山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

文鎮作り

2006年12月19日 | 木工
いまだに携帯でメールが出来ないやまざるです、こんにちは。

先日白河の木工をやっている方に作り方を聞いた文鎮(ペーパーウェイト)を作ってみました。
思ったより簡単でした。

まず材料を決めます。

今回は南洋の方の木ですが正確な名前は不明。
紫檀系の木だと思うんですけど。
それを作りたい大きさよりほんの少し大きめにカットします。


次にふたにする部分を作る為5ミリ程の厚さにバンドソーで切ります。
その際年輪や木の目がまっすぐなところを選ぶ。(完成した時にどこが切れ目か分からないようにする為。)
本体をくりぬきます、今回はトリマーに12ミリのストレートビットを付けて深さ15ミリにします。


次に鉛を溶かします。
これはドッグフードの空き缶、これに鉛の塊を入れカセットコンロに掛けます。


もちろん普通のガスコンロでも七輪でも可。
その際忘れてならないのは缶の一部をつぶして液体になった鉛を注ぎ易くしておくこと。


溶けた鉛をくりぬいた穴に注いだところ。
入れすぎだっつーの。
これじゃー蓋が閉まんなかっぺ!
表面張力がすごいので注意。
この場合冷まして鉛を固めてから取り出して、また溶かしてやり直し。
すいませんなんせ初めてなもんで。
その際溶かした鉛があんまり熱いと木が焦げます、でも冷ますと固まって流れません。じゃどーすりゃいいんだよ。そうですねー、鉛がとけたら火から下ろして4.63秒後に流し込むといいようです。ほんとかよ。
まーつまりピチャピチャがドロドロ位になったらということ。


木目を間違えないように蓋を本体に木工用接着剤で圧着します。
乾燥は3時間位。
両側の木口を2ミリ位カット。
トリマーで角を面取り。
サンダー掛け、80番、120番、240番、320番、400番と段々目の細かいものに変えてやすります。
最期に蜜蝋の代わりにサラダ油を塗りこんで完成。


つるっつるっにして完成!!ずっしりと重いです。
もっとピカピカにしてもよかったかも。
自分でも蓋と本体の繋ぎ目が分かりません。(自画自賛) やまざる