山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

水泳記録会日和

2006年08月31日 | 子供
今日は、森馬の学校の水泳記録会。天気もピーカンで絶好のプール日和。
今日はバイトもないので余裕で見学に行けるぞ。楽勝~楽勝~
まず、馬を馬場に出して牧草をやり、馬房を掃除し、鶏達にエサをやり、各自に飲み水を補充してもまだ時間があるので凛ちゃん専用馬場のボロも取って、ついでにと雛達に虫を捕っていたらついつい時間の経つのも忘れて熱中してしまい、ちょっと遅刻、余裕かまし過ぎました。
                           

出番を待つ3年生。
みんな少し緊張してるみたい。

バタ足に挑戦する森馬。
お辞儀は100点満点!

いざ、発進!結果は・・・
森馬なりに頑張りました。
学年の隔てなくみんなが一生懸命応援してくれます。
とても和やかな水泳記録会でした。

おまけ
雛の中で一番大きい子です。

頭がチャームポイント?
ちょっと親父はいってます。


夕方の犬の散歩の時に遭遇したミヤマクワガタ。
かなり大きくって立派でした。

タイムスリップ

2006年08月30日 | 日記
このところ毎日きこりの人足稼業のやまざるです、こんにちは。

東北電力の仕事で電線に掛かっている枝を落としたり木を伐採したり篠を切ったりと毎日きこりの勉強になります。
何十年も人が足を踏み入れていない、もしかしたら電柱を建てて電気を通してから初めて入るのかと思われるようなすごいジャングルのような藪ばかりです。
まず人が入れるように草刈機でツルや篠竹を切りながら少しずつ進んで行きます。
その範囲を少しづつ広げながら今度はチェーンソーで枝や木を伐採し、細かくきざんで端の方に片付けます。
猿のように木に登って高い枝を切る人、チェーンソーで木を倒す人、草刈機を振り回す人、ナタを振り回して細かく切り刻む人、それを片付ける人などいろいろです。ちなみにおらはなんでもやります木に登る以外は。(子供の頃はよく登ってましたけど)
上から木が降ってくるわ、横から木が倒れてくるわ、草刈機の刃は横でぶんぶん回っているわ、しかもチェーンソーの音や草刈機の音が大きいので「おー、あぶねーぞー」とか「木がタオレッゾー」とか「どけー」とか大声で怒鳴っているので大騒ぎです。おらはそういう会話やしぐさがひとつひとつ面白くてひとりでにやにやしています。なにを隠そうおらの趣味の一つに人間観察があるのです。
体はきついけど大分慣れてきて最近は観察しながら仕事してます。(笑)
現場は結構危険なのでみんな仕事中はピリピリとしているのですが、そんななかでおらだけ笑っているのでちょっとおかしい奴と思われているかも。さすがに仕事中デジカメを持ち歩いたり撮ったりする雰囲気ではないので画像はありません。今度隙を見て撮ってみようかな。

今日の現場は山の中でおばーちゃんが一人暮らししているところでした。車も入れない細い道を登っていくと茅葺の古ーい家がありそこに一人で住んでいるそうです。ただでさえ小さいのに腰が曲がってしまい小学生の子供みたいなかわいいおばーちゃんでした。3時にはしけったおせんべいやあめなど家にあるお菓子を全部持ってきたと言って小さなビニール袋に入れて持ってきてくれました。
7年前にご主人を亡くしてからはずーっとひとりで暮らしているそうです。
屋根は茅葺、壁は土壁で隙間だらけ(失礼)風呂は半分外のような薪の五右衛門風呂と何十年も前の日本にタイムスリップしたようでした。風呂の薪作りだけでも大変な作業だと思います。小さい体でつぎあてだらけのもんぺをはいて一日中家のまわりの草むしりをしてました。車も無いので買い物もえんえんと歩いていくしかありません、・尊敬・。本人は長年そうしてきたので苦にはならないのでしょうか?われわれ文明の利器にどっぷりと浸かって楽をすることを覚えてしまった人種にはとてもおばーちゃんが素敵に見えました。
おばーちゃんによると友達が山の向こうと山の陰(どう違うのか?)に一軒づつありそこのおばーちゃん達2人も一人暮らしで同じような暮らしだそうです。
おばーちゃん達には悪いけどおばーちゃんにもしものことがあったらあの山もあの家もあの庭もみんな荒れてすぐにうっそうとした藪に覆われた山になってしまうでしょう。過疎化にさらされている山村では当たり前の光景なのかもしれません。
実際に人が住まなくなって荒れた山や家もよく見かけます、そういうところを都会の田舎暮らし予備軍の人が手をかけて家をリフォームしたり畑や山を整備すればりっぱな里山になるのにと思いました。
なにかいい方法はないものか?    やまざる。

