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墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

あなたは単何形?

2009-02-13 20:12:37 | 駄目
 パンの製造工程は時間にしばられている。
 パン屋は時計がないと仕事にならない職業なのであるが、腕時計しながらパンは作れないので壁にかかった掛け時計が行動の基準となる。
 
 工場の掛け時計が止まった。

 職場の先輩がめん台によじのぼって時計を調べた。おりてきた先輩は言う。

「時計の電池が切れてるみたい」

 では、俺が電池を買ってきますと先輩に電池が単何形かを尋ねた。

「え、単2か単3だと思うんだけど。普通の大きさの電池が1本だったよ」

 単2か単3で普通の大きさの電池が1本?

 まぁ普通って言ったら単2だろうと、単2を1本買って戻ったら、先輩にコレじゃないもっと細長いのと言われた。結局、時計の電池は単3だったのだが、単3が普通の電池と言う先輩の感覚に俺はコレって年代差なのだろうかと思ってしまった。

 先輩は俺より10歳ほど若い「ファミコン世代」で、この俺は今年で40才。

 俺にとって普通の電池と言ったら単2形だ。
 時計もラジオもポータブルレコードプレーヤーもラジカセも、おもちゃの電車もたいてい単2で動いていた。
 単3ってのは、リモコンとかウォークマンとかゲームボーイなんかに使う特殊な電池という認識が俺にはあった。
 でも、いま30歳ぐらいの人達にとって、リモコンや携帯ゲーム機はごく普通のアイテムだ。そういや、最近あんまし単2を使わない。

 あなたにとって「普通の電池」と言ったら単何形ですか?

 ちなみに、俺のチンコは単4サイズです!


バタールでござーる

2009-02-12 19:37:12 | 駄目

 作家の司馬遼太郎さんは戦争中に戦車兵だったそうだが、俺は真冬に会社の車を洗車した事がある。真冬の洗車は辛いよね。

 さて、俺はパン屋なんだが、今日お店で年配の女性客から話しかけられた。

「ねぇ、このバタールにはバターはどのくらい入っているの?」
「え、バターでございますか?」
「だって、バターが入ってるからバタールなんでしょ」

 そ、そうきましたか。
 あのですね、ずんぐりむっくりしたフランスパンをバタールと呼んでいるだけで、フランスパンには小麦粉に塩と水しか基本入ってないのです。これはパリジャンにパリジャンが入っていないのと同じ理屈ですよ。
 と、教えようかなと思ったが、お客様の勘違いを正すのも気が引けるのでこう答えた。

「申し訳ありません。あいにく当店のバタールにはバターを使用していないのです」

 すると、バタールにバターが入ってないなんてまるでサギ商法じゃないというような、あきれた目でお客様は俺を睨むと、「じゃぁ、こっちをもらってくから」と食パンを買われた。

 まぁ、お客様は神様ですから。


含蓄添加!

2009-02-12 00:02:11 | 駄目
 俺の言葉には常に『含蓄』がアンチエイリアスとかかっている。

 それでは、含蓄とは何か?
 言葉の添加物である。

 ではなぜ、食品にいわゆる添加物など入っているのだろう?
 消費者に対して科学的に安全や美味しさをアッピールとアピールしたいからで、とくに別に意味なんかないんだよ。俺らのような入れる立場の人間としてはさ。

 含蓄とは、知識や良識でもって読者をいいようにねじ伏せたいという欲望がすきますきまに挟まれた言葉の食品添加物である。
 
 人に優しく自分に厳しくなんて無理だよ。

 人に優しい人間は、自分にも甘い。
 自分に厳しい人間は、他人にも辛い。

 俺は過去、毎日のように時々さぼりながらもタイピングしつつためしていた。飾らない本当の自分なんてモノをはたしてタイピング表現できるのだろうか?
 答えは無理。

 表現とは飾りである。常に表現は装飾だ。すべてはデザインである!


元祖中2病

2009-02-10 19:50:45 | 駄目

 皆さんは『中2病』という病気をご存知であろうか?
 俺はご存知だ。知らないヤツはググれ!

 そんなで、若い頃の俺は根拠の全くない自信に満ちあふれていた。自分で自分を「天才」だと思い込み、ごく親しい知人には「俺って天才」だと宣言して困らせていた。
 そんな俺も今年で40才になる。
 そして知った。

 中2病という病気があることに。
 そして、その症状のほとんどだいたいのだいたいがっ出力120パーぐらいで発症しているのだっ。この俺にはっ!

 つまり、若い頃の俺はただの「誇大妄想気味だがなんにもできない変な困った奴」だったのだが、今では「中2病」の一言でカテゴライズされるのである。時代がやっと俺に追いついてきたなって感じだ。元祖中2病な俺にとって。

 馬鹿と中2病は死ぬまでなおらない。
 夢(妄想)みて奔れ。


お詫びと近状報告

2009-02-10 09:37:37 | 駄目
 いやなんか、作文がどうも書けなくて。
 もともと文章を書くのは早い方ではなかったし、苦手でした。

 そんな俺でも、けっこうな量の作文を垂れ流しの大量生産たいぴんグゥしていた頃もあったのですが、そんな時代をご記憶の方はまだおられるのでしょうか?
 作文を書かなくなってから1年くらいたちました。もはや当時の俺の作文を読んで下さっていた読者の方々はほとんど離れていったものと思われます。

 じつは、今このブログの閲覧数は最盛期の3分の1程度です。
 まぁ、ほとんど『お絵描きブログ』となり、どこが『日記』やねんと唸る突っ込みの右手な状態ですから、て、えーと俺が何が言いたいかというと、ようするに、下手な絵なんかを書いているよりも作文を書いた方が「閲覧数」を稼げるという事なのです!

 なら作文書いていた方がよくね?
 ってはなしになるのですが、残念ながら俺はタイピングよりも、下手クソな美少女イラストを描いている方が楽しいのです。
 常に快楽を最優先に優先させるのが俺という漢という件。
 という破滅的な性格をしているので、読者受けなんかよりも、ついついやりたい事を横断歩道に猪突猛進。あ、えと、今年は丑年でしたから、ヒラヒラはためく赤い布に突進する闘牛のような(まめ知識コーナー。牛は色盲なので赤色に反応して突進するのではないのですよ)お馬鹿加算な二酸化炭素!

 まぁ、本当なら1番いいのは、ライトめな作文とヘタなイラストの2本立て構成でいけばいいんでしょうけど、そこまでは時間がない。リアルな現実として「お絵描きで手一杯!」というリアルゴールドなのです。

 だいたい、最盛期の閲覧数でも1日300。最近は100程度の閲覧数。
 もともとの最盛期と言っても、どこが最盛なのよサッパリじゃん的なたいした影響力のある数字じゃなかったわけです。
 よって、べつに取り戻したいほどの過去の栄光じゃございません。

 そんなで、これからも好きなようにやらせていただきますが、最近タイピングするのが非常におっくうになり、コメントへのかえしがほとんどできていません事を最後にお詫びしてこの作文を終了いたしたいと思います。
 ごめんなさい。