「急ぐぞ!」
「あう。」
リュックを背負った小学生と思われるガキの二人連れ。
場所は立川駅の中央線下りのホーム。
時は7月20日。終業式から数時間後。
一人は変わった外見のない、普通な男の子。でも、彼がリーダーシップを握っているらしい。
相棒は、坊主頭に稲妻形のソリを入れ、迷彩シャツの男の子。彼は背中に中型のを一つ、おなか小型のを一つ、ふたつのリュックを抱えている。
夕方の立川駅は混む。二人は駆け出したいぐらいなんだろうが、大人の人波がそれを阻止する。ダラダラと階段を登る大人たち。早く早くと先を急ぐ子供たち。
階段を登りきり、人波がとだえると、二人の男の子はダッシュでどこかへと消え去った。
どこへ行くのだろう?塾の合宿か、田舎の親戚の家か?なんにしろ、行動力のあるガキどもだ。今さっき夏休みに突入したとたんに駆け抜けて行きやがった。
駅の構内で、フト周囲を観察してみると、まわりにはリュックを背負ったガキがチラホラと繁殖している。みんな、楽しみにしてたんだろうな。今日という日を。通信簿さえなければ最高だね。
「あう。」
リュックを背負った小学生と思われるガキの二人連れ。
場所は立川駅の中央線下りのホーム。
時は7月20日。終業式から数時間後。
一人は変わった外見のない、普通な男の子。でも、彼がリーダーシップを握っているらしい。
相棒は、坊主頭に稲妻形のソリを入れ、迷彩シャツの男の子。彼は背中に中型のを一つ、おなか小型のを一つ、ふたつのリュックを抱えている。
夕方の立川駅は混む。二人は駆け出したいぐらいなんだろうが、大人の人波がそれを阻止する。ダラダラと階段を登る大人たち。早く早くと先を急ぐ子供たち。
階段を登りきり、人波がとだえると、二人の男の子はダッシュでどこかへと消え去った。
どこへ行くのだろう?塾の合宿か、田舎の親戚の家か?なんにしろ、行動力のあるガキどもだ。今さっき夏休みに突入したとたんに駆け抜けて行きやがった。
駅の構内で、フト周囲を観察してみると、まわりにはリュックを背負ったガキがチラホラと繁殖している。みんな、楽しみにしてたんだろうな。今日という日を。通信簿さえなければ最高だね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます