れっつ、すっぴん、トーク

飾らない素直な思いを綴りたい。
すっぴんでお喋りできたら嬉しく思います。

ほっこり和ガラス

2007-05-28 19:55:56 | Weblog
今日は、寒い寒いと天気予報で言っていた。
朝は涼しかったが、午後はそうでもなかった。
私は、面倒なのでこのまま半そでで通そうと思う。

さきほど、夕食が済み、大量の洗い物がシンクに山積みになっていた。
私は、基本的に洗うことは好きなのだ。
食器洗い、洗濯は楽しんでやっている(そうでない日もあるが)

「ああ、今日も沢山の洗い物が出来る、ストレス解消じゃあ~!」と思っていた。
そこへ思いがけず夫の「こんなにあって、大変だね。」のいたわりの言葉が。。。
妻は嬉しかった、そりゃあ、もう。

今日は(豚シャブ)だったので、お気に入りの和ガラスを取り皿に使った。
ちょっと茶色がかっていて、底面の裏側に花模様が入っている。
四枚しかないので、慎重に扱っている。

このお皿との出会いを書こうと思う。

5、6年前に箱根町に住んでいた時のことだ。
箱根は観光地として知られているが、住んで見ると交通の便が悪かった。
移動手段はバスか、自家用車しかなかった。

買い物は静岡県の御殿場市まで行くことが多かった。
トンネルを越えると静岡県だった。
実はそれまで、箱根町は静岡県にあると思っていた私。

ある時、買い物の帰り道で面白い看板を見つけたのだ。
それは「のみの市、やってます」というシンプルな物。
それも→でひたすら表示されていて、半信半疑で行ってみた。

そこは、駐車場くらいのスペースで数人が店を開いていた。
店主達ははっきり言って気だるそうだった。

めぼしい物もなく車へ向かおうとした時、ちょっと気になっていたお店に寄る気になった。
そのお店には和ガラスがおいてあったのだ。

ちょっとレトロ、ちょっと大正っぽい。
このお皿はそういう第一印象だった。
四枚で2800円くらいだった。

迷っていた私に退屈そうに店主はこう告げた。
「それが最後の四枚だよ。」
どんな饒舌なセリフより、私には魅力的に響いた。

そして、我が家の仲間となったお皿達なのだった。

そんな出会いを思いだしてほっこり幸せ気分になった。
夢想したり無心になったり、お皿洗いでリフレッシュ出来るなんて安上がりな私だなあ。
コメント (8)
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