受難続き

2006年08月29日 | ペット
今日は、午前中バイトなので留守中にキツネに襲われるといけないと鶏達は小屋に居れたまま出かける事に、天気が良いのでかわいそうだけど帰って来るまでちょっとの辛抱だから待っててね。
あんなに良かった天気が1時半、バイトが終わる頃にはなんだか怪しい雲行きに慌てて家に帰るとすでに山では一降りした後でした。ガーン!ついてなーい。
布団や洗濯物を部屋に取り込み、お待ちかねの鶏達の元へ行き、扉を開けてやると一斉に飛び出して来る。いつもは朝取る卵を取りに奥へと行くと卵があっちゃこっちゃに散らばっている。
手前の卵を拾い奥の卵へ手を伸ばしかけた瞬間、一瞬ドキッとする珍客を発見。そこには、なんと1.5m以上ありそうな大きなアオダイショウが卵を飲み込んでいる真最中。
慌ててデジカメを取りに家に戻り早速お食事中を撮らせて頂く事に。
その後は尻尾を掴み嫌がるのを無理やり外へと退場してもらいました。
昨日に引き続き鶏達には受難続きとなりました。
あー、でも、アオダイショウも飲んだ卵をずるずる引きずられたせいで吐き出してしまい、折角の食事を台無しにされたのだからこちらさんも受難の日だったかな。
アオダイショウは性格が大人しいので尻尾を持っても(たぶん)怒らないけど攻撃性の強い蛇や毒を持っている蛇は絶対尻尾なんか持たないで頭を持ってね。                     スー

まだ、飲んで間もないのであまり動けない様子。

普通は胴体の真ん中あたりで卵をわり殻を
吐き出すんじゃなかったかな?
最後まで見て確認したいけど、馬小屋の掃除や
エサやりもあるので今回は諦める事に。

引っ張る方とは逆方向に逃げようと必死です。
アオダイショウ(特にアルビノ)は家の守り神って
言われているのでもっと丁寧に扱って上げれば良かった。

おまけ

アカガエル君です。
ここにはいろんなカエルが沢山いるので蛇にとっても
楽園かな?                       byスー

フルッパ、連れ去られる!

2006年08月28日 | ニワトリ
今日はドンヨリとした曇り空で気分もパッとしない一日の始まりとなりました。
降るなら降るでザーッと景気良く降ってくれれば有り難いんだけどね。
おまけに朝から何回もキツネが現れ、馬小屋の掃除を何度も中断し、追い払いに行く始末、お昼を食べに家に戻って5分もしないうちに鶏のけたたましい鳴声が響き、慌てて外へ駆け出すと鶏達が急いで鶏小屋の周りに一塊に集まっている。ウサギ達もボロの一番高い位置から2本足で立ち上がり警戒中。皆、同じ方向を見つめている。その方向に駆けていくとテンテンとフルッパの羽が散らばっている。その後をたどって山の斜面の方へ大きな声で呼びながら駆けて行く。その直後、下の方からフルッパの断末魔のような鳴声が響き渡る。もう一度呼んで見るがその後は何の反応もかえて来なかった。
もうチョイ、早く気がつけば助けられたかもと思うと悔やまれる。キツネも考えて犬達からは見えない所を通ってきたらしい。
最近、フルッパ達は山の中でもどこでも平気で遠出していたので何時かやられるとは思っていたけど・・・やっぱ悲しい。気分が落ち込む。クソー。
帰って来たやまざる君に話すと「フルッパじゃなくて、♂持っててくれればいいのになー」だってさ。

