屋さんに出張取り付けもお願いすることもあります。石屋さんだと、取り付けの壁面を少し深く削ってから新しい表札を取り付けることが可能です。

▲館銘板(かんめいばん)の見本です。ステンレス製、このサイズ規格
(最上段の前沼建設株式会社・50センチ×15センチ)で75900円(税込)です。
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NHK BS プレミアムの番組で、はんこについて、歴史から印材、詳しく紹介する番組があります。
急ですが、下記の日時です。
5月20日(金) 午後 7:30~8:00 NHK BS プレミアム 美の壺「己を表すはんこ」
下記は予告編です。30秒ほどです。
https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/episode/te/QNGZ1W2K17/
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
ブログの投稿、ご無沙汰をしておりました。また、よろしくお願い致します。
先日、未彫刻の象牙の印材をお持ち込みで「文字を彫って側面に前位置の印(しるし)を
入れて下さい。」というお客様が見えました。銀丹(ぎんたん)と言って、銀製の薄い板(15ミ
リ×3ミリ)を入れることをご提案しました。
昭和の時代は、実印の場合はたいてい銀丹が入っている印材が多く出ていましたが、
時代と共に無地(前位置の印(しるし)が無い)印材が主流になってきました。理由として、印
鑑を捺す時は慎重に捺すことが必要で、そのためには一度、彫刻面を見てどこが前位置(上
位置)かを確認してから捺す、というものです。
おそらく、このお客さんは銀丹の入っている象牙の印材を以前にご覧になった記憶があ
り、そのように作りたいを思われたことと考えられます。当店では、特にお客様からのご
指示が無ければ、無地の印材をご提案して、納品時に小さな丸い金色シールを前位置(上位
置)に貼っております。お客様が押捺に慣れてきた場合、いつでも金色シールははがすこと
ができるからです。
実印、銀行印と違い、普段の仕事で使う場合には、銀丹入りでなく、指型付き(ゆびがた
つき)のご提案も致します。これは、長方形のへこみが前位置(上位置)にあります。指で持
てば、すぐに前位置が分かります。シャチハタのネーム9は、気が付いている方は少ない
と思いますが、前印(まえじるし)がきちんと付いていて、ライトグレーのライン(Xstamper
の文字入り)が前位置(上位置)になります。

▲象牙印材の3種類です。左から無地・銀丹入り・金丹入り です。
ちなみに、無地の印材への加工工賃は、直径15ミリ、長さ60ミリの場合で、
銀丹入り加工 ¥3300(税込) 金丹入り加工 ¥9800(税込)になります。
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今日はミニパンフレット『ハンコの選び方がわかる本』の無料配布のお知らせです。業界誌『現代印章』を出版している(株)ゲンダイ出版が制作したパンフです。
先着10名様に、普通郵便で発送致します。この分とは別で、ご来店のお客様には先着5名様に店頭で差し上げます。
B5サイズ、23ページのパンフレットです。実印・銀行印・認印など、詳しい説明の文章や多くの印材(印鑑の材料)・印鑑用ケースの商品写真などが掲載されています。
郵送ご希望の方 ⇒当店のメールアドレスにお送り先のご住所とお名前を書いてお知らせ下さい。2営業日までに発送致します。
inkan@rakuzendo.com
ご来店の方 ⇒当店の住所です。八王子市南町1-1(JR八王子駅北口より徒歩8分) 電話:042-622-1976
パンフを見て楽しみながら“ハンコ通”になって下されば幸いです。

▲パンフレットの表紙です。

▲目次のページです。

▲ハンコの種類についてのページです。
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──── 八王子で印鑑を作り続けて122年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今日から冬季北京オリンピックが始まりました。開会式前の試合、女子アイスホッケーでは、予選リーグ第1戦で日本はスウェーデンに3対1で勝ち、白星発進をしました。幸先のよいスタートです。
テレビ中継を見ていて、女子アイスホッケー、床秦留可(とこ、はるか)選手の名前に、ふと目が留まりました。「どこまでが苗字、姓なのだろう?」。アナウンサーの選手紹介を聞いているうちに、苗字が床さん、下の名前が秦留可さんと分かりました。テレビ画面のテロップはベタ組(文字間を空けていない)ことが多く、どこで切ってよいかわからないことがあります。今回の例でいうと、
床 秦留可 (とこ はるか) さんなのか、
床秦 留可 (とこはた るか) さんなのか、という2とおりの読み方ができてしまいます。
姉妹の選手で、お姉さんの名前は、床亜矢可(とこ あやか)さんなので、下の名前から推量して「床」さんが苗字だろうと思えます。秦(はた)さんという苗字があり、床秦(とこはた)さんという苗字もあるのかな?と、はんこ屋としては考えてしまいます。
当店の既製の印鑑は5000種を置いてあります。「床」さんを調べてみたらありませんでした。床選手は、北海道のお生まれとのこと、土地の名前で北海道のある地区に行けば、このお名前は多いのかもしれません。
つい先日、保育園から予定新入園児さんのゴム印のご注文がありました。20数名の名前でしたが、2名ほど、どこまでが姓、苗字なのか?わからないお名前がありました。電話でお尋ねして確認を取りました。ちなみに氏名ゴム印の場合、姓と名前が2文字ずつの場合は均等割り付け、他の場合は苗字と下の名前の間はやや広く取って、区別がしやすいようにしています。

▲当店の既製印鑑ケースです。5000姓あります。床さんを調べたらありませんでした。
(下から2列目左端は床井さん、下から3列目、右端は得能(とくのう)さんです。50音順になっています。)
ケースに無いお名前は30分仕上がり、950円のお値段でお受けしています。
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