確かに、骨格とかはもって生まれたものだが、見た目は心がけだ。ブスはブスでよいという心の結果がブスにさせる。本当に女性は大変だ。
もう、何年も前の話ですし、あまり話もしなかったので記憶に無いかもしれません。
同僚の方から貴方のアドレスがこれprotozoa@xxx.xx.comだと聞き、いきなりメールしました。
それで、今更の告白です。
貴方の事がずっと好きでした。
でも、あの頃の私は結婚していましたし、迷惑をかけたくないという思いで声をかけられないまま終わりました。
何故、今日メールをしたかと言うと、実は離婚したんです。
先月です。
都合良い考えはあなたを傷つけると思いましたが、ずっと思い続けてたのです。あの頃の貴方は本当に真面目で、素朴で、そんな雰囲気に惹かれていました。
でも、当時の私は主人への不満もあって、遊びまくっていました。
貴方とは釣りあわないと思って押さえていました。でも、貴方を好きな思いは今でも変わりません。
貴方なら心から真剣に愛せるかなって。
当時は、どんなに真剣な気持ちでも不倫にしかなりえませんでした。でも、今の私なら、受け入れてもらえるかなと思って、勇気を出して告白します。
私の、思いを、真剣な気持ちを受けとってください。
私の携帯番号はご存知無いはずですので、連絡頂ければ、すぐ教えます。
お忙しいとは思いますけど、時間のある時でかまいませんのでお返事ください。
本心を告白すると必死です。貴方のお返事が本当にいただきたいのです。
心よりお待ちしています。
去年くらいだったかなぁ。井川リカコを名のるスパム・メールの送り主が一世を風靡したのは。
「私のパソコンに添付ファイル付きのメールを送ってこられましたが、ウイルスが怖くてひらけません!」
どうしたらいいんでしょう、ぜひご返事くださいとか言って、目的のアドレスまで誘導しようという作戦だ。
新手なスパム形式で、一部で話題になっていた。
それ以来、この手のスパム・メールが多くなり、女性名のメールがやたら俺のパソコンに届くようになった。
おかげで、うちのおふくろと同じ名前の女や妹と同じ名前の女などから、実は好きでした! とか愛の告白を受けてしまい、ついつい笑ってしまう。
だが、実は俺はこの手のスパム・メールが好き。
以外に真剣に読んでいる。中には、魂のこもっている闘魂のスパムもあり、思わずキュンとなる事すらある。
ところで、今日、かなり突っ込みどころ満載のスパム・メールが送られてきた。あまりに突っ込みやすいので、本来はボケである俺が突っ込んでみることにした。原文を失礼ながら勝手に紹介させていただく。
>私の事を覚えていますか?
でも、8年前の話ですし、あまり話もしなかったので記憶に無いかもしれませんが…。
同僚の斉藤さんから雄二さんのアドレスがこれprotozoa@xxx.xx.comだと聞き、いきなりメールしました。
それで、今更の告白なんですが、雄二さんの事がずっと好きでした。
でも、私は結婚していましたし、困惑させたくないと言う思いで声をかけないままになってしまいました。
じゃぁ何故メールをしたかと言うと、実は離婚したんです。先月ですが。
都合の良い考えは雄二さんを傷つけるとは思ったんですけど
8年間思い続けてたので…メールしたい衝動を抑えられませんでした。
雄二さんは生真面目で、素朴で、そんな雰囲気に惹かれました。
でも、当時の私は主人に不満もあってか、浮気したり遊びまくっていたので…。
雄二さんとは釣りあわないと思って押さえていました。
でも、雄二さんを好きな思いは今でも変わりません。
この人なら心から真剣に愛せるかなって。
当時は、どんなに真剣な気持ちでも不倫にしかなりえなかったのですが
今の私なら、受け入れてもらえるかと思って、勇気を出して告白します。
私の、8年間の思いを、真剣な気持ちを受けとってください。
私は引っ越してはいないので、以前と同じ501号室に住んでいます。
携帯はご存知無いはずですので、連絡頂けたら教えます。
お忙しいとは思いますけど、時間のある時でかまいませんのでお返事ください。
本心は早くお返事いただきたいのですが…。
心よりお待ちしていますね。
出だしは良い。スパムの常套手段である。
だが、いきなり8年前かよ! それじゃ駄目だろ。例えば、今20才の男の8年前は何才だ? 12才だよ。12才に同僚がいるか? いやいない。この時点ですでにもう若者向けではない。30才以上のおっさんしかひっかからない。
同僚の斉藤さんは、まぁ良いとして。俺の同僚に斉藤さんはいないが、いる確率の多い同僚の名前だ。
でも、だが、なぜか、いきなり雄二さんだ。
頭がクラっときた。相手の名前をいきなり名指ししてどうするつもりだ!
これでもう、だまそうにも、8年間以上の勤務経験があり、なおかつ同僚に斉藤さんがいる「雄二さん」しかだませない事となる。範囲せまっ!!
そのぶん、8年間以上の勤務経験があり、なおかつ同僚に斉藤さんがいる「雄二さん」には、マジかよ的なインパクトを与えるだろうが、でも、果たしてそんな雄二さんはこの世に何人ぐらいいるのだろうか?
>「雄二さんは生真面目で、素朴で」
う~ん、ますます範囲が狭まっていく。
>「私は~浮気したり遊びまくっていたので…」
そんな人間が一人の男を一途に思い続けられるのか?
>「当時は、どんなに真剣な気持ちでも不倫にしかなりえなかったのですが今の私なら、受け入れてもらえるかと思って、勇気を出して告白します。私の、8年間の思いを、真剣な気持ちを受けとってください」
このあたりは泣かせる。タイピングに魂がこもっている。
>「私は引っ越してはいないので、以前と同じ501号室に住んでいます」
離婚した女が以前と同じ住所なのかよ、リアリティ薄っ!
そんなで、該当する雄二さんはすぐにお返事するように。ちなみに彼女の名前は洋子さん。うちのおふくろと同じ名前だ。
>fanfan8677sansan@yahoo.co.jp