犬達の散歩の時に見つけた秋の気配。



すすき~

山栗、生でも食べれる山の非常食。

                              byスー

大分過ごしやすくなってきました

2006年08月27日 | 日記
租にして野だが卑ではないやまざるです、こんにちは。
来週もきこりなので今日は朝から1週間分の草刈、正雄。


手前が先週刈ったところ。


なんだか一面白い花が咲いている、牧草のはずなのに。


アップだとこんな花です。小さい可憐な花、かわいそうだけど草刈機で一網打尽となりました。

うちの馬めらは牧草も雑草も大好きです、ただギシギシという草だけは嫌いらしく山のように草を積んでやっても暫くして行ってみるとその葉っぱだけちゃんと残してあります、美味しそうなんだけど・・・不思議だ。

草刈の後こころんの直売所プロジェクトにかかわる人達ということでこころんのカメラマンに写真を撮られました。馬と一緒に撮ってもらったのですが、なるべくアップにしないようにお願いしました、やまざるのアップは絵になりませんので・・・
明日からまたハードワークが待っているので夕方矢吹のあゆり温泉に行ってきました。さー来週も頑張るぞー!!今日は早く寝るやまざる。

やっとのんびり・・・

2006年08月26日 | 陶芸
昨日から森馬の学校も始まり、蝉の声に変わり秋の虫達の声が静かに響き渡り静けさを取り戻した楽園。やまざる君も今日は休みが取れ久しぶりにのんびりした土曜日となりました。
それでも、午前中、私と森馬が陶芸の釉薬がけに出かけている間、馬房に敷く木屑を貰いに出かけて行きました。働くね~


森馬が撮ってくれました。
この釉薬がけで作品の出来が随分違ってきます。
今回はあまり釉薬はかけず素焼き風にしてみましたが・・・
もう少しかければ良かったかなぁ。

前回の作品

まずは、やまざる君
本人から一言:抹茶茶碗にしては大き過ぎた。


そして、森馬
森馬の一言:上手く出来た。今度これでジュースを飲んでみたい!

森馬:飛行機がよく出来た。
早速、お風呂に入れて遊んでいました。

スー:猫は思ったとおりに出来ました。
小鉢の方は内側の釉薬の色がいまいちでもう少し薄くつければ良かったかなー。
byスー

憎い奴!

2006年08月25日 | 
夏になると必ず現れ、シルクやオーディン、凛ちゃんを苦しめる憎たらしい奴ら。
牛アブ、ブヨ、ブユ、ヌカカ等々血を吸う虫達である。(血を吸うのは♀のみのようです。)
なかでもアカウシアブは3センチぐらいあり、姿もスズメバチに似ているので家ではタイガース野郎と呼ばれている。(黄色と黒の縞々なので別に阪神が嫌いと言う訳ではありません。タイガースファンの方、決して悪意はありません。)
最初は虫除けスプレー、竹酢液、木酢液、ハーブ、馬着、虫除けシャンプー、キンチョール等、良いと言われる物は総て試して見たがいまいち効果なし。
現在はもっぱら100円ショップで買った蝿叩きをありとあらゆる場所に置き
見つけたら叩く、叩く、叩く、側に蝿叩きが無い場合は手で叩く、ただ、ただ、もう、叩き潰すのみ。(アブ好きの方、すいません。)
人間が刺されても2,3週間痛くって痒いのに何十箇所も刺されている馬達はほんと気の毒。早くアブめらから開放してあげたい!


これが噂のタイガース野郎。もとい、アカウシアブ♀
背中や首、たてがみなどが好みの場所。
馬がいないと人間にも向かってくるので要注意。
刺されるとかなり痛い!


