ハツタケは、シーズンの初めに出るので、初茸の名がついています。小さい松の根本付近に発生することが多いキノコです。傷が付くと赤や青色に変化し、他のキノコと間違えることはまずありません。素人向けかな。近縁にアカハツというのもありますが、食えないこともない。。。というか、食べる人もいます。
食べ方は、虫がいることがあるのでゴンド(松の葉等のごみ)を取り除くときに鷹の爪等の南蛮と一緒に一時間くらい水につけておきます。掃除をした後、普通のキノコと同じように汁物に入れて煮ます。適当にアクを取りながら味付けをします。汁ものの初茸は食感が悪いので出汁だけを取り、食べないのが普通です。
一方、ハツタケご飯はハツタケそのものもおいしいです。ハツタケご飯は、掃除したハツタケを裂いて酒、醤油、出汁、砂糖、味醂で煮込みます。味付けは、ちょっと濃いめです。キノコから水がでるので、水は入れません。泡が出るので、火加減をしながらアクをとり、冷めたら完成。ちょっと煮こごり状になります。これを白飯にまぜまぜして出来上がり。。。普通のマツタケご飯みたいにして作るタイプもあるようです。ちなみに、香茸も一度煮こぼしてから佃煮にして、香茸ご飯にすると相当うまいです(^q^)
そういえば、シドニーに行ったときに、八百屋ででっかいハツタケらしいものを売ってました。近縁のキノコだと思いますが、日本で買うよりだいぶ安かった記憶があります。たくさん佃煮にして、日本に輸出すれば儲かるかも♪
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