墨汁日記

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子はかすがい

2007-06-21 19:46:10 | 駄目
 どうも、毎度。

 今晩も、、、。えー。

 いやぁ。
 どうも、なんか暑いですな。
 蒸し暑い。
 もぉ、ホント最近。
 蒸し蒸しっと蒸しますよね。
 もう、蒸し蒸し蒸し。
 ついつい、なんだお前は虫かって突っ込みたくなるような蒸し暑さでして。

 えっ?

 そんな突っ込みはしない?
 お前だけだって。
 
 暑いなら素直に暑いと言え。

 はぁ、なるほど。ごもっとも。
 まぁ、ですが人それぞれ。暑がり方もそれぞれ。
 と、

 まぁ言う事で。

 暑気払いに小咄でもひとつ。

 えー。

 子はかすがいと申しますが。

 あー。

 かすがいってのはですね。

 もちろん製菓メーカーのカスガイの事じゃございません。
 子供をお菓子みたいにポリポリ食べちゃいけない。
 また、当然にして子はカスが良いと言っているワケでもない。

 そのこころは。

 うーんと、こころは無いんですけど、ようするにかすがいって大工さんの使う金具の事です。
 金具。ってか。
 ようは釘なんすけどね。
 閉じる前のホッチキスの芯みたいな形をしていて、木材同士の仮り止めなんかに良く利用しています。
 マトモな建材じゃないですよ。
 ホチキスの芯を互いに突き刺した割り箸を2本、かろうじて立たせている状態を想像してみて下さい。
 想像するだにグラグラでしょ。
 グリとグラもビックリみたいな。

 かすがいと材木だけで出来た家には住みたくない。
 てか、完成も無理でしょう。
 ちょっと揺らしただけで壊れそう。

 まぁ『子はかすがい』って言葉の裏には、子はかすがい程度って隠された意味もあるのかもしれませんが。

 てなワケで。

『てぇへんだ! てぇへんだ!』

 いきなり本題ですよ。
 本題!
 そこの寝ているお客さんも。

『どうしたい。八っあん。そんなに慌てて』

『熊さん、大変だよ。うちの女房が貝を産みやがった!』

『大丈夫かい。八っあんは慌て者だからなぁ。この間も女房が卵を産んだって言うから見に行ったら、卵を踏んだだけだったし』

『こんどこそ。てんてんちきのおお大事だぃ! うちの女房の奴、本当に貝を産みやがった!』

『で、奥さんは何貝を産んだんだい?』

『聞いて驚くなよ。子安貝だよ。べらぼぉめぇ!』

 えー。

 てなわけで。

 コホン!

 これが本当の『子は子安貝』

 では、お後がよろしいようで。

 、、。

 え?

 よろしくない?

 全く?

 少しも?

 なんなんですか。
 いや。
 たしかに下らないダジャレを言ったのは謝ります。
 だから、その、また下らないダジャレかよっていう失望に満ちた暗い目つきだけは止めて下さい。

 あっ。物も投げないでっ!

 マジ痛いってば。

 あー。

 うー。
 
 私も貝になりたい。