刺された後が痛々しい。
この傷にまた他の虫達が寄ってたかって吸いに来る。
夕方になるとこれに蚊も加わる。
果てしなく戦いは続くのであった。
なんて、ホントはあともうちょっいの辛抱だけどね。


おまけ
我が家の夏の定番「だしもどき」
(山形のだしとはちょっと作り方が違うかもしんないので)

みょうが、キュウリ、ナス、オクラ、生姜、しそ、等が入っている。
キュウリ、ナスは塩で揉んで水気を絞って混ぜる。
オクラが無い時はモロヘイヤでもいいー。粘る野菜は必ず入れたい。
これにおかかを乗せたり、好みで醤油をかけたりして食べる。
ご飯にのせても良し、薬味としても良し、とにかく何にでも合う優れもの。
暑い日や食欲が無い時などはおススメ、簡単に出来てしかもおいしー。
是非、一度お試しあれ。
                       byスー


卵の正体は・・・

2006年08月24日 | ペット
朝4時45分、ロッタのけたたましいキツネコールが響き渡る。
誰も起きて来ないのでベランダから戻ってきて頭の上で吠える。
反応がないので今度は前足で猫パンチならぬ犬パンチを炸裂させながら吠える。「ねえ、ねえ、起きてよ。キツネがきたよ。ワンワン」頭だろうが顔だろうがお構いなしに叩いてくれるので堪らない。「ハイハイ、解ったから外で吠えといで。」とロッタの頭を軽く叩くと納得しベランダへ戻り、大信と一緒にひとしきり吠える。
しばらくして静かになり、さあこれでもう一眠り出来ると思っていると今度はドタバタと階段を下りてくるようなすごい音とともに隣にドカッと誰かが潜り込んで来た気配。今度は森馬かいと思い、顔も見ず布団だけかけてあげようと背中越しに手を伸ばすと、
「あれ・・・・・???感触が違う?」と隣を見ると
なんと寝ていたのは森馬ではなくノエル、ちゃっかり仰向けになってこっちを見ている。あー!しかも、人の布団にゴシゴシ臭~い背中を擦り付けてるよ。
ロッタと大信も戻ってきて布団の上は大騒ぎ状態に「あーもう、ノエちゃんは外ーー」なんで自分だけとか文句も言わずにそそくさと申し訳なさそうに立ち去るノエル。実に素直でいい奴なんだけどね、ついついはしゃぎ過ぎちゃうんだよね。
かくして、楽園の一日がまた始まるのであった。


最近やっと落着きを取り戻したので馬場から
ベランダに帰ってきたノエルでしたが・・・

こういう状態でちゃっかり隣に寝ていたのだ。
静かにこっそり寝ていればいいのに

これはロッタが作ったロッタ専用出口だったのが
いつの間にか犬専用出口に・・・
こんなに大きく穴開けちゃって
ガムテープが空しいー
                    
  
話変わって先日、やまざる君が見つけてきた卵、実物を見るのは初めてでしたがやっぱりヘビの卵でした。
死んでいるかもっていてたので生ゴミと一緒に家の自家製コンポストへ、ってボロ置き場の事だけどね、ボロは馬の糞の事です。
持っていくと早くもコンポストの番人がお待ちかねの様子・・・

目敏く卵を見つけ、早々に突いて見るフルッパ達。

卵の中からアオダイショウの赤ちゃんが・・・
まだ、生きていました。ごめんなさい。

孵化にはまだ早かったようであまり動く事が出来ないようです。
このまま、逃してやっても多分死んでしまうだろうと思い、
あとはフルッパに任せる事にしました。

卵をくわえて逃げ去るフルッパ。
アオダイショウにはお気の毒でしたが12匹すべてが
フルッパ達のお腹へと消えて行きました。
実にたくましい連中です。
何日か前には大きなヒキガエルをくわえていたけど
どうやって食べたのかが不思議?
                       byスー

しばらくはきこり

2006年08月23日 | 日記
今日はこき使われたやまざるです、こんにちは。

今日は山の木の片付け方の講師として山の木を片付けてきました。
なんちゃってホントは人足の一人です。
東北電力の仕事で電線にかかっている木の伐採と片付けの仕事です。
チェーンソー担当として頑張ってきました。
久々の他人様の仕事なので体がついていくのがやっとでした。
歩くだけでも大変な斜面が多いので、そこを1日中木を持って上がったり片付けたりは大変でした。
年を感じざるをえません。
場所はここから2時間近くかかる白沢村という所です。

へろへろになりましたが、夜は先日から決まっていた直売所の建築の打ち合わせの為そのまま「こころん」へ直行。


こころんでの打ち合わせ風景。
図面や模型を前にデザインや材質や色などを決めていきました。
何処にでもあるような直売所ではなく斬新でインパクトのあるものでまわりの自然とマッチしたものでなおかつ誰もが入りたくなるような建物。しかも予算はない。さらに納期も無い。という厳しい条件でどこまで出来るかとても興味があります。
設計士のHさんが困るようなことを言いたいだけ言っておきました。Hさんすいません。
結局10時過ぎまでいましたが明日も早いので一足お先に帰ってきました。

これからしばらく毎日きこりのやまざるですおやすみなさい。

樵仕事、ご苦労様です。
やまざる君が外仕事の時は動物達の世話など楽園の仕事を一人でこなさなければいけないので厳しい毎日の始まりかぁ~頑張らねば・・・
今年も私の夏休みはなさそうー スー

時間厳守、遅刻厳禁。

2006年08月22日 | 日記
てっちゃんをこき使ったやまざるです、こんにちは。

朝一で西郷村の報徳農協に馬のエサを買いに行って来ました。


帰ってきて車をエサ小屋の前に止めて15分後に戻ってみるとご覧のとおり見るも無残な姿になっていました。犯人はもちろんカラス。
カラスの仕業を並べたらきりがないくらいいろんな悪さをしてくれます。



てっちゃん、今日は草刈の手伝い。


馬の敷きわら代わりの籾殻の積み込み。2往復。


この籾殻の中にこんな卵が混じってました。
写真で見るとキノコのようにも見えますが間違いなく何かの卵です。
カミサンはヘビじゃないかといいますがどなたか分かりますか?
大きさは3センチ×2センチ程で殻は柔らかいです。

てっちゃんは3時のバスで東京へ帰りました、こき使われたのでもう来ないかも?(笑)

今の若者がどのくらいの作業でどういうリアクションをするか見たかったというのもあったのであえてお客さん扱いせずおらの日常の作業を手伝わせました。
彼はおらの中では及第点でした。
もっともおらは高校生の時には朝早く高田馬場に行って手配師に頼んで建設現場で土方のアルバイトしてましたがそれよりは大分楽かも。その時の親方はおらのことを及第点にするか落第点するか不明です、でもよく怒鳴られてましたので落第かも(笑)

夕方こころんの富永さんと丸山さんが桃を届けに来てくれました。
今度こころんで作る直売所のカフェのカウンター、イス、棚、商品陳列台等本格的に頼まれました。

白河のバス停まで送っていった時の事
バスが出た直後一人の20歳くらいの女の子がバス停にやってきた。
まだバスの後姿が遠くに見えるときだった、ほんとにタッチの差でした。
「もー最悪」「ナンとかカンとか・・・・」と悪態をついている。
階段を上ってきたはずなのに息も切らしてない、汗もかいてない。
一所懸命走ってきてハーハーゼーゼー言ってればかわいいそうにと思うけどのんびり歩いてきて、バスに「なんで待っていないんだ」という自己中心的考えは通りません。ほぼ満席の乗客のことはまったく考えてない。(バスの運転手さんは携帯電話でどこかと連絡を取っていたので多分その子のことで指示を仰いでいたと思われます、そして1分程定刻より遅れて発車しました。)
見ていてちょっと嫌な気分になった待ち合わせの時間にはうるさいやまざるです。

てっちゃん頑張るの巻

2006年08月21日 | 楽園
褒められてちょっとうれしいやまざるです、こんにちは。

今日、午前中に陶芸教室の先生がご主人と来られました。
なんでも先日作った陶芸の作品の素焼きが終わりその窯を開けたご主人がかみさんの作品を見て他の作品も見てみたいと言ったそうです。(ご主人は知る人ぞ知る有名な画家さんです。)

うちにあるかみさんの作品を見てとてもいい批評を頂きました。

おらの木工の作品もついでに褒めてもらいました。

そして「この場所全体。この土地の造成の仕方、この家、この景色、馬小屋、山羊小屋等の全てがご主人のすばらしい作品ですね。」との賛辞をいただきました。
その言葉が一番うれしいです。

でも一番嬉しかったのは「ここに来るとちまちました作品ではなくダイナミックな作品を作りたくなる創作意欲が湧く」との言葉でした。

プロの方に創作意欲が湧く環境とお墨付きをもらったのですから・・・。

このご夫婦はパソコンをやらないのでこのブログのことは知りませんが出来ればそのうちこの内容も読んで欲しいです。


やまざる式山の木の片付け方教室に初の受講生が入りました。
といっても今日1日だけの授業ですが。


昨日東京から来福した甥っ子で、シイタケが嫌いなてっちゃんです。
(福島に来る事を来福といいます、なんか福が来るみたいでいいでしょ)
馬房の掃除、犬の散歩、木の片付けとおらにこき使われました。
去年は日光の手前でしたが今年は予想以上に頑張ってくれました。
暑い中での木の片付けもおらがユンボをやっている間は休んでていいよといっても
もくもくと枝を運んでくれました。
先日テレビで見たニートの職業体験の若者は休んでいいよと言われないのに勝手に休憩してましたがてっちゃんは結構根性あるかも。
さすが高校1年生。さすがサッカー部。




おかげでこんなに片付きました。
てっちゃんに「山の木の片付け方検定2級」を授与します。(笑)
でもまだ木はこの10倍ほど残ってます。
あとは一人でこつこつやります。

この教室に入る人募集中。今なら入学金、授業料全てただです。(笑)
たまに気持ちのいい汗かきたい人歓迎               
年齢不問、初心者歓迎です。       やまざる

すごいのはお互いさま。

2006年08月20日 | 日記
ゴーイングマイウェーのやまざるです、こんにちは。

今日は来客が2組ありました。

まず午前中に甥が高速バスで来たので11時に白河まで迎えに行って来ました。
バス停の目の前にあるのが白河のジャスコ。
うちのかみさんもよく買い物に来ます。

ここは駐車場が2000台という白河では大きいスーパーです。
たいていの物はここで揃います。

いまや地方の都市ではこの規模は当たり前になりました。
白河にはこの規模の大型スーパーが3箇所、中型の物が3箇所あります。
おらの所からは白河とほぼ同じ距離に矢吹や鏡石という町もあり、そこにもそれぞれ大型のスーパーがあります。
しかしそのすべてが駅のそばではなく郊外なんです。
いま駅前の商店街はシャッター通りとも言われ過疎化が進んでいます。
色々と空洞化対策を考えてイベントなども行われていますが時代の流れとでも言うのでしょうか焼け石に水の感があります。
これだけ車社会になってくるとどうしても「買い物も車で」となってしまいます。
駅前の商店街にとっては死活問題ですがどんな対策をとっても商店街すべてが元通り活性化することはまずないでしょう。
生き残る為にはターゲットを変えるなり販売方法を変えるなり業種をまったく変えてしまう等の思い切った改革ができる経営者だけが残っていく気がします。
おらは結局何が言いたいのか自分でも分からなくなってきました(笑)
ただ50年後100年後は今とまったく違う交通手段で自動車も無くなり、買い物も大型スーパーさえ淘汰されすべて自宅に居ながらにして手に入る世の中になっているような気がします。
きりが無いのでこの話題はこの辺で御仕舞い。


話変わっておらがこの土地を買ったのが平成11年の9月なんですがその半年位前に同じ不動産屋さんからこの近くの山を買ったSさんという人が居る。
おらと出会ったのは13年の春か初夏頃だったと思うのでもうかれこれ5年のつきあいになります。

年はおらより少し上かな、同じ時期に土地を買ったこともありとても仲良くしてもらっている。
Sさんは現在埼玉県に住んでおり、会社に勤めているのでたまにしか来られないがそこの山を開墾して色々な作物を作っている。
そして収穫したものをうちに持ってきてくれる。うちはここに住んでいるのにあれほどのものは採れません、感心します。
そのSさんの友人が横浜でやはり馬を飼っているという話は以前から聞いていました。ポニーという小型の馬らしいのですが二頭居るらしいです。
先日Sさんにこのブログのことを話したらその人にもこのブログを紹介してくれました。
そうです来客の2組目は横浜で馬を飼っているS野さん一家です。
Sさんのところに遊びに来たついでにうちにも寄ってくれました。
奥さんは暖炉が夢だそうでうちの暖炉のことをいろいろ尋ねてましたがおらのいうことはあんまりあてにならないので将来作る時はちゃんと調べてから作ってくださいね。
それからうちのことを感心してましたがおらにしてみれば横浜の住宅街で二頭もポニーを飼っているS野さんも十分すごい!!

きょうはおかげさまで楽しいひと時を過ごせました。
馬仲間としてこれからもよろしくお願いいたします。
               
あと100年生きてどういう世の中になっているかすごく見てみたいやまざるでした。 


ちょっと一言
凛ちゃんよりも一回り小さいポニーとファラベラポニーと言う大型犬ぐらいの大きさにしかならないポニーの2頭だそうです。見てみたい。かわいーだろーなぁー見たら絶対欲しくなりそうで,こわいけど・・・
それにしても都会で馬はすごいなぁ~。
後、凛ちゃんみたいな栗毛の事を尾花栗毛っていうのも教えてもらっちゃいました。   今度来た時には是非高橋さんにも紹介したいです。    スー

自由研究は火山の噴火

2006年08月19日 | 日記
最近アドレナリンの出がわるいやまざるです、こんにちは。

午前中は牧草地で草刈 民代。

シンバの夏休みの宿題の自由研究の題材がやっと決まった。
「火山はどうして噴火するのか?」だそうです。もうすぐ夏休み終わりだっつーのに。毎日のようにおらとカミさんにせかされてやっと決まりました。
うちにいっぱい動物がいるから動物のことや木や花のことあるいは昆虫のことにすれば?といっても聞かず、土石流はどうして起きるのかとかスペースシャトルはどうやって飛ぶのかなど難しいことばかり言っておらに却下されていました。
さすがにおらも根負けして火山になりました。もっと自分で実験できる事にしろ!
実物を見せてやろうと今日は午後から那須に行って来ました。2学期に間に合うのか?

はぁ~、去年の悪夢がよみがえる~血管が2、3本プッツンしそうです。今年はやまざる君にまかせようかなぁ~。森馬、頑張れ!スー




ついでなので那須のホテルでやっている展示会ものぞいてみました。
おらの作品は全然売れてませんがカミサンが作った陶器の猫が一匹売れてました。


土曜日だというのにお客さんがまったくいません。がっくり。
集金も兼ねてウッドドリーミングにも顔を出しましたが他の作家さんの作品も売れてないとのことなので少し安心。


昼は近くのアジアンワールドという所でバリ料理を頂きました。


おらに似ているので1枚撮っときました。ほんとはこんなにかっこよくありません。


まずは火山の中腹にあるガスが噴出しているところに連れて行きました。

この後ロープーウェイで上まで行って火口も見せてやりたかったが上の駅で降りてさらに1時間程歩かなければいけないのです。
そうなると帰りのロープウェイの便に間に合わないので今日は諦めました。
                 やまざる

やまざる式山の木の片付け方教室

2006年08月18日 | 楽園
蚊が飛んでくる音が大嫌いなやまざるです、こんにちは。
もし耳の側にでも来ようもんなら半狂乱であります。

今日は一昨日の続きで、杉山の整備。
まず杉の丸太を置く場所を作ります。

6メートルと3メートルに切るのでそれに合わせて下に丸太を並べます。(地面にじかに置くと湿気で木が痛むので。)

ここは6メートルの丸太の置き場。
2メートル間隔で3本置いてます。

適当な木で4本のくいを作ります。(これは丸太が転がらない為)


くいを4ヶ所に打ちます、ユンボがあるのでこれのバケットで上からぐぐっとやるとみるみる入っていきます。便利だなー。


チェーンソーで枝を落とし、長さ6メートルに揃えます。
手入れが行き届いた杉林は枝打ちといって枝を全部落としてあるのですがここの杉はまったく手入れがされてなかったので枝だらけです。ということは製材してもフシだらけ。
おらは個人的にはフシが好きなのでいいのですが曲がっていたり年輪がつまっていなかったりとあまり使えそうにありません、まー倉庫の柱や梁には十分すぎるくらいですが・・・
それをユンボでここに運んで来ます。


直径40センチの太い杉を持ち上げて運ぼうとしたらワイヤーがブッツリと切れました。ちょっとワイヤー細過ぎた、それに古いし。
この直前にこの吊り上げた丸太の下をくぐっていたのでひやりとしました。
一歩間違えば今頃病院でこのブログを書いているところでした。
みなさんもワイヤーで丸太を吊ったときは絶対に下を通らないようにしましょう。危険です。って誰もそんなとこ通らんっ  てか。

家を造って入る時。やまざるに丸太をぶつけられてぶっ飛んだ事があったよね。かなり、痛かったぞ!スー


切った枝は太い部分と細くて葉がついている部分に分けます。
奥が太い部分、これは我が家の薪になります。
手前が細い枝と葉の部分、これはどうしようもないのでそのまま腐らせます。
本当は燃やしたいのですが、今焚き火はお上がけっこううるさいので埋めるかそのまま1箇所にまとめておくか考え中。


雑草で木が見えなくなってしまいました、こうなる前にやっとけばよかったんです。
まー当分ここの片付けと草刈の毎日が続きそうです、あー楽しい ふーっ(ため息)(笑)   やまざる

今日は馬の削蹄士

2006年08月17日 | 
最近夕方には眠くなるやまざるです、こんにちは。

馬のオーディンのヒズメが伸びて気になっていたので今日は爪きり。

毎月7のつく日は矢吹の家畜市場が開くのでそこに「食いきり」という刃物を買いに行って来ました。
一般の人は入れませんがおらは顔パスつーことで。
なんちゃってよく例の高橋さんと来てたので一般の人も入れるのを知っていたのです。でも普通の人はセリに参加できません。
おらは高橋さんに頼めば買えるけど・・・以前高橋さんが「馬やヤギが居るんだから牛も買ってやるから乳しぼれ」といわれました、ちょっとその気になりましたが乳牛は毎日何十リットルも乳が出るらしい、そんなに飲みきれないし、しぼらないと乳房炎になってしまうと聞いてやめました。

結局市場に来たはいいけど目当ての露天商が来ておらず買えませんでした。


市場の内部。
たまにヤギや馬もセリにかかるんだけどほとんどが乳牛と和牛です。
安いのは一頭10万円以下です。高いのは60万円という奴もいます。
月齢や種類によってさまざまですが高橋さんはそれを半年位肥育して倍くらいの値段で売ってます。
皮算用をしてあげたら「そんなことは計算しないでいいんだ」と言われてしまいました。でも結構儲かるみたいです。
「馬は金にならないから牛をやれ」と言われていますのでもしかしたら将来牛の肥育もやるかも。


市場内にある牛頭観音。


これが「クイキリ」
市場にもホームセンターにも無かったけれど、矢吹町の個人商店の金物屋に置いてありました。でも袋には「高級園芸品 根切り」と書いてあります。
一応店主に聞いてみました。
おら「これで馬のヒズメ切れますかねー」
店主まじめな顔して「これなら鉄でも切れる」
そんなオーバーな!!
相当売れ残っていたらしくホコリや色あせがすごい。
売りたいのは分かるけどそこまで言うか(笑)


伸びすぎてご覧の有様。
今きれいにしてやっかんな。


まずは裏掘りといってヒズメの裏側の掃除をします。
これは掘る前、土やごみで爪の裏が見えません。


これが掘った後、専門の道具は無いので大工さんが使うカスガイを加工して自作しました。右足内側(奥の足)に見えるグレーの楕円形はさてなんでしょう?分かる人は相当な馬好きです。答え 指の退化した跡です。因みに今の馬のヒヅメは中指です、指一本で立ってるなんてすごい!


いよいよ今回のメインイベント、の根切りの登場。
さすが鉄も切れる根きり、よく切れます。(笑)


左足はいいんだけれどこのように右足の場合、通常は右手で足を持って左手で作業(裏堀り等)するんだけれどくいきりを左手で扱えないのでご覧のような中途半端な体勢に・・・


最後にヤスリで形を整えて終了。

一頭で汗はびっしょり腕はパンパン腰はぎしぎし 情けない。

今日はエスカップではなくグロンサンにしたやまざるでした。